- ベストアンサー
デザイナーの人に質問!!
例えば、何かのパンフの表紙を作ってくれるよう頼まれたりしたら まず何を考えるんですか?? 私は今デザイン勉強してるんですけど、 なーんか作品が単純なのしかつくれないんですよ(;; どういう観点で対象を見ればいいのかとか教えてください! あと、日ごろから心がけてることとかも教えてください!
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 ちょっと辛口の回答になりますが、ご了承ください。 この業界は「習う」業界では無く、「盗む」業界です。 「教えて下さいと」言う考え方自体が甘えです。 同僚、先輩、後輩達からノウハウを盗み出して下さい。 パンフの表紙なら町で同じようなパンフを100でも200でも集めて下さい。 そこに有るノウハウを盗み、無いノウハウを生み出して下さい。 デザイナーはアーティストでは無いので、クライアントのリクエストを咀嚼して、グラフィックに変換し、エンドユーザーに訴え、クライアントに還元するのが仕事です。 商品特性、媒体特性、ターゲット、クライアント(担当者)の好み、自分の能力、ギャラ、納期のバランスを考えてのクリエイトを意識して下さい。 >デザイン勉強してる 期間なのであるなら、まずラフで10案以上は作ります。 10でダメなら20、100作ってダメなら101作って下さい。 360°の視点を持てば難しいことでは有りません。 広告物は『物』ですが、広告は『事』です。 『物』をつめる前に『事』を把握することが肝心です。 ところで愚問かも知れませんが、デザインする時にまず何をします? コンピューターの前に座ったりします? 私見ですが、デザインは紙と鉛筆の方が自由な発想がでますよ。(もちろんオペレーションはコンピューターをつかいますが…) イメージが浮かぶのは大抵湯舟の中です。 いつか現場でお会いできればいいですね。 参考になれば幸いです。
その他の回答 (6)
デザイナーです。 既に貴重な意見が多数出ているところに、私のコメントなど足下にも及ばないとは思いますが、一応デザインの現場に携わっている者として。 まず私の場合、例えばパンフのデザインなら「自分が欲しい」ものを作るようにしています。こんなパンフなら手に取ってみてみたい、と思えるもの。また、家電など競合が乱立している商品のカタログなら、他社パンフには見られない、オリジナリティのあるもの。基本的には、自分のセンスを信じつつ、「目立ち具合」重視でデザインワークを進めるよう心がけています。最終的に商業デザインの場合は、商品やサービスの売上げに貢献しなければならないという課題に対して、では一冊のパンフで一体何ができるのか?どういうパンフをつくれば、商品の売り上げに貢献できるのか?ということを常に頭に入れておかないといけませんね。まぁいろいろ難しいです。 ただし。実際の仕事では、こちらがいいと思ったデザインが100%クライアントに受け容れられるということはあり得ません。クライアントの意見を取り入れつつ、制作物としてのクオリティを高めていき、ブラッシュアップを重ねることで、はじめてクリエイティブとして完成されたものが出来上がるのです。ですから、最初の企画段階と現物の完成後とでは、まるっきりちがうものになってしまうこともありますが、まあそのあたりは妥協も必要です。 また、デザインする前にマーケティング的なデータを加味し、表現の方向がある程度決まっていたり、クライアント側である程度デザインのフレームが決まっていることもあり、それに従わなくてはならない場合もあるので、仕事を始めたら、なかなか自分の作りたいと思える物が作れません。 しかし、この商売は何よりも「作るのが好き」でないと絶対やっていけないので、勉強中のうちはとにかく自分が作りたいものをたくさん作ればいいのではないでしょうか。仕事で必要な技術・知識は現場に入ってからいくらでも身につけられます。 と偉そうなことを言っている私自身も、学生の頃は作ることにあまり興味が持てず、課題とかこなすのに苦労したこともあります。絵を描くのに絵の具とか使うにも、使った後の筆とか洗ったりするのが面倒だったり、パレットにたくさんの色を出すのが面倒なので白い紙に黒一色だけで描いたりとか、とにかく手抜きの限りを尽くしていました…今だから言えることですけど。 しかし、そんなことを繰り返していくうちに、だんだん自分がやりたいこととか作りたいものが見えてきて、なんとか卒業までには作品を仕上げられるようになりましたけど。
- kenkenkent
- ベストアンサー率30% (565/1854)
2回目の書き込みです。 デザイナーの心構えについて(?)1つ追加しておきますと 普段から常に、色々と考えて、デザインのネタをストック しておくといいですよ。出かけた時なんかでも、例えば 電車の中吊り広告を色々見てまわるとか、コンビニで 雑誌の立ち読み(いや、ホントは買って下さい)した時 なんかでも、とにかく、色々な物に興味を持つ事です。 そして、他の人の作品なんかでも、『これはどうやって 作ってるんだろう?』と考えてみたりとか、いいと思った 物は、憶えておいて、後で自分でも作ってみる訳です。 私も、いつも持ち歩いているバッグの中には、メモ帳と 筆記用具は常備してますよ。 注文されてからデザインを考えてたんでは、間に合わない ような時って言うのも、実際にありますからね。
- jakarta
- ベストアンサー率38% (607/1597)
私も思い悩んだ時があったのですが、今は自転車に乗るとか口笛を 吹くような感覚といえます。 単純とおっしゃるものが発想なのかビジュアルなのかわかりませんが 全てにおいて必要となるのは知識と技術と経験であると思います。 知識がないと思うなら本を読み多くの物から学べばよいのです。 技術は圧倒的な練習量に支えられるものですし、経験は知識を技術として 高めるために費やされた時間です。 発想方法にしてもidzumiさんの一例はイメージ発想法ですし、 連想記憶発想法(赤→バラ、白→白衣)などという方法もあります。 デザインとはde + signなわけですから記号言語学的な発想は非常に役に 立つでしょう。その他、マーケティング論を含む消費者心理学や 社会言語学の分野から学ぶことも多いかと思います。 ピカソの「凡人は模倣し天才は盗む」という言葉はよく用いられますが 論語に「伝えて聞き学びて知るは真の知にあらず」とあるように 自分自身で培ったものを知識として貯えることも大切です。
- kenkenkent
- ベストアンサー率30% (565/1854)
まず、何を作るのか。例えば、パンフなのかチラシなのか パッケージなのか。それから、その主役になる物は何か。 それから、どういう使われ方をする物なのか。単体で 配られたりする物なのか、店頭で他の物と並ぶのか。 その他に、これは私の考えですが、一番大事なのが クライアントがどんな物を好むのか、ですね。 私の持論では、デザイナーは芸術家ではありませんので あくまでも、自分の満足できる作品を徹底的に追求する 仕事ではない、と言うか、追求してはいけない仕事だと 思っています。あくまでも追求すべきは、クライアントの 満足な訳です。そんな訳で、難しいのは、初めて仕事を するクライアントの場合ですね。なにせ相手の好みが 全く判らない訳ですから、とりあえず、相手のこれまでの 製作物を見せてもらって、好みの方向性は探ります。 そして、相手の好みっぽい安全パイの案と、それとは 全く異なった傾向の案など、数案を出す訳です。 ただ、クライアントというのは、その製作物のデザインの 良さを求める訳ではなく、売り上げを求める訳ですから、 こちらが自信を持って『この方が売れる!』と思う事が あれば、クライアントと意見を闘わせる事もあります。 う~ん、普段はあまり意識しないでやってる事なんで、 いざ説明しようと思うと、うまくできないもんですねぇ。 個人的にはtez3さんのキツイ意見、かなり賛成ですね。 広告代理店に勤めていた頃に、デザイナー募集をしたら デザイン学校の生徒がいっぱい来たんですが、同じ学校の 生徒が持って来る作品集って、みんな同じような物ばかり だったんですよね。結局は、学校で教わって、教わった だけの事しかできていない人って感じで。しかも、中途 半端にアーチストになっちゃってるんで、実用性の無い 作品ばっかり持って来るんですよ。なんて言うかな、 『デザイン』じゃなくて『グラフィック』とか『アート』 になっちゃってると言うか・・・。それに較べると、 学校に行かずに独学でやって来た人の方が、実際の広告を 参考にして来たりとか、逆に、オリジナリティのある 作品を持って来たりして、面白かったですよ。
- idzumi
- ベストアンサー率58% (25/43)
人それぞれですが、簡単に・・しかも個人的に。(以下、思いつくままです) 1.その商品を購入したら自分はどう変わるのか? その場所に行ったらどうなるか? 入会したらどう変わるのか? 生活環境はどう変化するのか? 2.その変化が自分にもたらすイメージは? 色でいうとどうか? 動物に例えるとどうか? 花では? お天気では? 服で例えるとどうか? 家族・知人に例えると? 3.クライアントのイメージを展開するとどうか? もっと進めて極端に考えるとどうか? オブラートに包むとどうか? それを別のモノに置き換えるとどうか? 4.広告すべきモノから拾えるイメージはないか? 特徴的な曲線が使用されていないか? スベスベ・ザラザラなどのマテリアルはどうか? 色は? サイズは? 5.ターゲットの意識にどう滑り込ませるか? 好感だけを狙えば良いのか? ギミックは必要か? 多少のトゲがあるほうが良いか? 万人に受け入れられる必要は? な~んて、自分で選択できる巾を持っているといいですね。巾を持たせるには「より多くを見る・考える」というのが一般的でしょうか? コピーとの絡みもありますので、一概には言えませんが、いずれにせよクライアントを押し切れる考え方であろうと自分で信じること! 広告の考え方としての「広告概論」的な本を読んで、ベースを作っておくと『やっていいこと・悪いこと』が分かるし、広告そのものがクライアントではなく受け手(消費者)の観点から見るべき要素が多いということに気づくでしょう。もちろん制作者のためにあるのではありません。 頑張ってくださいね。。
こんにちは。 僕自身はデザイナーではないですが、 仲間のデザイナーが話してた事。 まずは閃き、これが一番重要。 無くなったら転職を考えるらしい。 次に理論、閃かないときに使う。 彼曰く、どんなデザインにも理論の裏打ちがあり、 逆に理論で裏打ちされないものに金銭的な価値は無い。 (「仕事」である以上、必要な考えらしい) 色の効果や空間の使い方、その他諸々膨大な知識を持っている。 普段することは、映画を見る、本を読む、美術館へ行くなど、 芸術に関することには貪欲になる。 恋をする、セックスをする、馬鹿なことをやる、スポーツで汗を流す、 これらは閃きに多大な影響を与えるらしい。 ということだそうです。 彼は基本的に天才肌(何やっても上手い)ですが、 きちんと理論付けもされてて、端で見ていて感心します。 何より重要なのは「才能」かも知れません。 (それを言っちゃおしまいですが....)
お礼
ありがとうございます。 色とかの知識は大事ですよね。 あと、私は、才能っていうのは 目標に向かって努力できることを言う。 って考えてます!
お礼
こんにちわ まじで自分甘かったです。 先生からも人の作品を盗みまくれって言われつづけていたのに 楽な道ばっかり選んじゃってる自分が嫌になります。 やっぱ努力しかないすね。がんばります 本当にありがとうございました。