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私が書いた作文です。
今日は。外国人です。 院生試験のために、次の作文を書いてみました。試験の要求によると、大体250字程度のものでいいです。一応「あなたが大学院に入りたい理由はなんですか」について書いてみましたが、どなたか添削していただけますでしょうか。 よろしくお願いいたします。 私は大学院に入りたい理由は二つあります。 一つは、大学院に入って自分の力で何かについて研究したいということです。今までの四年間で学部で日本語の知識をいろいろ勉強しました。その知識はほとんど基礎的なもので、すべて日本語学者たちの研究成果です。基礎をしっかり勉強してから、私も少しずつ研究していきたいと思います。だから、これから大学院に進学することにしました。 もう一つは、私は日本語の先生になりたいことです。立派な先生になるために、今まで習った日本語だけでは絶対無理だと思います。したがってこれから、大学院に入ってもっと勉強したいと思います。日本語を勉強すると同時に、先生たちがどうやって日本語を教えていらっしゃるかについてもちゃんと勉強できると思っています。
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1、{私は大学院に入りたい理由は二つあります。} ご存知と思いますが、【は】は主に主題提示として使われます。 「○○は△△」という場合、○○について述べてみれば・・・、というニュアンスになるのです。 ですから、「私は大学院に入りたいと思っています。」であれば自然な表現です。 「私は大学院に入りたい理由は二つあります。」という文で、someimei79さんが述べたいことは【理由】についてだろうと思います。 「理由について述べてみれば」→「二つある」というのが、この文の骨子でしょう。 ですから、 『大学院に入りたい理由は二つあります。』であれば自然です。 そして、「誰が入りたいのか」ということを特定(または強調)するために「私は」ではなく、『私が』としなければなりません。 2、{大学院に入って自分の力で何かについて研究したいということです。} 【研究したい】でも悪くはありませんが、希望を明確に打ち出す意味で、 『研究してみたい』と表現するほうが熱意が伝わりやすいと思います。 ただ、「何かについて研究してみたい」では、やや冗漫な印象を与えてしまうので、 『何かを研究してみたい』などとするのが良いでしょう。 3、{今までの四年間で学部で日本語の知識をいろいろ勉強しました。 その知識はほとんど基礎的なもので、すべて日本語学者たちの研究成果です。} a.【学部で】は不要でしょう。 b.【知識】は、「勉強する」よりも「学ぶ」と表現したほうが良いでしょう。 また、「四年間」は長い期間なので、【~しました】よりも『~してきました』のほうが妥当だろうと思います。 c.この2文は逆説的関連性を持っていますが、 『今までの四年間でも確かに』という表現に変えたり、また、接続詞などを使ってその点を明確にしたほうが良いでしょう。 d.『今までの四年間でも確かに日本語の知識をいろいろ学んできました。 しかし、その知識はほとんど基礎的なもので、すべて日本語学者たちの研究成果です。』 などとなります。 こうすることで、 「今までも確かに日本語は学んできたが、それだけで私は満足していない」 というニュアンスが出すことができます。 4、{基礎をしっかり勉強してから、私も少しずつ研究していきたいと思います。} 今までも基礎的なことは学んできたわけですが、この表現だと、 「基礎を(何も知らないので)、まず最初からしっかり勉強したい」という印象を与えてしまうでしょう。 『基礎は重要ですからこれからもしっかり勉強しなければなりませんが、私独自の視点に基づいた研究も少しづつできるようになりたいと思っています。』 などとするほうが分かりやすいかもしれません。 5、{だから、これから大学院に進学することにしました。} 最初に「私は大学院に入りたい理由は二つあります。」と述べていますから、この文は蛇足でしょう。 6、{もう一つは、私は日本語の先生になりたいことです。} 理由について述べるのですから、 「先生になりたい【という】こと」(○)とする必要があります。 「こと=理由」であることはおわかりでしょう。 【もうひとつは、私は日本語の先生になりたいことです。】では不自然ですね。 簡潔に、 『先生になりたいのです』(◎)と、希望自体を率直に文章化するのも良いでしょう。 この場合は、「もうひとつは」ではなく、『もうひとつの理由ですが』などとします。 7、{立派な先生になるために、今まで習った日本語だけでは絶対無理だと思います} 「ために」は動詞に掛かからなければなりません。 『立派な先生になるために頑張ります』 『合格するために一生懸命勉強している』など。 この場合は、「先生になるため」または「先生になる」という【条件を提示】したいので、 『先生になるためには』または『先生になるには』とする必要があります。 「A市へ行く(ため)には車を使うしか方法が無い。」などと同じ使い方です。 8、{したがってこれから、大学院に入ってもっと勉強したいと思います。} 【したがって】は、『論理的帰結を次に示す』表現です。 「彼は私の母の姉の息子である。したがって私の従兄弟ということになる。」 などのような場合に使います。 原文の場合は、論理的帰結というよりは意志、希望ですから、 『そこで』『それで』などとするほうが自然でしょう。 文末は「と思います」ではなく、『と考えました』とするほうが意志を強調できるので納まりは良いでしょう。 また、意図されていることはわかりますが、【これから】は無いほうが良いと思います。 9、{日本語を勉強すると同時に、先生たちがどうやって日本語を教えていらっしゃるかについてもちゃんと勉強できると思っています。} a.文頭に『また』などを冠すると、前の文との流れがスムーズになると思います。 b.【教えていらっしゃるか】よりも『教えていらっしゃるのか』とするほうが良いでしょう。 c.【勉強できると思っています】よりも、 『勉強できるのではないかという期待もあります。』 のほうが自然でしょう。 10、≪まとめ≫ 私が大学院に入りたい理由は二つあります。 一つは、大学院に入って自分の力で何かを研究してみたいということです。 今までの四年間でも確かに日本語の知識をいろいろ学んできました。 しかし、その知識はほとんど基礎的なもので、すべて日本語学者たちの研究成果です。 基礎は重要ですからこれからもしっかり勉強しなければなりませんが、私独自の視点に基づいた研究も少しづつできるようになりたいと思っています。 もうひとつの理由ですが、私は日本語の先生になりたいのです。 立派な先生になるためには、今まで習った日本語だけでは絶対無理だと思います。 そこで、大学院に入ってもっと勉強したいと考えました。 また、日本語を勉強すると同時に、先生たちがどうやって日本語を教えていらっしゃるのかについてもちゃんと勉強できるのではないか、という期待もあります。
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- blackbey
- ベストアンサー率31% (17/54)
私は大学院に入りたい理由は二つあります。 ↓ 私には大学院に入りたい理由が二つあります。
お礼
はい,分かりました。 ご親切ありがとうございます。
- Teran
- ベストアンサー率26% (23/87)
一つは、大学院に入って自分の力で何かについて研究したいということです。 今までの四年間「に」学部で日本語の知識をいろいろ勉強しました。 その知識はほとんど基礎的なもので、すべて日本語学者たちの研究成果で「した」。 「大学院に進学して、もっと基礎をしっかり勉強して「いきたいです」。 「そしてこれからは」、私も少しずつ研究していきたいと思います。 だから、これから大学院に進学することにしました。 (何の研究をしたいかをもう少し書いたほうがいいかと思います。) もう一つは、私は日本語の先生になりたいと考えています。 立派な先生になるために、今まで習った日本語だけでは絶対無理だと 思います。日本語を勉強すると同時に、先生たちがどうやって日本語を 教えていらっしゃるかについてもちゃんと勉強できると思っています。 「したがってこれから、大学院に入ってもっと勉強したいと思います。」 (この文は最後のほうがいいと思います。) (立派な先生とはどのような先生か、またなぜ今までの日本語では無理 なのかについて書くといいかと思います) 参考にしてみてください。
お礼
はい、わかりました。 参考させていただきます。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
一つは→一つ目の理由は・・・・ もう一つは→二つ目の理由は
お礼
はい、わかりました。 ご親切ありがとうございます。
お礼
非常に詳しく説明していただいて、本当にありがとうございます。 とても勉強になりました。