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風邪のウイルスの広がり方について

すごく疑問なので簡単でいいのでおしえてください。 風邪のウイルスはくしゃみなどで飛び散るそうですが ウイルスって人間の体の中で増殖し始めるとき いったいどこに生存しているんでしょうか。 ウイルスというのは菌に寄生していないと生きていけないものだと 教えてもらったのですが 体内にいるときはどこにいてなんの菌に寄生しているのですか? また、飛び散ったウイルスはなにかの菌につかまりながら 人の口に入っていくのでしょうか? すいません、変な質問で…。 どなたか教えてください。

noname#23013
noname#23013

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noname#160718
noname#160718
回答No.2

 一応ウイルスの専門知識を有する者、です。 >ウイルスというのは菌に寄生していないと生きていけないものだと  ちょっと違います。  正確には、「生きた細胞内でないと増殖できない」微生物がウイルスです。  ウイルスは構造的に、核酸(遺伝子)とそれを包むタンパク質の殻だけ、という存在です(エンベロープや非構造蛋白もあるけど)。ですから、そのタンパク質の殻はもちろん遺伝子にコードされているわけですが、遺伝子を翻訳してタンパク質を合成する細胞内小器官を持たないため、生きた細胞の内部に入り、その細胞内小器官を利用することによってしか増殖することができません。  その「生きた細胞」というのは何でも良いわけではなく、ウイルスによって侵入できる(感染できる)細胞は異なります。この細胞を「標的細胞」などと呼ぶ場合もあります。  例えば、「HIV(エイズウイルス)の標的細胞は、ヒトのCD4+Tリンパ球」というような言い方をします。  ウイルスによって、特定の細胞にしか感染できないものや、ある程度多種類の細胞に感染できるもの、極端な例では狂犬病ウイルスのようにほ乳類であればなんでも感染できるもの、があり、非常に多種多様です。  「風邪のウイルス」といってもいろいろあります。  インフルエンザウイルスを真っ先に思い浮かべるかと思いますが、他にもコロナウイルスやRSウイルス、レオウイルスなど、非常に多くのウイルスが「風邪」を引き起こします。  これらの呼吸器病ウイルスに共通するのは、「咽喉頭から肺までの呼吸器に感染する」ということです。ウイルスによって咽喉頭や気管支の粘膜上皮細胞に感染するものや、肺胞に感染するものなど、これまたいろいろあります。  細胞内で増えたウイルスは、細胞外に排泄されるわけですが、気道(気管や気管支)の粘膜上皮から排泄されたウイルスは、咳などによってエアロゾルの状態で空気中に拡散されます。  その空気を吸ったヒトがまた感染する、というわけです。  ちなみにウイルスは一般的に、環境中単独では長く生きることができません。「生きる」という言葉はあまり適切ではないのですが・・・  ウイルスの場合、環境中に単独で存在するときは「何もしない」ので、「生きている」という表現はしっくりきませんね。「感染性を保つ」などという言い方をします。  ですから「死ぬ」という言い方もあまりしません。「不活化される」などといいます。  「菌に寄生」というのは、おそらく高校の生物などで最初に習うウイルスがバクテリオファージであることが多いため(タバコモザイクウイルスと人気を二分しているか)だと思います。バクテリオファージは大腸菌に感染するウイルスですから。

noname#23013
質問者

お礼

とても詳しく書いてくださってありがとうございました。 バクテリオファージ習いました^^ なるほどそうだったんだな…って思いました。 どうもありがとうございました

その他の回答 (1)

  • NAZ0001
  • ベストアンサー率29% (508/1743)
回答No.1

「菌に寄生」では無く、「細胞に寄生」です。 大抵は喉の粘膜細胞から感染が始まります。うがいをしましょう。

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