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銀河系の大きさ

TCMの回答

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回答No.7

銀河の大きさは主に、恒星のスペクトルと絶対光度の関係から求めます。その考え方は次の通りです。 まず、恒星の見かけの明るさは観測で求めることができます。そして、光の強さは距離の2乗に反比例して弱くなりますので、その恒星の絶対光度(本当の明るさ)がわかれば、恒星までの距離がわかります。 次に、恒星のスペクトルも観測で求めることができます。そして、主系列星(まあ壮年期の星という感じかな)について、そのスペクトルと絶対光度の関係がわかっています。横軸にスペクトル、縦軸に絶対光度としてプロットしたグラフをヘルツシュプルング-ラッセル図といいます。これは年周視差で距離を測定できる百光年より近い恒星から求めたようです。 以上から、恒星のみかけの明るさとスペクトルからわかる絶対光度によって距離がわかるという寸法です。 この方法で、天空の恒星の距離を求めていくと、円盤型の我が銀河系の姿が浮かび上がってくるのです。ですから半径5万光年というのも信用してもいいでしょう。 ちなみに、この方法は恒星のスペクトルを詳しく分析できる距離でしか使えない方法で、これ以上はセファイド型変光星を利用する方法などで測定します。下記URLも参考になるでしょう。

参考URL:
http://plaza20.mbn.or.jp/~yujiwatanabe/spacenews-HubbleConst2.htm

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