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速度とエネルギーの関係はこれでOK?
車を停止状態から20km/hにするのに必要なガソリン量を 400 とすると、 20km/hから40km/hにするのに必要なガソリン量は 1200 ということで合ってますでしょうか? 運動エネルギーは速度の二乗に比例しますので、 (20x20) - (0x0) = 400-0 = 400 (40x40) - (20x20) = 1600-400 = 1200 と考えたのですが・・・。 同じ20km/h増やすのに、燃料は3倍必要というのが不思議な感じがしています。 もちろん空気抵抗など、速度による抵抗の変化を無視して考えた場合です。 他にもエンジン等の効率も速度によって変化しないとします。
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物を動かすときの[仕事量]は、本来 [力]×[距離] です。 一定の力で加速する定加速度運動なら [力]=[質量]×[加速度] [距離]=[加速度]×[時間]×[時間]÷2 [速度]=[加速度]×[時間] なので、 [仕事量]=([質量]×[加速度])×([加速度]×[時間]×[時間]÷2) =[質量]×([加速度]×[時間])×([加速度]×[時間])÷2 =[質量]×[速度]×[速度]÷2 になってるだけです。 速度が増えればその分移動距離は伸びます。 同じ20km/hの増加でも、その間の移動距離は 4-1=3倍です。 それをお忘れなく。
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- JT190
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#3です。 ちょっと書き方がまずかったかも知れません。 > いやあ、自転車でも納得いかないですね。 自転車なら「実感」出来ませんか? 0→20kmなら鼻歌交じりで可能ですが、20→40kmはかなり真剣にならないと難しいですよ。(私の場合は、ですが) > 氷上だとタイヤがスリップして、ロスが発生しますから、抵抗0というのとは違うと思います。 あえて、氷上で「走る」とは書かなかったのですが・・・意図が分かりにくかったようですいません。 氷上のようなもの、というのは ・静止摩擦抵抗=0(動き始める時に大きな力を必要としない) ・動摩擦抵抗=0(一旦動き始めたらいつまでも止まらない) という意味で書いたものです。 どちらも、本来1:3のエネルギー比を縮める方向に働くはずです。 (但し空気抵抗に着目すれば、仰る通り、比を広げる方向に働きますね) で、最初の疑問に戻りますが、下記のように仮定をします。 ・エンジンは定トルク →したがって、馬力は回転数に比例 ・各種抵抗、ロスは無視 →したがって速度は回転数に比例 ・エンジンの効率は一定 →したがって、燃料消費率は馬力に比例、燃料消費量は馬力×時間に比例 文字式で考えると実感が湧かないので、手抜きですが上記と矛盾しない具体例として ・0→40km/hまで定トルク、定加速度で加速する ・(たまたま)20km/hのとき2000rpmで20馬力(だったとする) ・(同上)40km/hのとき4000rpmで40馬力 ・0kmのとき0rpmで0馬力 という場合を考えてみます。 ここまで書けば分かると思いますが、0→20kmhの場合は0→20馬力ですが、20→40km/hの場合は20→40馬力で、加速時間はどちらも一緒ですから、後者の燃料消費量の方が3倍になります。 ギヤで変速する等で、20→40kmの馬力を落とせば、加速が鈍り加速時間が長くなりますから、結局燃料消費量は1:3のままで変化しません。
お礼
再び回答ありがとうございます。 おっしゃっていることは解りました。 理論的には成立することは解っても、 どうして燃料消費量が3倍にもなるのかが、感覚的に理解できないんですよねえ・・・。 うまく(私の感覚を)説明できませんが。
- JT190
- ベストアンサー率47% (453/960)
合ってると思いますよ。 > 同じ20km/h増やすのに、燃料は3倍必要というのが不思議な感じがしています。 「自動車」で考えるから実感が湧かないのでしょう。 でも「自転車」だったら納得がいくのでは? それと、実際の自動車では本件で無視している「抵抗」がかなり大きいので、ガソリン消費量∝運動エネルギーと体感することが出来ないのでしょう。 (抵抗0ということは、例えば氷上のようなものですから、地面上を走る感覚とは全く違うはずです)
お礼
回答ありがとうございます。 >でも「自転車」だったら納得がいくのでは? いやあ、自転車でも納得いかないですね。 >それと、実際の自動車では本件で無視している「抵抗」がかなり大きいので 本件で無視している「抵抗」を無視しなければ、3倍以上になるでしょうね。感覚的には4倍くらいか・・・。 >抵抗0ということは、例えば氷上のようなものですから 氷上だとタイヤがスリップして、ロスが発生しますから、抵抗0というのとは違うと思います。滑らかな路面という意味では合ってると思いますが。
- Sompob
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違うと思います。 質問者様の謂われているのは、最後に獲得する仕事量 では? 物体を加速させるに、力を与える必要が在りますが、 その力に見合うだけのエネルギーを消費します。 すると、f=ma (f は力、m は質量、a は加速度) にて、 ここから得られる結論は、 加速度を強くする程、必要な力が(燃料消費が)増える と謂う事です(同一の車で比較するので同じ質量)。 同じ20→40km/hの加速でも、スパっとやれば多く燃料を 消費し、のんべんだらりんやれば少しで済む筈です。 だからこそ、省エネ運転は出来るだけ緩い加速をする事 を奨励するのでは? 加速度は時間の逆平方に比例する から、本当は加速時間を短くする方が効きますね。 ただ、加速の強弱に関係無く、最終的に速度が同じなら ば、當然ですが 獲得するW=madなる仕事量は同じなんで す。ここで混乱されているのでは?
お礼
回答ありがとうございます。 >加速度を強くする程、必要な力が(燃料消費が)増える と謂う事です 実車ではそうかもしれませんが、理論的には同じだと思いますが。
- toshi_2000
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それで合っています。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 >同じ20km/hの増加でも、その間の移動距離は 4-1=3倍です。 一瞬、移動距離は2倍では?と思いましたが、"その間"というのは"加速中"という意味であれば、3倍ですねえ・・・。
補足
みなさんに追加質問になるのですが、 A車、B車、C車の3台が並んで20km/hで走っているとします。 B車はブレーキをかけ、停止しました。 C車は加速し、40km/hになりました。 B車をA車の乗員から見たときに、B車は停止状態から-20km/hまで加速したように見えますよね。 また、 C車をA車の乗員から見たときに、C車は停止状態から+20km/hまで加速したように見えますよね。 このとき、B車のブレーキ装置周辺からは、ガソリン400分 の熱が発生し、 C車では、1200のガソリンが消費されます。 しかし、A車の乗員から見たときに、B車とC車は向きが逆なだけで、共に0km/hから20km/hまでの加速をしたように見えます。 なぜ走る向きによってエネルギーの変化量が変わるのか? この現象を A車の乗員は理解できないと思うのですが・・・。 A車の乗員は、この現象をどう理解したらよいのでしょうか?