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1万円ぐらいのUSBサウンドボードで音質向上する?
最近パソコンで音楽聞いてます。 よく聞くCDはMP3の圧縮ファイルにしてますので、CD入れ替えの手間が要らず、便利でいいですね。 ところで、安物でもいいからサウンドボードは絶対つけるべきだ、というのを読みました。1万円ぐらいの外付けUSBサウンドボード付けたら音質向上するでしょうか。音というのはバランスが大事ですよね。圧縮ファイルにしている時点でサウンドボードに金をかけても無駄なのかとも思うんですがどうでしょうか。 ちなみに、スピーカーとアンプはあわせて、10年前に10万円ぐらいで買ったもので聞いてます。
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音質というのは、ご自身でも認識されている通り、バランスが重要です。USBオーディオインターフェース(I/F)を使えば、よくなる場合もありますが、大して変化が感じられない場合もあるでしょう。それは、オンボードのサウンド回路とUSBオーディオI/Fの音質が大差ないというだけでなく、その先(ヘッドホンやアンプ、スピーカー等)で音質が変化したりしているかもしれない、ということです。 つまり、それら再生装置が、オンボード回路とUSBオーディオI/Fの音の違いを描き分けられる能力があるか、聞き分けられる環境にあるか、といった問題もあるわけです。スピーカーがベコベコの棚の上にあれば、不要な振動のために本来とは異なる音が聞こえることもありますし、パソコンのファンの騒音が酷ければ細かな音の違いがマスクされるかもしれません。 また、音質の向上というのは、耳に聞こえる雑音が減る、減らないの話だけではありません。透明感や定位感が向上するなども、音質が良くなったといえます(これもノイズが減るという意味に違いはないのですが)。 ですから、けっきょくはやってみないと分からない、その他の要因も絡んで不確定要素が多い、という話になります。 ただ、オンボードのサウンド回路よりは音がよいはずだという精神的安定は得られるでしょうし、違いが分かるようにそれ以降の機器をセットすべきであるという比較対象にもなりますから、そういう意味では導入するメリットもあると思います。 圧縮音声については、頭ごなしに否定する人もいますが、それほど悪くありません。エンコーダーの質や圧縮形式にもよりますが、MP3なら256kbpsくらいで十分実用に耐える音質になります。というか、オンボードだと128kbpsも192kbpsも分からなかったのが、オーディオI/Fを使うことによって分かるようになったとすれば、十分音質は向上したといえると思います。
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- KoHal
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そもそも、パソコンのオンボードサウンドチップは音楽を再生することが主目的ではないわけです。 最近はオンボードサウンドチップといえども高機能化してきてますが、その内容はマルチチャンネル、各種サラウンドデコーダ対応であって、簡易ホームシアターシステム構築が主目的のようです。 で、その音の傾向は…。 PC用のアクティブスピーカーや安価な5.1chシステムを鳴らすことを想定しているらしく、狭い再生帯域(広い帯域はどうせ再生できないスピーカーをつなぐことが前提)、不自然なほど強調した低域(この質問カテゴリーを見ていると分かりますが、ユーザが第一に求めるのは「迫力のある低音」。しかし本物の低音はどうせ再生できないスピーカーをつなぐことが前提なので、低音が出ているよう誤魔化す手段)。 これにそれなりの再生能力のあるオーディオ機器をつないで音楽を鳴らしてみると、とても聴いてられない音になります。 まぁ、私もたくさんのオンボードサウンドチップを試したことがあるわけではないですから、たまたま私が使用したことのあるものがそういう傾向にあっただけかもしれませんが。 ただし、だからといってオンボードチップがダメだという話にはなりません。そもそも想定している用途が違うんです。 一方、オーディオインターフェース(カード、ユニット)と名のつくものは、最初から音楽再生を主目的としていますから、基本は2chで、(オンボードのものにに比べれば)広い帯域フラットな特性十分なSN比を実現しています。 No.3の方のおっしゃる通り、1万の予算ではなんとも言えませんが、もう一声予算を出せば、それなりの音質のものが手に入りますよ。 ただし、広い帯域フラットな特性十分なSN比のボードに、もし、PC用のアクティブスピーカーや安価な5.1chシステムをつなげば、メリハリのないつまらない音になってしまう可能性もあります。 「なんだ、オンボードチップのほうが良いじゃん」ということにもなりかねません。 結局、システム全体のバランスが大事だという話です。
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回答ありがとうございます。 たいへん参考になりました。
- cqw32653
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まずパソコンのオンボードサウンドデバイスがいかに駄目であるか、これは人から駄目、駄目、としつこく言われても仲々ピンと来ないものがありますよね。 私も人に言われて良く分かりませんでしたが、自分で自分のPCの特性を実測すると背筋が寒くなるほど酷いものだったので、今では全く信用していません。 まあ、全てのオンボードが駄目であると断言できないのは苦しい所ではありますが、それは私の経験が不足だからです。 まずループバックテストをしてみると、f特がそもそもフラットではない。高低域両端が激しく落ちている… それだけだったら良いのですが、なんと中心帯域でf特がうねっています。周波数特性がフラットではないんですよ? にわかには信じられなかった。これほんとにデジタルオーディオって言えるの? それだけではない。単一周波数のサイン波を叩き込むと、それの両翼にキレ~イに並んだ側帯波が見られました。ようするに高調波歪みですね。なんだこりゃ? …不思議に思ったのでTHDを本格的に測ってみたら…(以下絶句) CDのダイナミックレンジが96dB以上? そんなのは、まっとうな装置か、まっとうなサウンドカードを入れているパソコンにのみ通用する台詞であって、オンボードを使う限りは空虚だと、そう思いましたよ。 だから、というわけではありませんが私も買いましたよ、最初はUSBサウンドデバイスを。当時実売24000円くらいの商品でしたかね。つないですぐに、余りの音質の違いに度肝を抜かれましたよ。逆に言うと、オンボードのそれは聞きしに勝る凄いものだったのだなと、音を聴いてさらに確信しました。 それで、その後はPCIカードを買ったわけですが、そこでまた音が違うんですよ。そちらは実売17000円内外の製品でしたが、また一格音が良いわけです。で、そんなに酷いPCでも無いのですが、超々々々高性能なPCをのぞいて、USB接続はやはりCPU負荷が高くなるぶん音質的にも不利になる面も多いかなと思い立ちました。ここでまた眼からうろこです。 PCに内蔵している限り高周波の飛びつきがどうこう、という話もあるにはありますが、USB/IEEE1394接続による高負荷も音質にとっては無視のできないポイントでしょうね。ASIO使うとか、工夫の余地は色々あるわけですが。 以上の音質の感想は、大型のホームオーディオにつないでの感想ですので、どんなオーディオでも同じ感想にはならないでしょうね。パソコン用のパワードスピーカー程度ですと、そこまで大きな音質差は感じないかも知れません。また、サウンドカードも余りにも安物ですと、オンボードと大差ないという感想になるのかも知れません。そのへん、1万円内外という価格だけで断言できるものでも無いと思います、ごめんなさい。 ただ、世の「オンボードサウンドなんてまるでゴミのようだ」という世評は、(私の狭い経験と、実測においては)鵜呑みにしてもあながち間違いではないと思いました。ご参考まで。 というわけで、どうせ買うならばもう少しお金を出して頂いて、定評あるサウンドカード購入で、間違いのない違いを感じて頂ければと思います。 20000円あたりから、そろそろ定評ある凄いカードが現れ始めますしね。
お礼
回答ありがとうございます。 2万円といのは考えてなかったですが、効果があるのなら考えてみます。
- i-q
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特に不満が無いのならいいと思いますが、自分は今も5年位前に買ったサウンドカードを使っていますが(我が家で一番の古株パーツです"^_^")。それまではノイズがひどく(受信状態が悪いラジオみたいに)とてもコンポ代わりに使える代物じゃなかったですが、今はアンプのボリュームを最大にしても少し聞こえる程度です。 標準で付いているものはノイズがひどかったりするので、そういう場合は安物でも良いので替えるべきかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 オンボードでも音が結構よくて雑音なんかはまったくありません。 ただ、CDでも圧縮ファイルでもほとんど音質に変化がないのはどうなのかなと思ってます。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 たいへん参考になりました。