- ベストアンサー
(^^♪ さいきんときどき聞く「プライマリー・バランス」という経済用語、どういう意味でしょうか?
テレビで、さいきんときどき「プライマリー・バランス」という英語を耳にします。経済に関係したことばのようですが、どういう意味でしょうか? 日本語に訳せば、どうなるんでしょうか? こういう横文字を聞くと、発言してる人は「自分はかしこいんだ、こういうことばも知ってるんだぞ」と言ってるようで、ちょっとむかつきます。 テレビに出てしゃべるくらいだから、かしこいのはわかってるんで、もっとわかりやすいことばで、ゆっくり話してほしいと思うのですが…… もしかしたら、わかりやすい日本語でゆっくりしゃべると、ボロが出るので、わざとわけがわからないように早口でしゃべってるのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
この「プライマリー・バランス」ということばを流行らせたのは、竹中平蔵大臣だろうと思っています。最近の教科書は見ていませんが、この概念は「プライマリー・バランス」と記述しているはずです。翻訳できないので、そのまま使っているのですが、「根本となる収支の釣り合い」?、無理に訳せば、そんな意味です。 竹中大臣が「プライマリー・バランス」というとき、暗に「プライマリー・バランス」の問題が重要だから、国債の発行はこれ以上増やせないのだという前提で議論しますよという意味合いが入っています。 日本は、90年代前半頃は、これ以上国債発行したら、だめなので、国債発行に頼ることのない国家体制にかえるべきだと考える人と、不況の時は、国債発行で景気を回復させれば、自然に租税が増えて、それにより国債を減らしていけると考える人の二通りがあったのです。 どの家庭でも、まず、もらってきた給料で生活するのが基本なのだけれど、家を建てようと思うと、借金して建てないといけなくなると言うのと似ています。 この借金が、国の場合、国債に当たるのですが、今の日本の状態は、借金して建てた家の子どもが増えたので、それぞれの子ども部屋を作ろうと再び借金して建て増ししたところ、お父さんのご両親の在宅介護が必要になり、再び借金して建て増しをし、おじいさんとおばあさんの部屋を建てたような感じで、借金だらけです。 しかも、お父さんの給料は増えないし、仕方がないから、この借金は子どもたちに返してもらおうということになっているのです。 しかし、世代をまたがらせると、yumi18さんは、大きな家に住めるかも知れないけれど、お父さんの借金を受け継いでずっと借金返済に明け暮れないといけなくなるのです。 この喩えで分かるように、国民の誰にでも、特に若い人たちに分かると、まずいので、我々大人で、多少とも経済学などを勉強した人だけに分かるように話していると言えるかもしれません。 「プライマリー・バランス」の本来の意味は、すでに回答があるので参考にされてください。
その他の回答 (3)
以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「プライマリーバランス(Primary Balance) 」 推移のチャートもあります。 ◎http://www.jcer.or.jp/research/ronten/toshida20010528.html (プライマリーバランスの定義) ●http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je01/wp-je01-3-1-06z.html (国・地方のプライマリーバランス) ご参考まで。
お礼
ご回答いただきまして、たいへんありがとうございました。
プライマリーバランスとは、 国債費関連を除いた、基礎的財政収支の事を云います。 国の予算の中で、国債の償還や利払い分の支出と、新規に国債を発行して得る収入を別にして、国債関連以外の公共事業や社会保障費などの財政支出を、税収などの正常な歳入で賄い、国債などに頼らないということです。 詳細は、参考urlをご覧ください。
お礼
ご回答いただきまして、たいへんありがとうございました。
- DoubleJJ
- ベストアンサー率34% (127/367)
参考URLを出しておきました。 こちらをご覧下さい。
お礼
ご回答いただきまして、たいへんありがとうございました。
お礼
私のようなものにもわかるように、また日本語訳もご回答いただきまして、たいへんありがとうございました。