• ベストアンサー

【三角形の合同条件】2角挟辺?2角1辺?

数学を教えているときに、中学生の娘に問われてハタと考え込んでしまいました▲娘曰く「三角形の2角(角Aと角B)と挟んでいない1辺(辺AC)が同じなら、2つの三角形は合同ではないの?」▲考えてみれば、三角形の内角の和は180度なのですから、角Aと角Bがそれぞれ同じならば角Cも同じ大きさになるわけですよね。この時点で角Aと角C、さらに辺ACが既に同じ長さだと分かるわけです。これで2辺挟角が成立。従って2つの三角形は合同...▲つまり「2角挟辺」ではなくて「2角1辺」が相等しいならば、その時点で2つの三角形は合同である、と言えるのではないか、というのが娘の疑問です▲昔から何の疑問もなしに「三角形の合同条件」を丸暗記していた私には、至極尤もな意見であるように思えると同時に、それに対する明確な答えが分かりません。どなたか、ぜひお助け下さい!▲ちなみに「2辺挟角」が「2辺1角」では合同にならないことは理解できています▲ややこしくて、申し訳ありません。どうぞよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • puni2
  • ベストアンサー率57% (1002/1731)
回答No.5

数学の問題というより,言葉の問題かも知れません。 「2角挟辺」をきちんと表してみましょう。 二つの三角形を,△ABC,△A'B'C'とするとき, ∠A=∠A' ∠B=∠B' AB=A'B' が(全て)成り立つならば,△ABC≡△A'B'C' このとき,結果的に∠C=∠C'も成り立っています。 では,同じように「2角1辺」を式に直してみましょうか。 二つの三角形を,△ABC,△A'B'C'とするとき, ∠A=∠A' ∠B=∠B' (従って結果的に,∠C=∠C'でもある) …ここまでは良いのです。問題はその次です。 「1つの辺が等しい」 これをどう解釈するか。 「対応する1つの辺が等しい」と解釈すれば,AB=A'B'か,BC=B'C'か,CA=C'A'のどれかということになります。 この場合は,その辺の両サイドの角について考えれば,質問者さんがおっしゃるとおり,2角挟辺に帰着しますので,合同になります。 つまり,「対応する2角が等しく,またそれと同じ対応関係のもとで対応する1つの辺が等しければ,合同」です。 しかし,これを省略して「2角1辺」といってしまうと,「それと同じ対応関係のもとで対応する1つの辺」という条件を忘れてしまって,単に「1つの辺が等しい」というだけの意味で解釈されてしまう危険性があります。 そうすると,既出のように,たとえばAB=ACなどのようなケースも入ってきてしまいます。 つまり,例えば「∠A=∠A',∠B=∠B',AB=AC」も含まれるのかな, と思う人が出てくるおそれがあります。 そういう誤解の生まれる余地のないように,「2角挟辺」という表現になっているのではないかと思います。 ちなみに,残りの2つの合同条件は「2辺挟角」と「3辺」ですが, >「2辺挟角」が「2辺1角」では合同にならないことは理解できています とのことですので,最後の「3辺」について一言触れておきますと,三角形ですので,「3辺が等しい」のであれば,どう対応させようとも,合同になってしまうのです。(はしょった表現ですが通じるでしょうか)

maxvalu
質問者

お礼

とても良くわかる説明で助かりました!ありがとうございました!

その他の回答 (5)

  • mis_take
  • ベストアンサー率35% (27/76)
回答No.6

▲問題を整理し直すと...「角A=角A’」「角B=角B’」「辺AC=辺A’C’」が各々相等であるときに、二つの三角形は合同と言える か、ということになります 単に「二角一辺」と言った時に,↑のように限定して考えることは意味しないでしょうね。 「対応する二角一辺」とか言わないと。 なお「三辺」の場合,対応すると言わなくても大丈夫ですね。

maxvalu
質問者

お礼

なにを勘違いしていたのか、よく分かりました。ありがとうございます!

  • fool_ish
  • ベストアンサー率16% (2/12)
回答No.4

> 問題を整理し直すと... > 「角A=角A’」「角B=角B’」「辺AC=辺A’C’」が各々相等であるときに、 > 二つの三角形は合同と言えるか、ということになります 2つの三角形ABCと,A'B'C'とがあって,上記の条件をみたすとき, 当然,ABCとA'B'C'とは合同である.この主張は正しい. しかし,それを「2角1辺」などと言い換えてはならない, というのが,#1の指摘であり,これも正しい. つまり, > 「2角挟辺」ではなくて「2角1辺」が相等しいならば、 > その時点で2つの三角形は合同である、と言えるのではないか こちらは正しくない. 「2角1辺」の「1辺」が,対応する角に隣り合う辺である,という条件が必要であるが, 単純に「2角1辺」だけではその条件が見えず,正しい表現ではない.

  • MACHSHAKE
  • ベストアンサー率30% (1114/3600)
回答No.3

つまり同じ事です。 角A=角A' 角B=角B’ と言うことは角C=角C’ つまり角Aと角Cに挟まれるACの長さが一緒なら結局は「2角挟辺」てことでしょ?

maxvalu
質問者

補足

ありがとうございます。「2角1辺」が相等しければ、すなわち「2角挟辺」になる、ということであれば、すなわち「2角1辺」が同じ時点で既に2つの三角形は合同であると言えるのではないか?ということを疑問に思っています。なぜわざわざ「挟まれた辺」が合同でなければならないのか、「2つの角と(挟まれていなくても)1つの辺」が同じならば、その時点で三角形は合同と言えるように思うのですが...。

  • wing-777
  • ベストアンサー率30% (10/33)
回答No.2

合同の意味から考えてください。合同二つの図形が全く同じであるということを数学的に表した概念とはです。 なので角Cが同じでも辺ABと辺BCの長さが違うことがあるので合同とはいえません。相似なら言えるかもしれませんが。(相似条件忘れましたが。)

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E5%90%8C
  • tatsumi01
  • ベストアンサー率30% (976/3185)
回答No.1

角Cは確かに等しくなります。角Cと角C’と書きましょう。 しかし、等しい一辺の両側の角度はどういう状況でしょうか。一方の三角形では角Aと角Cが両側にあり、他方の三角形では角B’と角C’が両側にあるかも知れません。 したがって、一辺二角では必ず合同になるとは限らないのです。

maxvalu
質問者

お礼

あああ!なるほど、そういうことなんですね。自分の勘違いがどこにあったのか、よく分かりました!ありがとうございます

maxvalu
質問者

補足

ご意見をありがとうございます▲問題を整理し直すと...「角A=角A’」「角B=角B’」「辺AC=辺A’C’」が各々相等であるときに、二つの三角形は合同と言えるか、ということになります▲従って、ご指摘の「他方の三角形では角B’と角C’が両側にあるかも知れない」ということにはならず、等しい辺の両側の角度は、問題に示す条件により「角Aと角C」「角A’と角C’」になるように思えます▲私の側に勘違い・思い込みがあるのかも知れません。ご容赦下さい。

関連するQ&A

  • 三角形の合同条件について(中2)

    問題:△ABCと△A'B'C'において 「AB=A'B'、角B=角B'」のとき どんな条件を加えれば△ABCと△A'B'C'は合同になるか? という問題です。 三角形の合同条件は 1.三辺の長さが等しい 2.1辺とその両端の角が等しい 3.2辺とその挟む角が等しい の3つだと理解していました。 この3条件から勘案すれば、本題の解答は、 「BC=B'C'」または「角A=角A'」だと思うのですが、 子供は「角C=角C'」も答えだと言います。 それでは、1辺と2角になってしまい、合同条件には該当しないと思うのですが、よくよく考えてみるとこの条件でも2つの三角形は合同になるようです。 実のところ、正解は何なのか? みなさまのお知恵を拝借させて下さい。

  • 直角三角形の辺の求め方

    一般的な内角30度、60度、90度の直角三角形を思い浮かべてください。 90度から30度を結ぶ辺をA、90度から60度を結ぶ辺をB、30度から60度を結ぶ辺をCとします。 ここで辺Aの長さと角AC(三角定規の30度の角)の角度のみ解る時に、辺Bの長さを求めるにはどうしたら良いのでしょうか? 角ABは90度で常に直角三角形です。 辺Aの数値と角ACの数値を入れて辺Bが出せる計算式を教えてください。

  • 三角形の合同条件

    「2辺と1角が等しい」というだけでは三角形は合同だとはいえませんが(下記URL参照)、 AB=A'B'、AC=A'C'、∠B=∠B'に「AB<AC」という条件を加えると合同だと言えるでしょうか? 「AB<AC」という条件が加わると、下記URLのような状況は生まれそうもないので、合同だと言えるのではないかという気がしますが、確証が持てません。 もし、一般的に証明できるなら、どのように証明したらよいかも教えていただけると幸いです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:2%E8%BE%BA%E3%81%A81%E8%A7%92%E3%81%8C%E7%AD%89%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%8C%E5%90%88%E5%90%8C%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%89%E8%A7%92%E5%BD%A2%E3%81%AE%E4%BE%8B.png なお、これは課題やレポートではありません(念のため)。

  • 三角形の合同条件

    私は現在高一なんですが、三角形の合同条件に少し疑問があります。三角形の合同条件といえば、 ・3辺が全て等しい ・2辺とその挟む角が等しい ・1辺とその両端の角が等しい ですけど、この2つ目と3つめに疑問があるんです。習ったときは何とも思わなかったんですけど、わざわざ、「挟む角」「両端の角」である必要は無いと思うのですが…。 例えば、1辺が同じで、他の角2つを適当に取って等しくしたら、三角形は一つに決まりますよね?

  • 三角形の合同条件

    三角形の合同条件で (1)3辺がそれぞれ等しい (2)2辺とその間の角がそれぞれ等しい (3)1辺とその両端の角がそれぞれ等しい。 とあるんですが... その図形を見てもなぜ3辺がそれぞれ等しいということがわかるのか。 2辺のその間の角がそれぞれ等しいということがわかるのか。 などの疑問が生まれてきて全然わかりません... どおやったらわかるのか教えてください!!

  • 星型五角形の色々な求め方 解説

    星形五角形の先端の角の和は180°になるという説明で以下の説明をもう少し詳しく教えて頂けないでしょうか。 (1)頂点Aから1筆書きの順に頂角を足し合わせ三角形の2つの内角の和が外角の1つに等しいという関係を繰り返し使って行き最後に1つの三角形の3つの内角に行き着く。先ずa+bを加えた角がどこかの外角に出来ませんか。その角とeを加え合わせた角が3角形の外角になっていませんか。 その角と角bと角cで1つの三角形の3つ内角を構成していませんか。 すべての角の和は三角形の内角の和の180度になる。 ボールペンを星型の辺にあわせて頂角の分だけ回転させていくと、すべての頂角分回転し最初の辺に一致したところで、ボールペンが逆方向を向きます。 ボールペンの回転角が各頂点の和になります。これから5つの頂角の和が180度と求まりる。 (2)点A~Eを結んで大きな五角形を作ります。 【大きな五角形の内角の和】-【周りの五つの鈍角三角形の内角の和】 +【余分にひいちゃった鈍角三角形の鈍角の和】 (3)先ず、一番上の頂点から反時計回りにA,B,C,D,Eとします。 CとDを結びます。この時、∠B+∠E=∠ECD+∠BDC これによって、先端部分の全ての角が三角形ACDに集まった。三角形の内角の和は180°なので、求める角の和も180°である。 この3つ以外、またはhttp://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1531594このスレにあるやり方以外に求められるやり方があったらお手数ですがどうか教えて頂けないでしょうか。どうかお願い致します。

  • 図のような三角形がある。角CAB=45°、APは辺

    図のような三角形がある。角CAB=45°、APは辺BCの垂線、CQは辺ABの垂線。△AQR≡△CQBである。 直線BRと辺ACの交点をSとする。△CQBの周りの長さがa、△CSBの周りの長さがb、四角形AQRSの周りの長さがcの時、△ABCの周りの長さをa.b.cを用いて求めよ。お願いします。

  • 三角形の辺と角 正弦、余弦

    こんにちは。数Iの正弦定理、余弦定理の問題です。 a=√2、B=45°、C=105° の三角形ABCの残りの辺の長さと角の大きさを求めなさい。 A=30°、b=2 これらはちゃんとできました。 でも、cの計算をするとき、疑問があります。 bについての余弦定理で解くと、 2^2=(√2)^2+c^2-2×√2×c×cos45° 4=2+c^2-2√2c×1/√2 c^2-2c-2=0 解の公式より、c=1±√3 c>0より、c=1+√3 になります。 答えはこれで合っているのですが、 aについての余弦定理でも出せるのではないか、と思いました。 (√2)^2=2^2+c^2-2×2×c×cos30° 2=4+c^2-4c×√3/2 c^2-2√3c+2=0 解の公式より、c=√3±1 でもこれだと、bについての余弦定理で解いた答えと違います。 どういうことでしょうか? 教えてください。

  • 3角不等式の証明。

    3角不等式の証明。 3角形の2つの角が等しくないとき、大きい角に対する辺は小さい角に対する辺より大きいことの証明を背理法で中学生を対象に授業形式で20分程度で発表しなければなりません。 みなさんだったらどのような授業の構成・展開をしていきますか。 中学2~3年生相手にでも理解できるようわかりやすくお願いします。 とりあえず背理法で証明を作ってみましたが、とても20分は持ちません。 【証明】 △ABCにおいえて、∠B>∠Cならば、´AC>ABを証明する。 (1)AC=ABと仮定すると以前示した定理より、二辺が等しいならば、△ABCは二等辺三角形であるから∠B=∠C (2)AC<ABと仮定すると、以前示した定理より、三角形の二つの辺が等しくないとき、大きい辺に対する角は小さい辺に対する角より大きいため∠B<∠C いずれにしても仮定∠B>∠Cに反するから、AC>ABでなければなりたたない。 この証明を膨らませるには20分程度に膨らませるにはどうしたらいいでしょうか。 大至急お願いします!

  • 相似と合同

    ふたつ質問があります。どちらもあと一つ条件が見つけられません。よければ探す過程を教えてください。 (1)△abcの頂点aから辺bcにひいた垂線をadとする。adを直径とする円oと辺ab・acとの交点をそれぞれe・fとし、adとefの交点をgとするする時。→△afeと△abcの相似条件で分かったのは∠a(共通)です (2)円oに内接する二等辺三角形abc(ab=ac)があり、直線mnは点cで円oの接線である。また点bを通るmnに平行な直線が、acと円oに交わる点をそれぞれd・eとしaとe、cとeを結ぶ。→△abdと△aceの合同条件で、分かったのは、ab=acと∠abe=ace(弧aeの円周角)です