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温暖化対策決定版
温暖化については日々心を痛めています。私は理科や科学に関してはど素人ですが、例えば植物がCO2を取り込んで酸素を排出する、というようなことが人工的に行えるようになる可能性はあるでしょうか?物を燃やせば酸素を消費してCO2が排出される。要するにこの逆のことを人工的に出来る可能性というのは将来的に見てどんなものでしょう?
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>物を燃やせば酸素を消費してCO2が排出される。 これはそのとおりなのですが、重要なことを見落としています。物を燃やしたときにCO2がでるだけでなく、大量の熱と光が出ているはずです。つまりエネルギーが出ていて、これを使いたいために、人類は化石燃料をもやしているのです。逆にCO2を物と酸素に戻そうとすると、このエネルギーも戻してやらなければなりません。そうしないと物と酸素にはもどらないように自然界はできているのです。 もどしてやるエネルギーは人類が使った量か、それ以上であることが必要になります。そんなことをするのだったら、化石燃料を燃やしてエネルギーを得る意味がありません。ANo.1の方がおっしゃってるように、ナンセンスです。 植物はこのエネルギーを太陽の光から得ています。だから太陽光を使って人工的にCO2を酸素と物にかえることは可能ですが、太陽光を使うのなら、これで電気を起こして、発電所で使う化石燃料の量を減らした方が簡単です。 結局、大気中のCO2を減らすには、化石燃料をなるべく使わないで、他のエネルギー源を使うか、エネルギーそのものの浪費を防ぐ、省エネという地道な方法しかないと思います。
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- aburakuni
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理論上出来るのと、実用上出来るのは全く違います。 電気自動車が実用化されないのはその例ですが、温暖化対策については問題の所在さえ明確でなく、個人的には人類の能力を超えているのではと言う気がします。 覆水盆に帰らずと言う諺がありますが、「引き起こすのは出来ても、解決は出来ない」事は世の中に沢山ありますよね・・・。
- ariga10-1
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CO2を取り込んで酸素を排出する装置やシステム、生物を作り出すことができるのかという意味ですね。 装置やシステムについては、No.1さんがいっているように、できはしますが、現段階ではあまりよろしくないと思います。 生物については、動物中に植物細胞を埋め込んだらどうなるのかといった実験が行われていますが、まだよい知らせはないようです。 また、できたとして、どのようにその動物を増やすかといった問題(自己増殖の必要性)があります。 1細胞でのみできたとしても、その細胞(固体、生物)を増殖させる方法が必要ということです。 クローン技術についてもまだまだ実験段階です。 植物のクローン技術も、一歩間違ってしまうととんでもないことにつながってしまいます。 近い将来、このようなことが人工的に行えるようになる可能性はありますが、かなりの時間と準備、研究と教育が必要かと思います。
- nullpompom
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エネルギーを投入すれば今でもできますが、 エネルギーを得る見返りに排出したCO2ですので全くナンセンスです。 光触媒や人工光合成なども研究されていますが、 現段階では素直に植物にやらせるのが最良の方法です。
お礼
ご解答ありがとうございました。
お礼
いや、科学の素人にも良くわかる説明、ありがとうございました。一発で解決する方法がないということがよく分かりました。