内部利益の間接控除法と直接控除法について

このQ&Aのポイント
  • 建設業経理士2級の試験範囲で理解できない項目があるのでお伺いします。内部利益控除で直接控除方は分かるのですが、間接控除法で期首棚卸資産に含まれている内部利益を控除する仕分けの意味が理解できないのです。
  • 間接控除法では、期首棚卸資産に含まれている内部利益を控除するために特定の仕分けを行います。具体的には、内部利益控除引当金と完成工事原価の間で仕分けを行います。
  • 直接控除法では、期首に含まれている内部利益をどのように処理するかという疑問があります。内部利益の戻入仕分けは必要ないのでしょうか。
回答を見る
  • ベストアンサー

内部利益の間接控除法で

建設業経理士2級の試験範囲で理解できない項目があるのでお伺いします。 内部利益控除で直接控除方は分かるのですが、間接控除法で期首棚卸資産に含まれている内部利益を控除する仕分けの意味が理解できないのです。 内部利益控除引当金××× 内部利益控除引当金戻入××× 内部利益控除引当金戻入××× 完成工事原価××× 期首棚卸資産というのは前期の期末棚卸資産なので前期末に 内部利益控除引当金    材料              未成工事支出金              完成工事原価 内部利益控除       内部利益控除引当金 という仕分けをしているので再度、完成工事原価より控除するのはなぜでしょうか。 また、直接控除法では期首に含まれている内部利益はどのような処理をするのですか。内部利益の戻入仕分けはいらないのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ksi5001
  • ベストアンサー率84% (170/201)
回答No.1

こんばんは。 質問者様が仰っている前期末決算仕訳は結果的に   内部利益控除 ××× / 原材料等 ××× ということですから、これは直接控除法になります。 直接控除法では期末原材料等は内部利益を含まない金額になりますから、 戻し入れに関する処理は必要ありません。 間接控除法とは、期末原材料等に含まれる内部利益を直接的には控除せず、 評価勘定である繰延内部利益(=内部利益控除引当金)を計上することで 間接的に控除する方法です。 間接控除法による場合には、期末原材料等に係る決算仕訳は   内部利益控除 ××× / 内部利益控除引当金 ××× で終了します。 借方の内部利益控除は損益計算書の売上総利益金から控除する形式で表示し、 貸方の内部利益控除引当金は貸借対照表の原材料等から控除する形式で表示します。 貸倒引当金の貸借対照表での表示方法を思い浮かべて頂くと理解し易いと思います。 期末原材料等の金額は内部利益を含んだまま計上されている訳です。 期首残高試算表の貸方には期首原材料等の評価勘定である内部利益控除引当金がある訳ですから、 当期末の決算仕訳においては、その内部利益控除引当金を戻し入れることになります。 従いまして、   内部利益控除引当金 ××× / 内部利益控除引当金戻入 ××× という処理が必要になります。 内部利益控除引当金戻入は売上総利益金に加算する形式で表示しますが、 完成工事原価から控除する形式で表示しても結果的には同じです。

関連するQ&A

  • 本店支店会計の内部利益控除についてなんですが...

    本店支店会計の内部利益控除についてなんですが... 間接控除法の場合, (借)繰延内部利益/(貸)繰延内部利益戻入 と仕訳して,前期末控除した利益を戻し入れる仕訳をしていますが、 直接控除法では 繰越内部利益/繰越商品 と仕訳するとテキストに書いてあるのですが,この仕訳は一体どういう意味なのでしょうか? 間接控除法と同じく利益の戻入なのでしょうか?

  • 簿記2級 繰延内部利益

    簿記2級 繰延内部利益 簿記2級の学習中です。 繰延内部利益とはそもそも何なんでしょうか。 資産、負債、収益、費用、いずれにも当てはまらないのでしょうか。 期首・期末から戻入・控除する仕訳の問題がありますが、 繰延内部利益の増減が一体どういう流れになっているのかイメージが浮かびません...

  • 簿記2級の繰越内部利益戻入等が理解できません。

    テキストには、 「受取側の期首商品棚卸高に含まれている内部利益は外部に販売された商品(実現利益)として、前期に控除した内部利益(繰越内部利益)を全額戻し入れ、総合損益勘定へ振替える」 という記述があるにも関わらず、 合併財務諸表の作成手続きの記述で、 「期首商品棚卸高と期末商品棚卸高からそれに含まれる内部利益を直接控除する」 と矛盾することが書いてあります。 期首の内部利益は戻し入れると書いてあったり、 控除すると書いてあったりして意味が分かりません。 解説お願いします。

  • 本支店会計にでてくる繰延内部利益は利益控除後の金額ですか?

    「本店購入原価に10%の利益が加算されている」 と注意書きがある問題で 残高試算表の貸方に記入されいる繰延内部利益は利益の10%は加算されているのでしょうか? 回答をみると 本店の期首商品棚卸高から繰延内部利益をそのまま引いています。 ということは繰延内部利益は利益控除後の金額ですか? それともたまたまこの問題がそうだっただけですか? (問題集の問題です)

  • 簿記2級の内部利益の控除。

    簿記2級の内部利益の控除。 期末修正事項: 1.甲品はすべて本店で仕入れ、一部を支店に前期・当期ともに 仕入原価に対し20%の利益を加算して発想している。 なお、仕入単価は、前期・当期とも同一である。 2.期末商品棚卸高:本店(甲品)帳簿棚卸高 数量2,000個単価@50円                実地棚卸高 数量1,800個単価@45個          支店(甲品)帳簿棚卸高 数量400個            (乙品)帳簿棚卸高 32,000円 以上の条件の、支店(甲品)帳簿棚卸高の単価の出し方がよく分かりません。 考え方、解き方のコツなどアドバイスお願いします。

  • 期首商品の内部利益戻り入れについて(本支店会計)

    現在期首商品に含まれる内部未実現利益の戻入のところでつまづいています。 テキストには「繰延内部利益勘定から内部利益戻入勘定に振り替え、当期の利益に加算します」とあり、仕訳は↓です 繰延内部利益 xxx 内部利益戻入 xxx で、解説の部分を見ると期首商品に含まれる内部利益は当期に実現したこととなります」とあります。 しかし、僕が疑問に思ってしまうのは、内部利益戻入で利益を加算してしまうと、売上勘定とダブって内部利益分が加算されてしまうんではないかと疑問に思ってしまいます。 そこのところどうなんでしょうか?分かる方教えてください。よろしくお願いします。

  • 本支店会計の内部利益控除について

    本支店会計では、期末に内部利益を控除するため、 繰延内部利益控除/繰延内部利益 という仕訳を加える。 ここで疑問なんですが、これだと利益額は調整されるのですが、 棚卸商品の残高が調整されてないんじゃないか?と思います。 私の勘違いでしょうか?

  • 「繰延内部利益控除」勘定は必要ですか?

    「繰延内部利益控除」勘定は必要ですか? 簿記2級を独学で勉強しています。 内部利益の控除をする際の仕訳ですが、 テキストによると (繰延内部利益控除)***(繰延内部利益)*** (総合損益)    ***(繰延内部利益控除)*** とあります。 (総合損益)***(繰延内部利益)*** ではダメなのでしょうか? 「繰延内部利益控除」という勘定項目に何の意味があるのでしょうか? 同様に戻しいれる際の 「繰延内部利益戻入」の勘定項目も、なぜわざわざ使うのか分かりません。 (繰延内部利益)***(総合損益)*** という仕訳で十分な気がするのですが。。。 どうぞよろしくお願いいたします。

  • 期首棚卸資産に含まれる未実現利益の調整

    次の資料に基づいて、連結財務諸表の作成に必要な修正仕訳を行いなさい。なお、商品売買は毎期、現価に40%の利益が加算されている。(決算年1回 12月31日) 1、P社 P/L 売上原価 500,000 売上高700,000 S社P/L売上原価120,000売上高156,000 2、P社(平成X1年1月1日にS社株式を80%取得)の期末資産には、S社より仕入た49,000円のうち14,000円が含まれている。 3、P社の期首棚卸資産のうち、S社から仕入れたものが10,500円含まれている。 答え 1、期首棚卸資産に含まれる未実現利益の調整 (利益剰余金期首残高) 3,000 (売上原価) 3,000 (少数株主損益) 600 (利益剰余金期首残高) 600 (棚卸資産) 3,000 (売上原価) 3,000 (少数株主損益) 600 (少数株主持分) 600 この仕訳は理解できるのですが、なぜ、(棚卸資産) (少数株主持分)が(利益剰余金期首残高)になるのでしょうか? 宜しくお願い致します。

  • 本支店会計のからむ当期未処分利益の算出について

    簿記2級を勉強している者です。 本支店会計での当期未処分利益の算出について、 期首商品棚卸高があるときには内部利益を控除しなければならないようなのですが、良く理解できません。 私が使っているテキストにはこう書いてあります。 「本支店合併財務諸表の作成上では、期首商品に係る内部利益を控除しますが、帳簿上では内部利益を含んだまま支店も本店も計算を行っているため、その内部利益が含まれた未処分利益が前期から繰り越されます。よって、期首商品に含まれる内部利益を決算整理前の未処分利益の残高から控除します。」 しかし、上記解説のある問題では、 本支店合併損益計算書の期首商品棚卸高の値も、期末商品棚卸高の値も、しっかり内部取引分の金額を引いて算出しています。 つまり、解説には「内部利益を含んだまま計算を行っている」と書いていますが、問題中の期末商品棚卸高の値は内部利益を引いた値を記入させているわけです。 そこが納得行きません。 私の考えが間違っているのだろうと思いますが、どこが間違っているのかわかりません。 どなたか、解説して頂けないでしょうか。