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マルチメディアとは?

何ですか?教えて下さい。

みんなの回答

  • aster
  • ベストアンサー率70% (374/533)
回答No.8

  「マルチメディア」とは何か、というのは、「文系の科学」でもよく、「コンピュータ&インターネット」でもよいように思いますが、このカテゴリーで質問されていますから、このカテゴリーで考えた時ということに捉えます。 マルティ・メディアは、multi-media と英語で書きます。multi- は「複数の」という接頭辞的な言葉です。medeia はラテン語の medium の複数形です。メディウム medium というのは何かというと、「あいだにあるもの・中間のもの・媒体」というような意味です。 光が水のなかで屈折するという時、光が伝達される「媒体」つまり、この場合は「水」のことをメディアム(媒体)と言います。また、振動は何かの物体などを通じて伝わります。この振動を伝える物体・物質を、「媒体・メディウム」と言います(英語では、メディアムと読みます)。 メディアはメディウムの複数で、元々「媒体」が「複数」ある状態を言います。これは、mass media(マス・メディア)から、こういう言葉が単独で歩き始めたのだと思います。マス・メディアの場合、マス(大量・塊)になっているメディウムで、広告などの時、新聞、ラジオ、TVなど複数の通信伝達媒体を使って、情報を消費者に、大量に、色々な手段(メディウム)を通じて、塊のように提供する方法や媒体のことを意味しました。 「メディア」とうのは、元々「複数の媒体・伝達手段」という意味があったのだということです。そこから言えば、multi-media というのは、「マルティ」が冗長なのです。これは多分、「新しいメディア」という意味の new media の代わりに造語された言葉だと思います。 メディア性が更に向上したメディアという意味で「マルチ・メディア」というのでしょう。 ここで「インターフェイス interface」という言葉を考えてみられるとよいのです。インターフェイスとは何のことかということです。これは、元々の意味は、「面のあいだ・面の中間」という意味で、「接面・媒介」というような訳語があります。 何か、少し質の違う二つのシステムのあいだで、二つのシステムを繋ぐための中間システム、媒介システムを「インターフェイス」と呼ぶのです。普通は、例えば、32bitなどのパラレル信号を、シリアル信号に変換するmodemが、インターフェイスであると、か、PCカードなどがインターフェイスです。 しかし、これは電気的な信号システムのインターフェイスで、物理的なインターフェイスもあります。橋を架ける時、橋本体と、それが架かる両岸の岩盤だとか、海底などの岩盤と橋のあいだに、頑丈で沈まない「支え」が必要になります。この「支え・橋梁」などを、橋と岸や海底面などのあいだの「インターフェイス」と呼ぶことがあります。 こういうのは「物理的インターフェイス」と言いますが、インターフェイスの基本的な意味が分かっていると、こういうことも理解できるのですが、電気的インターフェイス、特に、信号システムの変換インターフェイスしか知らないと、こういう物理的インターフェイスとは何か、よく分かりません。 「インターフェイス」は、それが使われる場面で、色々な働きをするもので、色々な種類があるのです。「マルチメディア」の場合も、それをどういう場面で使うかで、色々な意味になって来ます。 「マルチメディア」というのは、メディアの複合化したものだとも言えるのですが、普通に「メディア」というと何のことかと言うと、新聞、ラジオ、TV(通常、衛星、ケーブルなど)などの情報伝達手段と、それを通じて情報を送る、新聞社、TV局、また広告代理店なども意味します。 パソコンについて「マルチメディア」というと、パソコンに備わっている情報処理機器や、情報通信媒体が複数あり、複合化しているのだということになります。昔のパソコンにもディスプレイやプリンターが付いていました。 マルチメディア・パソコンというキャッチを付けるには、従来にない、情報処理機構や媒体をパソコンが搭載しているのだということになります。例えば、CD-ROMドライヴを載せることで、3.5インチ・フロッピDよりも、ずっと高速の情報送受信が可能になり、また音楽CDをこのドライヴで再生でき、出力もスピーカに出すとか、また、ビデオ再生もコントロールできるとか、TVチューナーも備えていて、TVも見えるとか、最近ではDVD再生装置も加わって、音、声、音楽、静止/動画映像などを扱えるようになったパソコンが、マルティメディア・パソコンだということになります。 無論、インターネット接続もマルチメディアに入るのです。 これは、個人が使うパソコンを中心にして考えた場合ですが、情報の発信側、送信側ではどうかというと、パソコンのマルティメディア化と平行して、またはそれを越えて、送信情報のマルティメディア化というものが考えられるのです。 インターネットを通じて、電話ができるとか、FAXが送れるとか、無論、メールは送れるのですし、サイトを通じて、音・声・音楽・映像・記事も送れ、新聞も、サイトから読むことができ、更に海外のサイトの情報も、まだまだどうしようもありませんが、「翻訳システム」を通じてアクセスできるようになったということが送る側、マス・メディア側のマルティメディア化でしょう。 雑誌に昔はフロッピの付録があり、最近はCDからDVDになり、雑誌も「マルティメディア雑誌」ということになります。 あるいは三次元CG動画などの場合、レンダリングというのを行いますが、これは「演奏」に該当するもので、複合情報を統合して、演奏を行うものだということになります。つまり、音や色彩や、絵や、それらの動的総合効果を演出する操作で、マルティメディアCGだとも言えます。 映画でもマルティメディア映画が考えられ、ステージや劇もマルティメディアになり、情報伝達・利用が関係する場面・分野では、どこでも「マルチメディア化」というのが可能になります。 TVのマルチメディ化、衛星放送のマルチメディア化というのも言葉として珍しくなく、従来使っていた情報伝達媒介よりも、もっと多数の複合した媒介によって、多様な形の情報送信を行うのが、マルチメディア化だということになります。 どこまで、マルチメディア化が進むのか、どこまでこの言葉が展開され、使用されるのか分かりませんが、多様な形態の多様情報を、多様な複数の方法で同時的に発信し、また処理するシステムが、マルティメディア・システムでしょう。 今後のマスコミや社会の宣伝効果などで、いまやマルチメディア時代は去った、今後は、ウルトラメディア時代だとか、スーパーメディア時代だとか、そういう言葉が出てくるかも知れませんが、それは、更にマルティメディア化が進展したというような意味でしょう。 情報交換や情報伝達、情報処理のマルティメディア化は極限までも含むはずで、別の言葉が出てくる時、それは、より新しいコンセプトを強調したい場合でしょう。 医学、技術、科学、文学、音楽、芸術、娯楽などの分野でも、マルティメディアになっている訳で(マルティメディア機器を使って、医療や技術開発や、科学研究を行っているのです。また文学や芸術、音楽、娯楽もマルティメディア化している/しつつあるのです)、もっとマルティメディア化が進むと思いますが、コンセプトが大きくなったと言って、別の「名前」を付け、それがまた一般化する可能性もあります。  

  • k-family
  • ベストアンサー率34% (180/523)
回答No.7

皆さん全員正解だと思いますので、別の観点から。 マルチメディアは、ニューメディアが失速したので作り直した言葉かと。

  • vio
  • ベストアンサー率53% (55/103)
回答No.6

英語圏でも”Multi-Media"「マルチメディア」と言う言葉を使います。 mediaとはmedium(情報伝達手段)の複数形、つまり1つ以上の情報伝達手段 の使用ということになります。 私は舞台の勉強をしていますが、舞台で"multi-media"というと、映像を 取り入れたり、スライド等の投影を取り入れたりする形になります。 舞台演劇と映写の2つの異なったmediumを使ったものということですね。 デジタル化されたものだけがmediumと呼ばれるのではなく、舞台演劇も れっきとした「情報伝達手段」の一つです。

回答No.5

・・・わかりません。 使っている側もわかっていないんじゃないですか? わたしの友人で、パソコンや家電を作っている超有名家電最大手メーカーに勤めている奴がいます。 で、「マルチメディアパソコン」というキャッチフレーズのパソコンが発売され始めた頃(ちょうどwin95が登場する直前)、その会社も「マルチメディアパソコン」と銘打って新しいパソコンを販売し始めました。 で、わたしは奴に「マルチメディアパソコンってどういう意味だよ」って聞くと、 「CD-ROMがついていてゲームができるようなパソコン」だと言っていました。 当時はまだ商用インターネットも解禁されていなかったので、CD-ROMが付いているだけの意味でメーカー側が「マルチメディア」と呼んでいたんですね。 ま、今では、いろんなメディア(媒体)をパソコン1台で利用できる・・・という意味に発展しているようです。確かにパソコン1台でCDは聴ける、DVDは見れる、インターネットにつないで文字情報は読める、音楽も聴ける、映画も見れる、うまくやればテレビも見れる・・・わけですが、このOKWeb/教えてgooに、毎日嵐のようにパソコン不具合の質問が寄せられている現状で、何がマルチメディアだよと思いますよね。 まあ、わたしは「メーカー側が勝手に作り出した奇妙な用語」程度にしか思っていませんよ。

noname#1733
noname#1733
回答No.4

もっとズバリ言えば「マルチメディア」とは、MS-DOSからウィンドウズにOSがだんだんと変わるに伴い、各メーカーが新型のパソコンを売り出した時の「宣伝文句(キャッチコピー)」として適当に作った言葉でしかありません。 ですから、「意味」は全て後から付けられています。

  • westpoint
  • ベストアンサー率35% (173/482)
回答No.3

情報を得るのに、複数の伝送手段を使うことで、特にデジタル化された情報の場合に使う言葉だと理解しています・・・勝手に。(笑) そうした言葉がなかった時代から、例えばニュース情報を入手する場合、テレビやラジオの「電波による伝送手段」から速報を入手し、新聞という「毎日配信される、紙に書かれた伝送手段」で詳報を入手していました。さらに、雑誌や書籍と言う「保存に適した伝送手段」によって周辺情報なども手に入れてましたね。 音楽や映画などは、テレビやラジオなどの他、自分がコンサートや映画館に出向く「リアルタイムの情報入手」、保存性に優れた「レコード・テープ」などがありました。 テレビやラジオに加えて、ネットニュースやストーリーミング配信。レコードやテープに加えてCDやDVD。要するに、これまではヒューマンインターフェースが1種類しかなかったものを多重化したってことでしょう。 いずれにせよ、コマーシャリズムの煽り文句に過ぎないとは思いますけど。(^^;)

noname#1733
noname#1733
回答No.2

実はこれ程ワケの解らない言葉はありません。って言うか「日本語」には多いですが(笑)。 だいぶサボりますが、例えばgooの新語辞典を引くとこう出てきます。 マルチメディア 【multimedia】 デジタル化された映像・音声・文字データなどを組み合わせて,総合的なメディアとして利用すること。 意味解りますか?私は全く解りません(笑)。これは後で取って付けた「訳」ですね。マスコミ辺りから適当に出た言葉らしいですが、この言葉が出た当初は「多重(マルチ)媒体(メディア)」とほぼ単語の意味通り訳してました。 主に「マルチメディア・パソコン」と言う言葉で使用されましたが、なぜかと言うとフロッピーディスクドライブに加えCDドライブが搭載された事、そして電話回線を繋いでインターネットが出来るよ。と言うのが理由でした。フロッピー、CD、インターネット・・・これで3つのメディア(媒体)を使用していることになりますよね。 で、以下のような「屁理屈」も成り立ちます。 私は、テレビを音無しで付けて、ラジオで野球中継を聞きながら新聞を読む事がありますが、これも「立派」なマルチメディアです(笑) http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/nw-more_print.cgi?MT=%A5%DE%A5%EB%A5%C1%A5%E1%A5%C7%A5%A3%A5%A2&ID=a4de/a4de833264340201000000.txt&sw=3

回答No.1

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