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青色申告 サンプル品の仕訳

青色申告なんですが、 無料配布したサンプルの仕訳方法を教えてください。 以前税務署に電話して聞いたら、 借)販売促進費 貸)仕入高  ということだったんですが、何か変だと感じたので、 今日税理士さんに聞いたら、 毎月の棚卸し金額をその分マイナスにしておけばよい、と言われ、 やよいの青色申告の仕訳アドバイザーを見ると、 借)販売促進費 貸)売上 となっていました。 更に、サンプル品は通常商品と同じものなのですが、 原価で乗せるのか、売価で乗せるのかどちらになるのでしょうか? どこに聞いてよいか分からなくなりましたので、 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

仮に80円で仕入れた商品を、100円で売っていると仮定してみます。 前提として、(仕入80/現金等80)の処理が最初にされているわけですよね。 ごく単純に一つの取引だけを考えてみた場合。 税務署の考え方。 仕入が80減って、経費が80増えるので80のマイナス。 税理士の考え方。 80のマイナスは変わらないが、その分売上利益率がどんどん下がる。利益率は、各年の変動や、同業他者との比較の数字を税務署は把握しているので、多額に発生している場合は特に、不自然な感触を与えてしまいます。損益計算書からの営業成績の把握を考えても、正確な数字がつかめなくなってしまいます。 やよいの青色申告の仕訳アドバイザーの考え方。 仕入れた段階での80のマイナス+売上100-販売促進費の100のマイナス、になりますので、結果は同じ。利益としては同じですが、販売促進費という経費になるべきものに対して、相手方に売上を立てる意味はないと思いますし、不自然な処理に感じます。上記の場合とは逆に、売上利益率が不自然に増える気がしますし。実際の問題点としては、消費税の課税事業者の判定及び、簡易課税選択の場合に不利益な扱いとなってしまいます。 私が今まで行った処理は、結局税務署からの指導と仰っているやり方です。 (1)直接仕入を減額する処理はとらずに、売上原価項目の中で、「期末商品棚卸高」の上に「他勘定振替高」と言う科目を設定して、別立てで処理していました。もしかしてお使いの会計ソフトの中にないでしょうか。 上記の考え方からして当然と言いますか、振替える金額は、仕入原価を用います。 (2)提供先、提供個数等を明らかにして、家事消費などとの疑いを招かないように気をつけること。月別にリストを作っておく方法をとりました。一回づつ処理するのは面倒なので、このリストを基にして月末にまとめて(販売促進費/他勘定振替高)の処理を行います。

serena777
質問者

お礼

大変助かりました。ありがとうございました。 初心者なので一つ一つ仕訳がはっきりしてくると、頭の中で不明な事象が減って、仕事が楽になりますね。

serena777
質問者

補足

大変丁寧にありがとうございます。 最後に書かれておられるように期末商品棚卸高の並びに他勘定振替高を作成してやろうと思います。 その場合には、 借)販売促進費 貸)他勘定振替高 で、原価を入れればいいわけですね。 ちなみにやよいの青色申告では、個々の科目に対する賃借区分の設定があるのですが、他勘定振替高は貸方でよいでしょうか? よろしくお願いいたします。

その他の回答 (1)

回答No.2

<他勘定振替高は貸方で・・・> 弥生会計には詳しくないので、たぶんですけれど。 [貸方]の設定で良いと思います。 私の使っている他社のソフトでもそのようになっていますし。 迷われた場合には、「期末商品棚卸高」と同じ設定にしていただければ大丈夫なはずです。 No.1でした。

serena777
質問者

お礼

ありがとうございました。後は自己責任でやっていきます。 大変助かりました。

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