- 締切済み
日本はなぜ多額の経済支援を行うのか…
日本が経済的な支援が必要な国に対して行っている経済支援の金額は何故これほどまでに多額なのでしょうか?(例えば昨年のスマトラ沖地震では日本の支援額はアメリカに次いで2位です) ただ単に経済大国である日本の責務としておこなっているのでしょうか?読みずらい文章ですが返答お待ちしております
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
みんなの回答
- 7kugino
- ベストアンサー率12% (37/296)
世界はお金で支配をするのではなく、親しくなり政府の上層部とのパイプを大きくして その国の資源を独占したりするための援助です。下心が常にあります。 日本ではODAの理念に酔って行い、一部をピンはねしてその利益を得るものが 必要だと進言して無駄遣いをしています。 理念無きODA
- IXTYS
- ベストアンサー率30% (965/3197)
日本の経済援助は、ODAの形で進められています。 メディアがODAの負の部分を強調して取り上げるので、税金の無駄使いといった印象があります。 しかし、決して社会的な意義とか、開発途上国の基礎的なインフラ整備にどれくらい貢献したかを認識されていないように感じます。 私は十数年間、保健衛生の分野のコンサルタントとして働きました。 その経験からいえば、日本のODAはアメリカのそれに比べるとはるかにフェアーだといえます。 アメリカのUSエイドは徹底しています。 アメリカの国益にならないことには決して供出はしないのです。 例えば、1980年代の初頭、多額の援助がパキスタンに与えられました。 それはソ連のアフガン侵攻に対抗する為、パキスタンにレジスタント基地を作り、ゲリラを養成しました。 また、アフガニスタンに向かう道路も整備しています。 この時のゲリラがアルカイダに発展し、この時道路整備をして力をつけたのが、オサマビンラディンなのです。 パキスタン政府の要請で援助を行ったのではありません。 ソ連に対抗する為、アメリカの発案でパキスタンに基地を造ったのです。 名目はUSエイドですが。 五年前の9・11同時多発テロ事件も元を辿れば、パキスタンのレジスタント基地とゲリラ養成に端を発しています。 援助金額No.1のアメリカのやり方は徹底しています。 自分に味方する者にしか援助の手は差し伸べないのです。 そして、その時の味方が袂を分かち、強硬な敵に変わって行くのです。 イラクのフセインを育てたのもアメリカです。
- tomatosala
- ベストアンサー率27% (28/102)
経済支援をしても、海外に対してはアメリカの要請や意思が働くので、、時として、、日本国民が思い込んでる額、使い方、目的現場に渡っていない、、という点も指摘されています。(有名なのは宗雄ハウスありますよね) もう一点、、 援助額は、お金で届けられるのではなく、例えば、、何かの設備の建造についてなら、、その建物を建設する為の現地にない資材を日本から持ってきて、日本人の技術者が現地人を雇って、つくるのではなく、 全て日本国内で、ゼネコンに発注し、全部日本人が現地に出張して作るから、人件費が高く、しかもお金は日本のゼネコンに払われた金額で、援助額となってるからくりがあるようですね。。(sudacyuさん) 現地の人の為に、アフガニスタンの宮崎哲さんのような活動にお金を出せば、実質、現地への援助金として活用されたといえますが。。 ここのところも、、国民へ知らされてない、、アメリカ人が自国政府が海外で何をしてるか分からずに、【民主主義】を言ってるおかしさが、日本人にもあり得るということで、、 まず、、足元から見つめないと、、 かつて、「パンが食べれないなら、ケーキを食べれば良い】という類になってはね・・
- gootttt
- ベストアンサー率61% (191/309)
まあ先進国は皆やっている事です。上手く使えば国益にもかなう事です。 ただし、外貨準備1兆ドル持ってたり、他国にODA出している(ならば日本が其の国に直接ODAを出せば良いのです)中国に渡す必要はないですし、日本の公共事業と同じく無駄に使われている事も多いようですからそこは直す必要があります。 つまり問題はODAそのものではなく、使い方ですね。 現在はODAなんかよりグラミン銀行の方が100倍貧困の解決に役立っていると思います。 http://www.ochanoma.info/sc_bank.html ですからODAもグラミン銀行に負けないように、かつグラミン銀行のようなNGOにできない事をやる必要があると思います。
- mn214
- ベストアンサー率23% (306/1302)
今でこそ、日本は世界でも経済大国と言われていますが、敗戦後からここまで復興するのにアメリカを始め各国からの援助を受けてようやくここまでになったのです。 国際的な援助を受けた結果、東名・名神高速や東海道新幹線などといった高度経済成長期の国内インフラを整備できたと言われていますから、経済的に大国になった現在では、支援を必要としている国に対して援助することも大切なことかと思います。 また、何処の国でも支援してもらった場合は後々何かと日本へのイメージが良くなるでしょうし、協力もしてもらえるのではないでしょうか。
先進国にはGNPの0.7%のODA実現の基準があります。 発展途上国は1%を求めています。 確か日本は基準を満たしていなかったはずです。 それに多額といっても対GNP比はそこまでではないですし、基本が借款です。
- gange
- ベストアンサー率4% (5/101)
昔、イタリアで大地震があったとき、見舞金が少ないと、付き返されました。それ以来、増えていき、今時、財務省は夕張市の2倍苦しいと、おおみえ切っているぐらいですから、もう笑われてもいいから、ボツアナの次ぐらいにして欲しいです。
いわゆる、ODAですね。 大義名分は、参考URLをご覧になってください。 先進国の責務という側面も、確かにあります。 日本のODAは、戦後賠償をサンフランシスコ条約で免除されたものの、 経済成長を遂げた日本は、戦争被害を与えた国々へ、戦後賠償の代わりとして、ODAを開始した経緯を持ちます。 ですので、日本のODAはアジア諸国への供与が多いです。例えば、インドネシアは主要な供与国の一つです。 一方で、武力による威嚇を行えない日本にとって、経済援助というのは、唯一の外交圧力手段です。日本のODA総額は、90年代ほぼ、アメリカを抑えて、一位でした。 例えば、国連で日本の案に賛成してくれるなら、今度経済援助額を増やしますよ。反対なら、来年からは減額しますよ。 といった具合に、海外からの援助なしに政府を維持できない、開発途上国にとっては、相当な影響力を持ちます。 この場合、分かりやすいかたちで、日本の国益になります。 こういった、リアリスト的な理由もあります。 加えて、日本企業進出の足がかりを作ってきたと、批判をこめて、指摘する人もいます。 たとえば、ある国にダムを作るための資金を貸します。そこで実際建設する企業は、日本企業だったり、日本の商社の息がかかった現地企業だったりすることもあります。 また、地震があれば、支援といっても、その政府にお金を送るのではなく、実際は、物資や人員などを送ります(その費用も支援額に含まれます)その物資を日本企業から仕入れたり、輸送にも日本企業を使ったり。 加えて、日本と似た制度などを整えれば、日本の企業が活躍しやすくくなります。 これらの、理由もあり、ODAを実施しているといわれてます。
お礼
とてもわかりやすい文章でした。なるほどやはりそれなりの国益があるんですね!! ありがとうございました