- ベストアンサー
この曲のイメージを膨らませたいです
お早うございます。 今、ベートーヴェン「ソナタ 悲愴」を弾いているのですがもっとイメージを膨らませながら(この曲の感じを出しながら)弾きたいと思っています。 皆さんはこの曲を聴いて何を感じられますか? 或いは何を思い浮かべますか?思ったことを教えて下さい。 3楽章まであるのでそれぞれ分けて答えていただけると幸いです。 http://utaya.jp/tirol/junk/beethoven_op13.html それからベートーヴェンとこの曲のエピソードみたいなのを知っていらっしゃる方がおられましたら教えて下さい。 2つの質問になりスミマセン!
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まずこの曲が書かれたのが1798年から1799年にかけて。出版が1799年です。ご近所の図書館などで「ベートーベンの人生」みたいな本をパラパラめくってみて、この時期がベートーヴェンにとってどういった時期であったかを勉強されたらよろしいかと思います。事実関係をつぶしていくとでもいいましょうか、あれこれ憶測するより遥かにイマジネーションが膨らむと思いますけど。 1770年に生まれた彼は1796年頃、25~26歳位の時にはすでに耳の不調に気づいていました。エネルギーのあふれた若い作曲家がその命ともいえる耳が不調になったら、いったいどのような心境になるだろうか? この耳の病のはじまりの時期に書かれたソナタは作品10の3つのソナタと次の悲愴です。作品10の3、第二楽章のラルゴの悲しみと、悲愴第一楽章のイントロダクションとは、似たような性格ではないだろうか? 一方、良い事もありました。若くて美しいテレーゼという生徒が来たのが1799年。身辺孤独であったベートーヴェンにとって、嬉しいニュースでした。この陰と陽の感情が作品に反映されているか? この時期に書かれた曲の数と言うのはすごいものです。月光が1801年ですから。彼はウィーンの郊外、ハイリゲンシュタットという街に住んでいましたが、そこで遺書を書いたのが1802年(だっけかな?w)、その間も耳の症状は悪化をたどる一方でした。 このような苦しみから搾り出したように、名曲が続々と出たわけです。その後に第五交響曲、運命とか、ピアノソナタではテンペスト、ワルトシュタイン、熱情、とか、バーっと続きます。 ざっと思い出したらこんな感じですが、なにかヒントになれば幸いです。
その他の回答 (1)
- SevenGods
- ベストアンサー率0% (0/8)
申し訳ありませんが第一章だけで。笑 最初は普通に、仕事に敗れ、恋人にも振られって感じで、雨の中打ちひしがれるっていうイメージだったんですけど・・・・。これってそんなに悲壮感ばかり漂ってない気がする。うつ病の中にもやる気がある的な、残業でしんどいけどがんばる的な、3日ぐらい徹夜だけど、なんかハイになってる的な。 それはそれでいいんだけど、これはこれでおいといて、 違うパターンがでてきたので、別のパターンとしてマッチ売りの少女で。 明るい部分は、火をつけてぬくもりのあるひと時を思い出すが、マッチの炎が消えると暗くなる。 又マッチをつけると、喜びを感じる。これを繰り返す。 そうこうしてると暖かさをぶち破り、ピエロが現れる。ちなみにやせた意地悪ピエロ。だいたい5分30秒くらいで現れる。ピエロは逃げる。鍵盤の道を宇宙に向けて逃げるが、マッチ売りの少女はピコピコハンマーを持って追いかける。ピエロをたたくと宇宙に一人取り残される。暗闇。最後は少女が叫んで終わり。 こんな感じでした。マッチ売りの少女が参考にならなければ上の感じで。笑
お礼
お礼が遅れて済みません。 私も雨の中打ちひしがれるってイメージがありました(^ー^) なるほど!マッチ売りの少女ですかぁ!そして5分30秒くらいにはピエロ出現!! >ピエロをたたくと宇宙に一人取り残される。暗闇。最後は少女が叫んで終わり。 確かにこういう感じ方もいいかもしれませんね☆ 演奏中イメージしてみます! ありがとうございました。
お礼
お礼が遅れてすみません。 やはり実際に自分で勉強してみることが大切ですよね! 学校の図書館などで調べてみます。 ベートーヴェンは耳が不調な状態でこの曲を作ったのですね。 さすがです!そのときのベートーヴェンはその苦しみと悲しみとをこの曲に込めたのですね。テレーゼさんのことは第2楽章に入っているような気がします。 苦しみが生んだ曲・・・。 これからこの曲を演奏する時は自分がベートーヴェンになったつもりで苦しみと悲しさを込めながら弾きたいと思います。 ありがとうございました。