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反応速度式について
反応速度式の自然対数、常用対数で示した式の意味がいまいちわかりません。一次反応式-dC/dt=kCを積分してlnC=-kt+lnC0(lnC0は積分定数)がlogC=-kt/2.303+logC0になることがわかりません。なので二次反応式もりかいできません。できれば詳しい説明が欲しいです。よろしくお願いします。
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- c80s3xxx
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反応速度論以前に,数学の微積分と対数のところを勉強し直した方がいいのでは? > -dC/dt=kCを積分してlnC=-kt+lnC0(lnC0は積分定数) 微分方程式のもっとも簡単なパターンの一つで変数分離して積分するというやつ. > lnC=-kt+lnC0(lnC0は積分定数)がlogC=-kt/2.303+logC0 ここは底の変換公式を使っているだけ.
-dC/dt=kC を変形して dC/C=-k・dt. とします。 左辺は、底を e とする C の対数の微分で d{log(底=e)(C)}.で、 右辺は、-kt の微分で d{-kt}.です。 従って、d{log(底=e)(C)}=d{-kt} これを積分すると log(底=e)(C)=-kt + C0.つまり、ln(C)=-kt + C0 C0 は、定数ですので、ln(C0) を定数とする方が便利な場合は そのようにしてもかまいません。今、そのようにすると、 ln(C)=-kt + ln(C0) これを、常用対数を用いて表わします。 ln(C)=log(底=e)(C).であるので、 log(底=e)(C)={log(底=10)(C)}/{log(底=10)(e)} ={log(底=10)(C)}/(1/2.303) =2.303・{log(底=10)(C)}=2.303・log(C) 従って、2.303・log(C)=-kt + 2.303・log(C0) ここで、ln(C0) を 2.303・log(C0) に置き直しました。 これから、log(C)=-kt/2.303 + log(C0).となります。
お礼
早速のご解答ありがとうございます。 詳しい説明でなんとか理解できそうです。