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海の水は何故塩辛いのですか?
どこから塩が湧き出ているのですか? いつから塩辛くなったのですか? 海の生物は血圧が高くならないのですか? 教えてくださいおねがいします。
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川の水は塩辛いとは思えません。でも極薄い濃度で塩分が溶けています。雨が大地の中の塩分を少しづつ溶かして海に流し込んでいくことになります。水は蒸発しますが塩分は残ります。この川の水の中の塩分が海に溜まって今の塩分濃度になるのには何年ぐらいかかるでしょうか。これは地球の年齢の推定に使われたものです。1億年程度という数字が出ています。18世紀のことのようです。ダーウィンはこの1億年という数字に悩んだそうです。進化が起こる時間としては1億年は短すぎると考えたのです。 今地球の年齢は45億年ほどだとされています。海が出来てからでもかなりの時間が経っています。1億年以上前の塩分は何処に行ってしまったのでしょうか。ある程度溜まると海底に沈殿し地殻に取り込まれてしまうと考えられます。岩塩の層はそのようにして出来たものだということになります。
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- Ligandable
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#2さんと同じです。 #4さんの >40億年くらい前でしたっけ、海ができたのは。その頃の海は塩辛くなかった ですが,何味だったかというところです。 塩素や硫化水素源は星間ガスです。塩基源は岩石 です。 Na・K・Mg等は高温では容易に岩石から溶出しやす く(→マグマの分化),一方,水と星間ガスは大地よ り吹き出し,大地の重力につかまった分が上空に残り, 高温・強烈な酸性の雲を作ります。 そんな大地に海ができると言うことは,沸点上昇分 以下に地表温度が下がったと言うことでが,熱いこと にかわりありません。そこへ先ほどの雲から強烈な酸 性雨が見舞い,中和反応が起きます。 塩の源の主たる物はこの結果生じます。 もうひとつ,高血圧とは閉鎖血管系生物が狭い血管 に一生懸命血液を流そうとするため起きます。このた め粘性の高い呼吸色素(ヘモグロビン)を血球にとじ こめ,さらにその血球から核さえ排除しています。 話を戻しますが,このため一般的な海産生物は 高血圧の心配がありません。 一方,爬虫類・鳥類(ペンギン・カモメ・カメ) は,涙腺付近に塩類腺が発達し,効率よく塩類を 排出しています。 哺乳類(アザラシ・イルカ)は特に腎臓が発達 しています。 いずれ,このような厳しい環境下で何万・何億年 も生きてきました。それに対処できなかった種は 既に絶滅しています。
お礼
ご回答いただきまして誠に有難うございました。 このような何気ない日常的な事柄でも、深い知識を身につけておられる方が大勢いらっしゃると言うことに大変驚かされております。
- ht1914
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>現況の海水濃度を維持させていくには、地上に存在する塩分の雨水供給だけでは追いつかないと思うのですが、やはりその蓄積された岩塩の厚い層から常に供給されていると言うことの認識でよろしいのでしょうか? 塩分と書きましたが川の水に食塩が溶けているという意味ではありません。いろんなものが溶けています。ナトリウムイオンと塩化物イオンが別々の物質から出てきている可能性もあります。風化作用等で岩石の構造が変わって溶け出しやすいものになった結果という場合もあります。海の中で混ざります。1億年かけて溜まったというのはそういうものが溶け出してきた結果です。もし陸上の岩塩から供給しないと今の濃度を作ることが出来ないのであれば最初の食塩はどの様にして出来たかが「?」として残ることになりますね。 岩塩の層はあまり日本では見ることが出来ません。でもヨーロッパでは岩塩の地下宮殿のようなものもあります。地表近くに出てきていないものも多いと思いますから一度溜まった食塩の循環使用でなくてもいけるということではないでしょうか。
お礼
親身なご回答に恐縮いたしております。 海水が何故塩辛いか?またその塩分はどのように海を辛くしていったか??についてはおおよそ理解できました。 ほんとうに有難うございました。 それと、塩のブロックで出来た家とその家の中に塩で出来たテーブルがおいてあったのはテレビの番組の一場面で見たことがあります。
- imoriimori
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「どこから塩が」と「いつから塩辛く」について、あまり正確じゃないですがちょっとだけ。正確かつ詳細は専門家ご出馬を期待しますが、大体次のようなことみたいです。 40億年くらい前でしたっけ、海ができたのは。その頃の海は塩辛くなかった。少しずつ少しずつ塩辛くなってきた。なぜかというと、大地に雨が降る。雨は地表の塩分をとかし込んで河となって海に流れ込む。海の水は太陽熱で蒸発し(塩分は海に残し)雲となり雨となり再び地表に降り注ぐ。雨はまた地表の塩分を解かし河となり海へ。 つまり、塩は大地から。長い年月による蒸留の繰り返しですね。 我々の体の塩分組成は昔の海と同じようなのだそうです。魚が海から(河経由という説もあるそうですが、ともかくどこを経由だかは別として)両生類として地表へ出てきたころの海なんでしょうね。その後海はもっと塩分濃度が上がったので、我々にとっては塩辛くてしょうがないというわけで。 この先もっと塩辛くなっていくと考えると私はなんだかとても嫌です。極端な話、死海のように、海の生き物にとって住みにくくなるんではないかと。私の知ったことではないと知りつつも。
お礼
ご回答いただき有難うございました。 この地球から石油は失われていきますが、塩は無くなりそうにありませんね。
- Tacosan
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魚については「努力と根性」でなんとかしてるみたい.
- kumakuma99
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確か…地球創世記に酸性雨が降り、土壌のアルカリ成分と反応して塩分のある水が発生した…だったような… 海の生物は海水を濾してるはず
お礼
ありがとうございました。
- Frock04
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こちらを見てみてください。 少し解決するかも。
お礼
ありがとうございました。 資料を添付していただき大変参考になりました。 血圧については少々愚問だったような気がします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 大変興味深いご回答に満足いたしております。 以前ラジオを聴いていたところ、海の水がすべて干上がると塩の地上の何十メートルか堆積してしまうとききました。 現況の海水濃度を維持させていくには、地上に存在する塩分の雨水供給だけでは追いつかないと思うのですが、やはりその蓄積された岩塩の厚い層から常に供給されていると言うことの認識でよろしいのでしょうか?