• ベストアンサー
  • 暇なときにでも

ウィニー開発者有罪の理由

 ウィニーの開発者が有罪になりました。  被告側の言い分を簡単に言えば、「ダイナマイトを発明したノーベルと同じだのになんで有罪なんだ」と、いうことらしいんです。  確かに理はあるように思います。悪用する人が悪いんだと思います。  有罪になった理由について、新聞情報ではもう一つ理解しにくいところがあります。  私はウィニーというものについては、「取り込んだらダメだ、自分の情報が出て行ってしまう」くらいの知識しか持っていない無学者です。  そこで教えていただきたいんですが、 (Q)ウィニーを世に出せば、こういうことになると、あらかじめ開発者側が充分想定できたことでしょうか? 言い換えれば、開発者側に愉快犯的なところがあったんでしょうか?

noname#24488

共感・応援の気持ちを伝えよう!

  • 回答数20
  • 閲覧数165
  • ありがとう数23

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 回答No.16

まず、問題の整理から。 ウィニーの場合、問題なのは著作権侵害行為をしやすいようにソフトがつくられている、ということです。 ファイル交換ソフト、というのは、ウィニーが初めてではありません。それまでもいくつかあったようですが、これらは、違法コピーが行われた場合、追跡して調べることもできました。それで、「コピーをした側」が、逮捕された事例もあるわけです。 ですが、ウィニーは、違法コピー、不法アップロードをしても、それを追跡しにくいようにソフトウェアが設計されており、著作権侵害行為を行う上での「改良」がほどこされていたのです。今回の判決では、そのために著作権侵害行為を助長することを予測していたのにもかかわらず、むしろそれを目的とするかのごとく確信犯的に行ったがゆえ、有罪とされたということです。 つまり、不法行為をしても証拠が残らないようにわざわざソフトウェアを設計していて、それが著作権侵害行為を助長するためだったという「動機」を裁判所が認定したから、このような判決が出ているわけです。 人を殺しても、殺す気がなければ「殺人罪」には問われません。本件での争点は「動機」であり、開発者が、本当に著作権侵害行為を助長するという結果を予想していなかったとすれば、無罪ですが、「助長するのがわかってて行った」と、裁判所が認定したがゆえの有罪判決です。 ダイナマイトや自動車は、決して戦争や事故を起こすことを目的として開発されたものではありません。ですが、ウィニーは著作権侵害行為を助長するために開発された、と、裁判所は認定し、「独善的かつ無責任との非難は免れない」という判決を下したのです。この点で、ウィニーは前者とは全く違う、といってよいでしょう。 「こういうこと」というのが、不法コピーが横行すること、であれば、そのとおりです。 「こういうこと」というのが、逮捕されて(一審で)有罪となったこと、であれば、まさかつかまるとは思っていなかったのでしょう。捕まっても、「ダイナマイトと同じ」という、子供じみた言い訳が十分に通ると思っていたのでしょう。ですが、世の中そんなに甘くは無いのです。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

>「こういうこと」というのが、不法コピーが横行すること、であれば、そのとおりです。  「こういうこと」は↑です。  明快なご説明、よくわかりました。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • winny開発者の有罪判決について

    日本で有名なP2Pネットワークを利用したファイル共有ソフトである「winny」の開発者:「東京大助手 金子勇氏」の有罪判決は適当なのでしょうか。P2Pはもともと相互間でのデータやり取りが可能はネットワークなだけであり、つまり「インフラ」です。「インフラ」開発が犯罪であるとするならば、「avi」形式や「mp3」形式に対応するオーディオ機器、ヴィジュアル機器の開発も犯罪になります。 犯罪にならないという意見を持ってる方がいると思いますが、P2Pネットワークも用途次第なのです。 今回の判決の理由として、情報流出が原因に挙げられます。しかし、情報流出の場合、いかなる手段であれ、流出源に原因があると断定できるでしょうか。むしろ流出させた側に責任があります。「winny」はあくまで流出源でしかないのです。 みなさんは「金子勇氏」が有罪なのか無罪なのか、又意見をお聞かせください。

  • ノーベル賞が最も権威がある理由

    スウェーデンの発明家でダイナマイトを開発したアルフレッド・ノーベルの発案で始まり スウェーデン王立科学アカデミーが授与機関に選定されていますが 世界中の学者に羨望されているほど学問世界の 世界的権威になった理由を教えてください。 よろしくお願い申し上げます。

  • 開発者について教えて下さい

    プログラムも書けるSEの方は、理系学部出身の方が多いのでしょうか? 通信やネットワーク系だと、会議と資料作成専任風の文型男性が沢山いたんですけど・・・ ハード製造系の方だと、PC以外の機器全般に強いのです。 同じSEでも、 テストマシン設定が出来る方と、 テストマシン設定(ネットワーク設定含む)が全く出来ない方が 存在するのは何故なのですか? マシン設定が上手い方は、工業高校・高専・大学・院時代に、 プロジェクトの実践授業を何度か経験なさっているのですか? その時に設計もプログラムも会得しているのですか? 「何でも聞け。」という上司(多分理系)、 「何も聞くな。」と切れる上司がいて(多分文系)、 テストの度に戸惑います。これってIQの差なのですか? IQが低いと、人間性も悪いのでしょうか?

その他の回答 (19)

  • 回答No.20
  • bgtw44
  • ベストアンサー率0% (0/7)

>>(Q)ウィニーを世に出せば、こういうことになると、あらかじめ開発者側が充分想定できたことでしょうか? 言い換えれば、開発者側に愉快犯的なところがあったんでしょうか? そうだと思います。法律とか有罪無罪はまったく 分かりませんが金子被告はロクデモない人間だと思います。発言など聞いていても不快なことばかりです。 個人的には是非有罪にしてほしいです。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。 やっぱりそう思われますか。 今回の質問に対するご回答は、そう感じている方が多いように思いますね。

  • 回答No.19
noname#188374

質問者さんのA No17さんへの回答を見て唖然としてしまったのですが…… >法律本来の趣旨である「悪い奴を罰する」ということに主点を置いて その「悪い奴」というのは誰が決めるのですか? 世論、大衆、それとも政府でしょうか? 罪刑法定主義とは、「悪い奴」は「法律が決める」という制度です。 だから、「悪い奴」は法律が決めるのであって、「法律の趣旨が悪い奴を罰すること」というのは間違いです。 これは日本国憲法にも書かれている事です。 日本国憲法 第31条 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない。 第39条 何人も、実行の時に適法であった行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問われない。 つまり、法解釈というのは「コマゴマとした技術的なこと」などではなく、日本国憲法によって守られている罪刑法定主義の原則に違反していないかという非常に重要な事項なのです。 だから、この判決では罪刑法定主義に違反する類推適用ではないかと世間では騒がれているのです。 質問者さんはもう少し憲法や刑法についての最低限の知識を身につけてほしいと思います。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

これは回答ではありませんね。このサイトの以下の禁止条項に抵触していますな。 [批判目的]質問に対する回答を示さず、質問者や他の回答に対する指摘・批判を目的としているもの  このようなことをされますと、このサイトが荒れてしまって、皆さん迷惑しますし、NO.19さんの人格も疑われることになります。

  • 回答No.18

Winny2はファイル共有機能だけを持っていた初代とは目的が違い、 P2P技術を利用した新しい形の掲示板機能を実現できないか・・・ と言う実験が目的だったと聞いたような気がします。 単に匿名性を向上させるだけの目的ではなかったかと。 ちなみに、結果としてその掲示板を利用した人に関しては匿名性が低下していたと思います。 記憶が曖昧で、ソースも忘れてしまったのでアレですが。 Winny作者が書いた本だったかな?

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

>単に匿名性を向上させるだけの目的ではなかったかと。  そういうことですか、ありがとうございました。

  • 回答No.17

ちなみに有罪有罪と書いていますが、確かに地裁では有罪判決が出ましたが、被告側は控訴しているので「有罪」は確定していないわけです。 地裁というのは罪刑法定主義を無視した世論迎合的な判決をよく行うので、高裁以上でその判決が覆ることはよくあります。(例→http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006121401000420.html) だから、この判決も覆る可能性は高いと思います。 何と言っても法解釈が適当だし。 ここでの回答者の方々も色々言っていますが、肝心要の著作権法についてだれも述べられていないのが不思議です(笑)。 実際のところ「予見性云々」よりこの裁判の焦点は「著作権法の解釈」と「幇助の解釈」だと思うんですが……… 法律カテで新しく質問立てたほうがよさそうです。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

 ご回答ありがとうございます。  私が質問したかったのは、開発者に悪意があったかどうかということです。  私は法解釈や運用面のコマゴマとした技術的なことよりも、法律本来の趣旨である「悪い奴を罰する」ということに主点を置いて質問させてもらいました。  参考URLの裁判については、その記事を読んだ限りでは、世論(声なき声、親が気の毒だから親を責める声は表面には出ません)の大部分は高裁判決支持だと思いますね。  仰せの通り、高裁でひっくりかえる可能性はあると思います。  私は17番さんのご意見も含め、これだけ多数の有益な回答をいただけると思っていませんでした、質問の趣旨からして、このカテゴリーで正解であったと思っています。  ありがとうございました。

  • 回答No.15

mixiが見れる方はこの日記が非常に的確だと思うので見てみてください。 「罰したいから罰する、そこに辿り着けた者の特権ですね。」 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=292587210&owner_id=346600

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

すみません。MIXIに入れませんでした。

  • 回答No.14

開発者逮捕と有罪は「見せしめ」の意図が強いでしょ。 本気で、モラルや道理を言うなら、幇助した被告だけが 責任に問われる事自体意味不明。 警察官や自衛官と言った公人ですら Winnyを利用した上に情報漏洩まで引き起こした人たちは 何故罪に問われない? コンビニに行けば、今でもファイル共有ソフトとして Winnyの詳しいやり方マニュアルが公然と売られている。 これは何故、幇助にあたらない? 特定された実行犯すら罰して居ないのに 幇助したほうが罪が重いなどと聞いたことがない。 有罪にしなければ、調子にのって真似した犯罪が増える。 と考えて居るのだろうが、初めてネズミ講を考えた日本人。 ライブドアの堀江被告。FLマスク事件なんてのもあった。 その度に法改正ではなく、法解釈で裁くあり方には 疑問を持たざるをえない。 以上、一庶民の感想でした。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

>特定された実行犯すら罰して居ないのに幇助したほうが罪が重いなどと聞いたことがない。  たしかにヘンですね。見せしめ的な色彩が強いと思います。  ありがとうございました。

  • 回答No.13
  • ron777
  • ベストアンサー率32% (32/100)

全く法律に疎い者からの一意見で失礼致します。 罰するべきはこのソフトを使用して著作権を侵害した人全員だと思います。 その根拠は身近な例で、『自動車を開発した時点で、現代の様に多く発生する交通事故を想定出来たか?』『自動車会社は明らかに走行しては行けない速度まで走行出来る設定に成っている自動車を販売して、罪にならないのか?』との問いに対する答えが実質、不問に成っている事と同じです。 愉快犯として立証出来るたら当然、罪に問えますよね。 回答には程遠く、意見に近いコメント程度で失礼致しました。 何か変な裁判だと、結構多くの者が感じていると信じたいです。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。 交通事故を起こした奴を罰する=著作権を侵害した奴を罰する なるほど、わかりやすい整理のしかたですね。

  • 回答No.12
  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)

著作権とはいいますが、著作団体がそれほど抗議をしていない裁判でもあります。 すでに音楽業界はコピー前提で販売を開始していますしね。 時流に乗っているので著作権業界はコピー対策を既に模索中ですし。 元々、この裁判はういにーのユーザーである国家権力京○警察が、私情、私憤、私怨で起こした裁判です。 動機が出鱈目な告発なので、より出鱈目で返すしかないのです。 勝手な言いがかりでケンかを吹っかけた相手には何を言っても無駄でしょう? 勝手に著作権がどうのこうのと言っていますが、告発側には正義の無い裁判です。 ともあれ、国家権力者が私憤で訴えてくるとは想定の範囲外だったと思います。 開発者は本来ならば著作権団体が訴えてきて、正面から話し合う事は想定していて準備はあったと思います。 が、対面した相手は逆ギレした公務員。著作権と縁の無い人間。 これじゃ、何も解決はしません。 後はお互いのプライドの勝負。 お互いへ理屈の言い合いです。 こんな不毛な裁判を一面に報道する事自体がおかしいし、続けるのも不毛。 告発元の不純な動機はあえて書きません。 これは新聞に書けないことだから。 何処の新聞も告発に至った経緯を書いてないでしょう? 何故書いてないのでしょうね?それがこの裁判の恐ろしいところです。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

早速のご回答ありがとうございます。 警察の私憤私怨!そういうことですか。 >何故書いてないのでしょうね?それがこの裁判の恐ろしいところです。 ウーン、だんだん恐ろしくなってきましたね。 警察を怒らすと怖いということは知っています。なんだってやりますもんねえ。 ありがとうございました。

  • 回答No.11

http://d.hatena.ne.jp/keyword/47%BB%E1 「MXの次はなんなんだ?」 「暇なんでfreenetみたいだけど2chネラー向きのファイル共有ソフトつーのを作ってみるわ。もちろんWindowsネイティブな。少しまちなー。」 これが事の始まりだと言うことになってます。 mxの次だからnyと言う名前らしいです。とりあえずWinnyの前にWinMXがあったということです。 このWinMXもファイル共有ソフトなんですが、確か当時既に悪用している人がいました。 このMXよりも匿名性が高くなったのがWinnyですから、悪用する人が出るだろうというのは充分想定できる事だと思います。 なので (A)開発者側に愉快犯的なところがあったと思われる。 です。 でも、個人的には「幇助としてみる事も出来るが、あくまでもファイル共有ソフトを作っただけに過ぎない」と思います。 例えば違法改造車を作る為のパーツを作った工場、売った店も幇助として取り締まられるんでしたっけ?(取り締まられてないような気がします) 日本では制限速度が100キロの道路までしかないのに、100キロでリミッターが働かない車を作るのは幇助にならないですよね? こっちの方が著作権を侵害する可能性のあるソフトよりも、悪質だと思います。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

早速のご回答ありがとうございます。 >開発者側に愉快犯的なところがあったと思われる。 やっぱり、そう思われますか。   100キロまでしか出ない車を作ることは簡単ですものね。トヨタの方が悪質ですか。毎年死人が沢山でていますもんね。ウーン・・・・。

  • 回答No.10

A. 開発者は想定していました。それどころか議論を巻き起こすために作ったって検察側の質問に対し自分で言ってます。 それにウィニーが出る前から海外でも日本でもファイル共有ソフトが大量に悪用されている事実があったわけで、想定外なわけはありません。 ノーベルですが、ノーベルはダイナマイトを悪用されたとき、大変嘆いたと言います。ですが、この開発者はウィニーが悪用された事を知ったとき、果たして嘆いたのでしょうか。二人の倫理観に大きな違いがあるように僕は思います。(逮捕された時は嘆いたと思う。) 開発者にとっては、世界的にも異例の逮捕・使用者に歯止めをかけるための見せしめ的有罪は痛いと思いますが、彼が自分が開発したものがノーベルのダイナマイトだと思うならば、今後世界に有益なものを新たに作り出す方向へ行くと思います。(最高裁までもつれそうなので実際はまだ判決はわからないが、多分有罪。安部前官房長官がウィニーやるな!って呼びかける位だから。国v.s.一個人。世論もあまり味方をしていない。) あと、テレビで法律の専門家達が今回の判決で開発者に影響がある、社会に不利益だっていうけど、そんなのは全くないですね。彼が捕まったって物を作る人が開発をやめるわけがありません。生きがいですから。

共感・感謝の気持ちを伝えよう!

質問者からのお礼

 僭越にもノーベルといってました。 >彼が捕まったって物を作る人が開発をやめるわけがありません。生きがいですから。  安心しました。  早速のご回答ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 日本の異常な刑事裁判の有罪率?

    日本の第一審有罪率は99.9%(事実上世界一)であり、これは検察官により起訴された事件の1000件に1件しか無罪とならないということを意味します(掲載司法統計を参照)。もしこれが日本だけではなく先進諸国でも同様であればそれほど違和感はないことでしょう。ちなみに、米国連邦裁判所制度の下での有罪率は、1972年から1992年の間において約75%から約85%でした(Sara Sun Beale, Federalizing Crime:Assessing the Impact on the Federal Courts, 543, Annals of the American Academy of Political and Scoial Science)。特に、各州の有罪率は、テキサス州で84%、カリフォルニア州で82%、ニューヨーク州で72%、ノースカロライナ州で67%、フロリダ州で59%でした (Peter J. Coughlan(Jun.,2000) In Defense of Unanimous Jury Verdicts: Mistrials, Communication, and Strategy Voting, 94, The American Political Science Review, pp.375-393)。次に、英国国王裁判所での有罪率は、80%、中国約98%程度、旧ソ連ですら約90%超であり、日本の刑事裁判における有罪率99.9%は歴史的・統計的にも異常値であると言えます。なお、最近のパレスチナ人に対するイスラエル軍事法廷の有罪率は、99.74%であり、これですら日本の第一審有罪率には及びません(Donate, an independent journalist from Israel & Palestine on March 14, 2010)。具体的な数値は不明ですが、様々な情報を総合すると、ナチスドイツの刑事裁判における有罪率すらも99.9%にははるかに及ばないと推定されます(ナチスドイツの有罪率は99.5%と推定される。 この点、先進諸国の刑事法学者の多数も疑問を抱いています。また、時々報道されるように米国政府が自国兵士を日本の刑事司法に委ねることを躊躇する一因もこの点にあると思われます。ところで、以前に法科大学院に在籍していた時に、米国政府からも重用されている米国アメリカン大学ロースクールの教授Jeffery Lubbers氏にこの問題に関する質問したところ、苦笑して「99.9%の有罪率は旧ソ連の裁判所並みだろう・・・」とのご意見でした。 外国人のみならず日本人の多数もこの問題に疑問を持っています。「Yahoo!みんなの政治」に新党大地の代表・鈴木宗男氏の「検察が正義でなく、正義は国民が判断する」というコラムでこの点が触れられています。同氏は、「国民が気をつけなければならないのは、裁判所は「法の番人」でなければなりませんが、現実は裁判所は検察の言いなりになることがほとんどだということです。有罪率99.9%は、ほぼ100%ということですが、この数字が裁判所が検察の言いなりだということを証明しています。なぜ言いなりかというと、司法官僚同士の一体感というのはとても強く、「判検交流」といって、裁判所(司法)と検察(行政)の交流人事というのがあり、同じ村の仲間だからです。したがって、日本では、3権分立が成り立っているのかといえば、極めて疑問に思います。」と意見を述べておられます(http://seiji.yahoo.co.jp/giin/rev/detail/index.html?g=2009000469&s=0&d=3&r=42)(ちなみに、この見解に対する賛否は、賛成487件、反対35件で圧倒的に賛成が多い)。また、(http://news.goo.ne.jp/hatake/20090529/kiji3341.html?disp=all)のアンケートも参照してください。 確かに、日本は三権分立制を採っており、司法・行政・立法は相互に抑制・均衡することで各府の暴走を抑止し、適正な権力運営を図っています。したがって、第一審有罪率99.9%なのに検察の慎重な判断の積み重ね結果だから問題がないというのは事実上三権分立の実効的機能を無視するものです。逮捕状発付率、起訴猶予率及び第一審有罪率を総合的に考慮すれば、日本では事実上有罪無罪の判断を検察がしており、裁判所はその事後的承認機関と化していると言っても過言ではありません。司法と行政相互の抑制均衡機能が実効的に働き、司法の独立が維持されれば、検察と裁判所は相互に独立した判断をしている以上、第一審有罪率が99.9%になることなどあり得ません(法曹三者が一元的に司法研修所で教育を受け、法曹官僚として一枚岩であるからこそ高度の一体性と見解の一致を見るのです)。 この点に関し、ハーバードロースクールのJ. MARK RAMSEYER教授とインディアナ大学ビジネススクールのERIC RASMUSEN教授は、日本の裁判所の異常に高い有罪率に関し、共同論文「Why Is the Japanese Conviction Rate So High?」(英語論文)(http://ideas.repec.org/p/wpa/wuwple/9907001.html)の中で、「検察官が過度に人手不足であるので最も有罪になる可能性が高い事件のみを起訴し、裁判官は明白に有罪になる被告人のみを裁判していること」及び「裁判官は行政府により再任されるので無罪判決を出した裁判官はその後の出世において不利に扱われ、裁判官は事件を有罪にするように偏重した動機付けを与えられていること(特に国策起訴においてはこのことが顕著である)」の2つを挙げています。 上記ハーバードロースクールの論文が挙げる日本における有罪率99.9%の2つの原因のうちの1つである「検察官が過度に人手不足であるので最も有罪になる可能性が高い事件のみを起訴し、裁判官は明白に有罪になる被告人のみを裁判していること」は、日本政府も自ら認めている原因であり、日本政府は、むしろ有罪率99.9%を正当化する理由として当該原因を引用しています。すなわち、日本政府は、検察庁(行政府)が事実上刑事司法における有罪・無罪のスクリーニングを行っている点を認めていながら、司法府と行政府との間のチェック・アンド・バランスが十分に機能していると主張し、自己矛盾を生じている訳です。しかしながら、検察庁(行政府)が事実上刑事司法における有罪・無罪のスクリーニングを行っていれば、刑事司法における判断裁量は行政府(検察官)にあり、司法府と行政府との間のチェック・アンド・バランスが十分に機能しているとはいえず、三権分立が形骸化していると解するのが自然です。 ところで、司法府と行政府との間のチェック・アンド・バランスが現在の日本の状況と酷似し、裁判所の判断が行政の強力な影響下に置かれ、司法及び裁判官の独立が形骸化していた典型的な社会はナチスドイツ政権下において見られました。ナチスドイツ政権下の裁判所は、ほとんどヒトラー政権の傀儡裁判所と化していたのです。ナチスの例を考えれば、検察庁(行政府)が事実上刑事司法における有罪・無罪のスクリーニングを行い、刑事司法における判断裁量を握っていることの危険性を理解できるはずです。実際、最近では、過去の冤罪がかなり暴露されており、こうなると検察官の判断の慎重さも疑わしいところです。

  • 日本の刑事裁判所における異常な有罪率?

    日本の第一審有罪率は99.9%(事実上世界一)であり、これは検察官により起訴された事件の1000件に1件しか無罪とならないということを意味します(掲載司法統計を参照)。もしこれが日本だけではなく先進諸国でも同様であればそれほど違和感はないことでしょう。ちなみに、米国連邦裁判所制度の下での有罪率は、1972年から1992年の間において約75%から約85%でした(Sara Sun Beale, Federalizing Crime:Assessing the Impact on the Federal Courts, 543, Annals of the American Academy of Political and Scoial Science)。特に、各州の有罪率は、テキサス州で84%、カリフォルニア州で82%、ニューヨーク州で72%、ノースカロライナ州で67%、フロリダ州で59%でした (Peter J. Coughlan(Jun.,2000) In Defense of Unanimous Jury Verdicts: Mistrials, Communication, and Strategy Voting, 94, The American Political Science Review, pp.375-393)。次に、英国国王裁判所での有罪率は、80%、中国約98%程度、旧ソ連ですら約90%超であり、日本の刑事裁判における有罪率99.9%は歴史的・統計的にも異常値であると言えます。なお、最近のパレスチナ人に対するイスラエル軍事法廷の有罪率は、99.74%であり、これですら日本の第一審有罪率には及びません(Donate, an independent journalist from Israel & Palestine on March 14, 201)。具体的な数値は不明ですが、様々な情報を総合すると、ナチスドイツの刑事裁判における有罪率すらも99.9%にははるかに及ばないと推定されます(ナチスドイツの有罪率は99.5%と推定される。 この点、先進諸国の刑事法学者の多数も疑問を抱いています。また、時々報道されるように米国政府が自国兵士を日本の刑事司法に委ねることを躊躇する一因もこの点にあると思われます。ところで、以前に法科大学院に在籍していた時に、米国政府からも重用されている米国アメリカン大学ロースクールの教授Jeffery Lubbers氏にこの問題に関する質問したところ、苦笑して「99.9%の有罪率は旧ソ連の裁判所並みだろう・・・」とのご意見でした。 外国人のみならず日本人の多数もこの問題に疑問を持っています。「Yahoo!みんなの政治」に新党大地の代表・鈴木宗男氏の「検察が正義でなく、正義は国民が判断する」というコラムでこの点が触れられています。同氏は、「国民が気をつけなければならないのは、裁判所は「法の番人」でなければなりませんが、現実は裁判所は検察の言いなりになることがほとんどだということです。有罪率99.9%は、ほぼ100%ということですが、この数字が裁判所が検察の言いなりだということを証明しています。なぜ言いなりかというと、司法官僚同士の一体感というのはとても強く、「判検交流」といって、裁判所(司法)と検察(行政)の交流人事というのがあり、同じ村の仲間だからです。したがって、日本では、3権分立が成り立っているのかといえば、極めて疑問に思います。」と意見を述べておられます(http://seiji.yahoo.co.jp/giin/rev/detail/index.html?g=2009000469&s=0&d=3&r=42)(ちなみに、この見解に対する賛否は、賛成487件、反対35件で圧倒的に賛成が多い)。また、(http://news.goo.ne.jp/hatake/20090529/kiji3341.html?disp=all)のアンケートも参照してください。 確かに、日本は三権分立制を採っており、司法・行政・立法は相互に抑制・均衡することで各府の暴走を抑止し、適正な権力運営を図っています。したがって、第一審有罪率99.9%なのに検察の慎重な判断の積み重ね結果だから問題がないというのは事実上三権分立の実効的機能を無視するものです。逮捕状発付率、起訴猶予率及び第一審有罪率を総合的に考慮すれば、日本では事実上有罪無罪の判断を検察がしており、裁判所はその事後的承認機関と化していると言っても過言ではありません。司法と行政相互の抑制均衡機能が実効的に働き、司法の独立が維持されれば、検察と裁判所は相互に独立した判断をしている以上、第一審有罪率が99.9%になることなどあり得ません(法曹三者が一元的に司法研修所で教育を受け、法曹官僚として一枚岩であるからこそ高度の一体性と見解の一致を見るのです)。 この点に関し、ハーバードロースクールのJ. MARK RAMSEYER教授とインディアナ大学ビジネススクールのERIC RASMUSEN教授は、日本の裁判所の異常に高い有罪率に関し、共同論文「Why Is the Japanese Conviction Rate So High?」(英語論文)(http://ideas.repec.org/p/wpa/wuwple/9907001.html)の中で、「検察官が過度に人手不足であるので最も有罪になる可能性が高い事件のみを起訴し、裁判官は明白に有罪になる被告人のみを裁判していること」及び「裁判官は行政府により再任されるので無罪判決を出した裁判官はその後の出世において不利に扱われ、裁判官は事件を有罪にするように偏重した動機付けを与えられていること(特に国策起訴においてはこのことが顕著である)」の2つを挙げています。 上記ハーバードロースクールの論文が挙げる日本における有罪率99.9%の2つの原因のうちの1つである「検察官が過度に人手不足であるので最も有罪になる可能性が高い事件のみを起訴し、裁判官は明白に有罪になる被告人のみを裁判していること」は、日本政府も自ら認めている原因であり、日本政府は、むしろ有罪率99.9%を正当化する理由として当該原因を引用しています。すなわち、日本政府は、検察庁(行政府)が事実上刑事司法における有罪・無罪のスクリーニングを行っている点を認めていながら、司法府と行政府との間のチェック・アンド・バランスが十分に機能していると主張し、自己矛盾を生じている訳です。しかしながら、検察庁(行政府)が事実上刑事司法における有罪・無罪のスクリーニングを行っていれば、刑事司法における判断裁量は行政府(検察官)にあり、司法府と行政府との間のチェック・アンド・バランスが十分に機能しているとはいえず、三権分立が形骸化していると解するのが自然です。 ところで、司法府と行政府との間のチェック・アンド・バランスが現在の日本の状況と酷似し、裁判所の判断が行政の強力な影響下に置かれ、司法及び裁判官の独立が形骸化していた典型的な社会はナチスドイツ政権下において見られました。ナチスドイツ政権下の裁判所は、ほとんどヒトラー政権の傀儡裁判所と化していたのです。ナチスの例を考えれば、検察庁(行政府)が事実上刑事司法における有罪・無罪のスクリーニングを行い、刑事司法における判断裁量を握っていることの危険性を理解できるはずです。実際、最近では、過去の冤罪がかなり暴露されており、こうなると検察官の判断の慎重さも疑わしいところです。

  • 開発者向けオプションについて

    開発者向けオプションについて USBデバッグで有名になりましたが、基本的にUSBデバッグ以外で個人が活用する機能はあるでしょうか? 不用意な操作による故障しか考えれないでしょうか? USBデバッグとは、ストレージ以上に端末を操作するのに使う機能ですが、それ以外で例えばハードウェアアクセラレーテッドレンダリングの様な機能は例えばどの様な端末でどの様なアプリに有効でしょうか? ※前述通り試さないでください。知っている方向けです!

  • 特許の開発者名について

    会社を辞める前に特許技術を2件開発しました。特許庁へ提出する書類等を揃え、後は提出するのみという段階で退社し、提出を上司に依頼せざるを得ませんでした。最近、その特許が公開され、見てみると開発者の欄にあるはずの私の名前がありませんでした。ものすごく悔しいです。年間1000万円以上もの効果をだした特許だけに。これに私がクレームをつけることは出来るのでしょうか?

  • 自動車の開発者になりたい

    現在高3です。 大学は関関同立の工学部機械学科を目指しています。 将来は自動車関係の仕事につきたいのですが(特に内燃機関に興味があります。)、関関同立に入ってから将来、エンジンの開発者や技術者になることは出来ますか?それともなれるのはほんの一握りの人たちだけで、実際には私立大学卒業で、極めて困難なことでしょうか?「将来の夢はエンジンを開発することです」なんて言ったりすると恥を書くだけでしょうか。 常識知らずなもんで、何も分からないんです・・・。 それから関関同立の工学部ではどこが一番自動車関係の就職に強いですか?どこも一緒ですよね・・・>< よろしくお願いします。

  • テキストファイルの開発者

    テキストファイルは誰が一番はじめに作った(開発した)のですか?

  • エンジンの開発者は誰ですか?

    思い出せなくて気になっています。 ワットは蒸気機関ですよね。 じゃあエンジンは? 教えてください

  • 開発者ツール

    私がいる会社の社員同士の交流目的?として、 社員一人一人がブログを持てるのですが、 テンプレートが統一されていて、他の社員と同じなんです。 そのテンプレートがダサすぎて自分だけ変えたいと思ったのですが、 F12の開発者ツールというものでは出来ないのでしょうか。 そのサイトの開発者は会社であって、私ではないのですが。 教えてください。

  • 開発者ツール

    Windows8 IE10 を使っています。 誤ってF12を押してしまい 開発者ツールが開いてしまいました。 開発者ツールというものを知らなかったので 閉じ方がわからず エンターキーなど押してしまった気がします。 開発者ツールの画面をいじるとまずいですか? 初心者でわかりません。 わかる方いたら教えてください。

  • モンスターハンターの開発者って

    現在モンスターハンター2ndGをプレイしています。 このサイトで何度か質問をし、そのたびに貴重な参考意見をいただき、モンスターとの立ち回りも上達してきました。 ・・・がっ!どう考えても納得できない理不尽なダメージを受けることもあります(特にフルフルはエグかった)。 どう見ても当たっていないハズなのに吹っ飛ばされたりなど、とにかく理不尽なダメージがイタい。 自分は同メーカーのデビルメイクライを一通りプレイしました。あのゲームもジャンルはアクションですが、 モンスターハンターのように、攻撃を受けて理不尽だなと感じたことがありません。 モンスターハンターは面白いゲームですが、作りこみが甘いなあといつも感じています。 先日も某動画サイトで動画を見ていましたが、こういう理不尽さってプレステ2版からあるんですね。 つまり同シリーズゆえにデータを流用しているから、最新の2ndGでも同じ現象が起こるというわけでしょうか・・・。 ただでさえモンスターハンターはアクション部分が重要なのに、こうもおかしなダメージが発生するというのは、 モンスターハンターの開発者より、デビルメイクライの開発者の方が技術的なレベルが上ということなのでしょうか?