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白内障眼内レンズの選び方について(焦点)
44歳男性です。高校生時代から近視になり、現在は両眼に度数-6.00のコンタクトレンズを入れております。 さて2005年11月に左眼が虹彩炎を発症し、リンデロンでの治癒後、2006年1月に黄斑浮腫になり、テノン注射(ステロイド)で治癒後、3月から眼圧が上昇し始め、8月には眼圧30以上が続きレーザー治療で眼圧は収まりました。その直後から霞み目症状が出始め、白内障と診断され2007年2月初旬に手術をすることになりました。(すべて左眼です) 仕事はデスクワーク中心で、パソコンや書面を見る時間が圧倒的に多いです。しかし週末はフットサルを楽しんでおります。 手術後は、平日は「左眼:裸眼、右眼:コンタクトレンズ」で過ごし、週末のスポーツ時は「両眼:コンタクトレンズ」で生活することを希望しています。 いろんな情報を調べた結果、眼内レンズの焦点は、「メガネなしでPC、読書をでき、且つなるべく遠くを見れる焦点。焦点距離1~2m?」を想定しています。 そこで「眼内レンズの焦点をどこに合わせるべきか」のご相談です。 私が想定している焦点レンズで実生活は大丈夫でしょうか? Q&Aの過去歴をみますと「片眼のみの手術で、手術しない眼が強い近視ならその度数に合わすべき」という書き込みがありました。 (1)日常はPC中心、(2)週末はスポーツで遠方も見たい、(3)手術しない片眼は度数-6.00の矯正が必要 という条件下での、眼内レンズ焦点をご教示ください。よろしくお願いいたします。 以上
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- myopia
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メガネを取り扱う立場から。もしコンタクトでなくメガネをしなければならなくなった場合について。 左の度数を-2.00Dくらいにして、不等像視がおきたことを考えます。 現在それを補正する「サイズレンズ」を作れるメーカーがありません。 そういったリスクを考えた場合、同じくらいの度数であればそういった心配が少ないため左右同じくらいの度数をという意見があるのです。 今回の場合、そこまで考えなくても良いとは思いますが、ご参考までに。 参考ついでに、将来必ずコンタクトレンズが使用できなくなります。 (角膜の細胞の問題とか、年齢と共に手が利かなくなり出し入れできないとか) 必ずメガネは必要になります。
- hiropon626
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50cmにピントがあってる状態であっても近視であることに変わりはないのでどちらの眼も凹レンズで矯正することになります。 遠視状態の場合は凸レンズであわせます。
- hiropon626
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左右差が最大-4Dくらいということは、右眼が-6Dであれば左眼は-2~-3Dあたりが適当ということですか? また「焦点を30~50cmに合わせれば、日常生活で不自由がない」というのは、日常生活では左眼にコンタクトレンズやメガネが不要というふうに理解してよろしいのでしょうか? 30cmにあわす→-3Dねらい 50cmにあわす→-2Dねらい ということになります。 そのぐらいにあわせておけば、日常生活はあまり眼鏡はいらないですが、補助的に眼鏡などを使ったほうがみやすいです。ふだん眼鏡をしたくないのならば50cm(-2D)を狙ってもらったほうがよいでしょうね。 余談ですが眼鏡を作るときも左右差があまりあると、眼の大きさもはたからみてアンバランスにみえます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 屈折率ですが、近くに合わせるほど度はきつくなる方向に動くのですか。今まで誤った認識をしていました。 ということは、50cmに焦点を合わせた条件下で、遠くを見たい場合は凸レンズで矯正するということなのですね。 だからメガネを作る場合、手術した片眼は凸レンズで、手術しない近視の片眼は凹レンズになり、他人からは眼の大きさが違って見えることになるのですね。(凸レンズの眼が大きく見える) このような認識でよろしいでしょうか。
- hiropon626
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大阪府の眼科医です。 年齢がまだ比較的お若く、恐らくもう片目を手術するまで間が開くことが想定されますので、1~2mは少し遠いかもしれません。 1~2mということは度数的には-1.0~-0.5Dねらいということになります。両眼の度数の差が左右で3D以上ある場合は不等像視といって、左右の像の大きさに差が出てしまい、たとえ矯正しても両眼視が困難になることが多いですね。ただ、強めの近視からましな近視にする場合は-4Dくらいの差があっても不自由を訴えないことも多いのです。 白内障手術は近視を軽くすることのできるある意味チャンスでもあります。ですから、こういう場合は50cmから30cmにあわすことが多いです。このぐらいの距離にしておけば、日常生活についてはほとんど不自由はなくなると思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。具体的なアドバイスで理解が進みました。もう少し教えてください。 左右差が最大-4Dくらいということは、右眼が-6Dであれば左眼は-2~-3Dあたりが適当ということですか? また「焦点を30~50cmに合わせれば、日常生活で不自由がない」というのは、日常生活では左眼にコンタクトレンズやメガネが不要というふうに理解してよろしいのでしょうか?
お礼
アドバイスありがとうございます。 やはり不等像視のことも考慮に入れておかねばならないのですね。 それと高齢になり、手が利かなくなることも。。。 あと1週間、慎重に考えます。