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活性と比活性
レーニンジャー新生化学の本に、「国際協定によって、酵素活性の1.0ユニットは、至適測定条件下25℃で1分間当たり1.0μモルの基質の変換を引き起こす酵素量として定義される。活性と言う用語は溶液中の酵素の総ユニットのことをいう。比活性は、総たんぱく質1mgあたりの酵素のユニット数である。」とありますが、ユニットとは何ですか?よく分からないので教えてください。
- Skyworldman
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ユニットの定義は質問のとおりですが、 簡単に考えると、酵素の活性と考えればいいですね。 100ユニットと200ユニットなら、倍の酵素の能力があるということで。 比活性は酵素の濃度等考えれば大まかに理解できるのではないでしょうか。
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- Dr_Hyper
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ユニットは単位の付けられないものを無理矢理単位にしたものです。 DNAを切断する活性のユニットは定義に当てはめると GGATCCの配列を切断する酵素の1.0ユニットは、至適測定条件下で1分間当たり1.0μモルのGGATCCの配列をもつDNAを切断する酵素量 ですよね。この時使った酵素の量の10倍量を入れたとすると10 unit使ったということになり、活性を指標に酵素の量をわかりやすく表記することができます。酵素は精製の仕方で活性と酵素量が一致しないことがありますので、プロトコールに1μg入れたという表記よりも、1 unit入れたといった表記の方が活性を評価するにあたっては正確なのです。 その対象になる反応それぞれに対して形を変える、酵素の働き指数を表す都合のいい単位です。
お礼
ありがとうございます。わかりました。
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お礼
なろほど、参考になりました。ありがとうございます。