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加水分解反応時の、アルコール添加による結晶粒径への影響

ある論文に、加水分解時にアルコール添加すると得られる結晶粒の大きさが制御されるというものがありました。 硫酸チタニル(TiOSO4-5H2O)の加水分解反応において、アルコール(論文では、エタノール、メタノール、n-プロパノールの三種類を用いて行なっている)を添加するという論文です。 その論文によると、水というのは、結晶粒成長を促進させて、アルコールは結晶の形成を促進させる働きをすると書いてありました。 実際、アルコール添加量を増やした加水分解では、結晶の粒径が小さくなっていました。 ですが、水の何が結晶粒成長をさせる要因なのか、また、アルコールの何が 結晶の形成を促進させる要因なのか書かれていませんでした。 どなたかそれについて知っている方がいましたら回答のほうよろしくお願いいたします。

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回答No.1

素人考えです。 生成するのはチタニアですよね。 アルコールの効果は、部分的にチタニウムアルコキシドを生成させて、Ti-O-Tiのネットワーク構造の形成を阻害することではないでしょうか。 縮合段階を遅くすることで、結晶の成長を遅くし、かわりに多数の結晶粒子が形成されやすくなる、ということかなと思いました。

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