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「DNAは合成開始を行えない」について

DNAポリメラーゼは合成開始を行えないため、RNAプライマーを合成して、プライマーにDNAポリメラーゼが結合し、ラギング鎖orリーディング鎖を合成するのですよね? それが3’→5’エキソヌクレアーゼ活性があることと関係があるのだとうかがいました。校正機構がある代わりにDNAポリメラーゼが合成開始を行えないのだと。その論理がよく分かりません。 またそもそもDNAポリメラーゼαは校正機構を持っていないのではありませんか?教えてください。 自分は高校2年生なので、出来るだけわかりやすくお願いいたします。

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noname#24872
noname#24872
回答No.1

kkitさんの考えが正しいと思います。 確かに、DNAの複製開始に関わるポリメラーゼαに3'→5'エキソヌクレアーゼ活性が無いのですから、「校正機構がある代わりにDNAポリメラーゼが合成開始を行えない」というのは変な理屈です。 DNAポリメラーゼが合成開始を行えないのは、単に3'OH末端が必要だからで、校正機構とは区別して考えるべきでしょう。 DNAポリメラーゼが単独で合成開始を行えない理由として、最初に誕生した生命が遺伝物質としてRNAを用いていたためである、という仮説があります。 後にRNAを鋳型として作られたDNAの方が遺伝物質として用いられるようになりましたが、RNAを複製の鋳型としていた時代の名残りが、プライマーゼとして残っているのかも知れません。

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