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国民所得がなぜ問題にされるのか

国民所得は付加価値であり、経済活動の一部であると思うのですが、 なぜ国民所得が大きく取り上げられるのでしょうか。

みんなの回答

  • iwow
  • ベストアンサー率27% (61/223)
回答No.2

一企業の会計についての質問ですか? 国民経済についてですよね? 最後にもう一回回答します. その売上げもほかの業者の付加価値なんです. 分子の付加価値が,靴屋の付加価値で, 分母の「売上げ―(マイナス)靴屋の付加価値」が,ほかのすべての5つの業者の付加価値の合計になっているということです. 単純に言うと,自社の費用は,他社の付加価値の合計(あるいは,一段階下の業者の最終売上げ)になってませんか? だから,付加価値は重要ということをいっています. 質問者さんの考えでは,もちろん会計学的に一つの企業では売上げが利益の源泉ですから,重要ですが,マクロ経済では付加価値で考えないといけません.2重計算になってしまいます. 以上,社会全体,マクロ経済では,会計恒等的に成立します.

  • iwow
  • ベストアンサー率27% (61/223)
回答No.1

こんにちは. その考えはある意味正しいですが,間違いです. 経済の一部という意味をどうこちらが解釈するかによります. 経済学で重要なのは,フローとストックの違いです. 一国経済の付加価値の総額であるGDPは経済の一部であると,質問者さんは言いますが,たとえばこれは一年間に新たに日本で生み出したすべての生産物の合計です.質問者さんの履いている靴を例にとると,最初の餌業者,種付け業者などを省略すると,    業者   売値    付加価値額   資産 1,牧畜業者  10円     10円     100円 2,解体業者  20円     10円     100円 3,皮革業者  30円     10円     100円 4,靴製造業者 40円     10円     100円 5,靴卸売業者 50円     10円     100円 6,靴屋    100円    50円     100円 とします. これが日本経済のすべてとしますと,GDPはどれでしょうか? 真ん中の列の付加価値の合計合計100円です. あるいは,GDPは最終生産物の合計で靴屋の売上げである100円です. これがフローのGDPです.経済の一部というのではなく,新たに生み出したすべてです. しかしながら,歴史上のすべてのこれまでの蓄積は資産(富)といわれるもので,これはストックです. GDPからみると一部ですが,経済では過去の蓄積も大事ですが,新たに生み出される生産物,すなわち所得が重要でしょう. これは,質問者さんの家が100億円の建物でも,所得が毎月100円だったら,明日のご飯にもならないし,電気代だって払えないのと一緒です.毎月の入りが重要なんです.

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質問者

お礼

丁寧な説明ありがとうございます。 付加価値率は付加価値÷売上額ですね。 この場合、付加価値は単純化すると利益+賃金。 分母の売り上げは大きな意味を持つんじゃないでしょうか。

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