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SPO2の数値の信頼性
肺炎の末期の患者さんで、何日か酸素4Lを流していました。 その方は、今朝亡くなりました。 下顎呼吸をされていて、無呼吸も頻繁に見られて そのような呼吸状態が24時間ほど続きました。 指先に冷感があったので、時どきSPO2は測定不能と なってしまいましたが、表示されるときには必ず正常値。 98~100パーセントで、「100」と表示されていることが 多かったです。 全身にチアノーゼも出ていて、明らかにつらそうだったのですが、 なぜそのような数値が出るのですか? ベッドサイドモニターで連続でチェックしていたのですが、 ポータブルのパルスオキシメーターで測っても同じでした。 ちなみに血ガスはとっておりません。 ナチュラルコースでした。 よろしくお願いいたします。
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- manma_chan
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器械の種類にもよります。 SpO2>90%以上では結構信頼できる器械も多いと思います。 ネルコアはすこし高い目に出ます。 マシモは、個人的にはあまり信用していません。はずしていても、 波形が出る事があります。 ドルフィンはかなり信用できると思います。循環が悪い場合には low perfusion(日本語で、低灌流とでも言うのでしょうか)と アラームがなります。 ポータブルのものでも、オニックスのものはかなり精度はましであると思います。 参考にはなりますが、やはり血液ガスが、最終的には必要であると思います。血液ガスでは、ガス以外にもアシドーシスの程度も見ることはできるので。 でも、頻回にガスを、末期患者にいちいち針を刺して取っていると、 採血した穴からの出血が止まらなくなり、血まみれになってきます。 いつも採血できるようにAラインを入れても、その周りから、血がにじみ出てきます。 どのような状態か分かりませんが、末期患者に、侵襲を少なくするという点では、パルスオキシメーターは画期的なものであると思います。 だいぶ、質問からそれたかもしれませんが、いかがでしょうか?
- orthopaedist
- ベストアンサー率35% (54/151)
血液ガス分析(SaO2)と経皮的酸素飽和度(SpO2)は、 経験的にはよく相関していると思います。 (でないと、使い物にならない) ちなみに、努力呼吸やチェーンストークス呼吸でも、 酸素化されていることはあります。
お礼
いまさらになってしまいましたが、回答ありがとうございました。 努力呼吸、チェーンストークス呼吸でも酸素化されてることが あるのですね? 自分で調べたりもしましたが、なかなかわからなくて。 詳しく載ってないんですよね。。 ありがとうございました!
- ebisu2002
- ベストアンサー率59% (1878/3157)
飽和度が悪いと想像したのに表示は良かったことが納得いかないとのことですね。 チアノ-ゼが酸素化が悪いためによる中枢性のものであればそう考えるのも無理はありませんね。チアノ-ゼが目の粘膜などにあることは確認なさったのでしょうか? http://www.jhf.or.jp/check/consulting1/tia/tia.html 外見的なチアノ-ゼであれば酸素化が悪いことばかりでなく末梢循環の低下でそう見える末梢性チアノ-ゼだったことも想像され指先の冷感とも一致します。こうした場合にはパルスオキシメーターでの測定も誤差が増えるのですが本当に酸素化はそれほど低下していなかったことも考えられます。 当然、呼吸状態は悪いのでしょうが、酸素投与によって補正されて酸素濃度はそこそこ上昇している状態です。しかしこうした場合、酸素濃度が上がると呼吸は低下してCO2濃度は上昇しているCO2ナルコーシスとなり、意識低下などの状態悪化につながることも想像されます。 回答にはやはり血液ガス測定が必要です
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 チアノーゼにもいろいろな種類があるのですね。 あらためて、医療に携わることの難しさを感じました。 業務に追われて、疑問もそのままにしていたことが 恥ずかしく思います。 「今更聞けない」ということも、よくありますし。 参考URLもありがとうございました。 質問させていただいて、よかったです☆
お礼
器械によっても、多少の誤差がでるということですよね? 確かオニックスだったと思うので、精度はよいということでしょうか。 ベッドサイドモニターは、どこのメーカーだったか忘れましたが。 末期患者さんの侵襲を最小限にとどめる・・・とても大事ですよね。 ガスをとらなくてはいけないことも、承知ではありますが。 考えれば考えるほど難しいテーマ(?)ですね;; 回答ありがとうございました。