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お友達 【美化語】

自分の友達を相手に話すとき、「私のお友達」というのはおかしいのではないかと思い、ここのカテゴリーで検索していました。 すると、検索で次のような回答がありました。 >美化語は女性語という人もいます. もともと国語審議会で議論されてきた背景があるわけですが,丁寧語の下部概念に丁重語と美化語があるとされてきました.従来は三分類(尊敬語,謙譲語,丁寧語)が主として採用され,一部に五分類が採用されていました. >尊敬語の場合は明らかに相手との関係がもとになっています.具体的には,相手が話し手よりも上位の場合に使われる表現です. >しかし美化語は必ずしもそうではありません.例えば相手との上下関係とは離れて,言葉使いとして,より上品とか美しいと感じられる表現です.この場合も,相手を尊敬する気持ちから,上品な表現を使うという解釈では尊敬語と見なすこともできるわけです.しかし,美化語としては,相手と対等な立場でも相手が下位の場合でも使えるので,切り離す方がよいという考え方でしょう. >例えば,「先生からのお手紙」ならお手紙は「尊敬語」ですが,「お友達にお手紙を書きましょう」のお友達やお手紙は美化語とされています. >お酒やお料理以外にも,お弁当,お茶,お箸,お菓子,お食事,お飲み物,などありますが,めし(飯)をご飯,腹をおなかと言ったり,便所をお手洗いというのも該当します. >また,おビールが美化語かということにはなお議論があります. ということは 自分の友達のことであっても、相手側に「私のお友達」と言っても 美化語であるからこれは正しい日本語、になるのでしょうか? ずっと気になっています。 よろしくお願いします。

noname#46454
noname#46454

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

「お友達」に尊敬語と美化語がある、ということは間違いありません。そして、「美化語」の場合、「女性語」といわれるもの(性的に使用の差が認められるもののうち、専ら女性が用いる語)が存在するのも確かです。 (ジェンダーの観点からの批評はここでは差し控えます。あくまで、実際の使用という点から私の考えを述べます。) よって、正しいかどうかという問いには、「正しいであろう」と答えることになります。ただし、「状況に応じて」という条件が付きます。 まず、質問者の方が男性であれば、正しいか否かの以前に、相手に違和感を与える可能性があります。仮に女性であっても、改まった場面(男女の差が考慮されない仕事の現場など)で「お友達」という言い方をすれば、「何だこいつは」と思われるのは必定です。これはのことは「尊敬語」の場合にもあてはめることができます。取引先の方と対話しているときは、「お友達」ではなく「ご友人」などを用いた方がより適切であるといえるでしょう。 例えば、保育士や小学校低学年の教師が子供たちに語りかける場合や、親が子供(もちろん年少の子)に話す場合には、美化語として「お友達」を使っても問題ないと考えます。 以上のように、敬語に関しては、単に正しいかどうかだけではなく、より適切であるかどうか、あるいは相手にどう受け止められるかなどが、重要な意味を持ちます。そこが敬語の難しいところであり、醍醐味でもあると思います。

noname#46454
質問者

お礼

>「正しいであろう」と答えることになります。ただし、「状況に応じて」という条件が付きます。 ということは、下のほうで例文にして書いて頂いたように、状況に応じては、正しくない時があるということですね。 詳しく例文に出して教えて頂いたので、よくわかりました。 これで気になっていたのが、蟠りがとれたような気がします。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.1

>自分の友達のことであっても、相手側に「私のお友達」と言っても美化語であるからこれは正しい日本語、になるのでしょうか? 自分の友達のことであっても、相手側に「私のお友達」と言うのが美化語の使い方です。 美化語(女性語)は美しい、品のある日本語です。美化語を使う女性には品位と心の美しさを感じます。

noname#46454
質問者

お礼

私が言葉足らずだったのですが 「私のお友達」というのが美化語に入り正しいのであれば、それは何故かということもお聞きしたかったのですが・・・ 美化語について回答そして感想を聞かせてくださりありがとうございました。

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