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DVD-Rの紫外線劣化の測定可否について
未使用DVD-Rの(主に紫外線による)劣化の度合いを推測する方法は ありますでしょうか? 例えば、エラー計測(PIE,PIF)などで判断することはできますか? 保存状態があまり良くない未使用DVD-Rが手元にあるのですが、 「半年後に見ようとしたら再生できなかった」などのトラブルが 怖くて、使用できずに持て余しています。
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確かに製造時の品質にも影響されますが経年劣化でも確実に影響されます。 ですのでメディアの現在のコンディションを計測する事が出来ます。 ですのでPIE/PIF、更にPOFエラーやTAの数で判断すれば宜しいかと。 このエラーチェックで最も重視したいのはPOFエラーやTAです。 POFはエラー補正が補正しきれない場合に出ます。ですので0でなければいけません。 またディスク品質に関するHPをいくつか発見しましたので参考までに。 http://valkyrja.ddo.jp/~sith/media/index.shtml http://www.geocities.jp/tomozou58/index.html またTDKはCDでは優秀な成績ですがDVDは少し苦手な印象です。 ですがUVカットの記録面や傷が付きにくい超硬などで総合的には良いと判断したのでお勧めしました。 紫外線耐性3倍の性能に不安があるようでしたら、他社(三菱等のUV耐性が無い物)のDVDも買ってきて同じデータを焼き、 UVライト等が手元にあるようでしたら箱の中など太陽光が入らない条件で耐久試験をすることで知ることが出来ます。 この場合先ずは焼いたすぐ後にエラー計測をし、紫外線を大量(1時間程)に浴びせた後にもう一度計測してみると おもしろいかもしれません。 記録面をUVに直接当てるため結果が早くわかるかと思われます。 それであまり変化が見られない様でしたらもう1時間紫外線を当ててみるとか。 そうすれば紫外線耐性が具体的に分かるでしょう。 (ディスクメーカーによると、例えば真夏の晴天時に車のダッシュボードにディスクを放置しておくと、「2時間程度でディスクが使用不可となることもある」(TDK)そうです。) またTDKの超硬以外にもMaxellのHGシリーズも紫外線耐性があるようです。 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20060530/239374/ また単価は高くなってしまいますがDVD-RWでの保存も有効かと思われます。 上記ページにもありますがこれはUVには影響を受けません。
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- nameless1
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エラー計測は一度データを書き込んだ物でなければ計測出来なかったと記憶しています。 生のRディスクでは判断は不可能となるでしょう。 手元にある枚数にも依りますがそこから1割程試しに何かデータを書き込みエラー計測してみたら如何でしょうか? >「半年後に見ようとしたら再生できなかった」などのトラブルが >怖くて、使用できずに持て余しています。 とありますが、使用しない間も確実に劣化は進むでしょうから使わないと勿体ないかもしれません。 また、長期保存に向いたDVD-Rも存在しますので参考URLに載せておきました。載せたのはデータ用ですが映像用の物もあります。2層物が無いのが残念なところですが^^; 大切な映像やデータ等は多少お金がかかっても安定したメディアへの保存をお勧めします。 激安メディアや爆安メディアは安かろう悪かろうではありませんが、当たりはずれが激しく基本的に外周に行く程データの破損率が高いです。 高級メディアにも同様の事は言えますがエラー率が桁違い(文字通りの意味)だったりしますので。
お礼
早速の御回答、ありがとうございます。 不勉強でお恥ずかしいのですが、もう少し質問させてください。 >手元にある枚数にも依りますがそこから1割程試しに >何かデータを書き込みエラー計測してみたら如何でしょうか? エラー計測といいますと、メディアの構造(製造時の品質)に 起因するエラーを計る、というイメージを持っていたのですが、 経年劣化なども含めた「メディアの(現在の)コンディション」が わかるものなのでしょうか? もしそうだとして、それはPIE,PIFエラー数で判断すれば良いの でしょうか?(それとも、他に注目すべき項目はありますか?) 質問ばかりで恐縮ですが、よろしくお願い致します。 ※今回問題になっているメディア、まさしくTDK超硬です。 「紫外線耐性3倍」が実際どの程度のものなのか、気になるところです……
お礼
なるほど。 ということは、保存状態が悪かった未使用メディアであっても、 焼いた直後の品質がそこそこ良く、以後の保存方法に気をつけていれば、 他のメディアと比べて特別に劣化しやすいということはないんですね (多少の個体差はあるでしょうが)。 焼いた直後のエラーは少なくても、時限爆弾のように 時間が経つにつれ顕著に(以前浴びていた)紫外線の影響が出てくる…… ということだと怖いなと思っていたのですが、メディアの現在のコンディションを 計測する事ができるとのこと、とても安心しました。 前々からエラー計測できるドライブが欲しいと思っていましたので、 これを機に入手して、教えていただいたサイトを見ながら勉強することにします。 UVライトは持っていませんが、夏になったらベランダで耐紫外線のテストも してみようかと思います。耐性が実感できるかどうかで、 今後のメディア使い分けの参考にもなりそうです(もっとも、超硬は 原産国が変わってから品質も変わってしまったようですが……)。 この度は詳しいアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。 大変勉強になりました。 また何か質問させていただくことがあるかもしれませんが、 そのときはどうぞよろしくお願い致します。