• ベストアンサー

安楽死と尊厳死についてこの解釈は正しいでしょうか?

お医者さんから聞いたのですが、なにかあいまいなのでまとめてみました。解釈の補足などもあればお願いします。 まず安楽死に関しては、「苦痛を取り除くため」に延命をやめる死というものである。その場合、薬剤投与による積極的なものは殺人罪になるので禁止。ただ、よく見極めたうえで延命装置を外す消極的なものの場合はよくあることである。(本人の意思がない場合が多い) 尊厳死は苦痛に関係なく延命をやめる死のこと。本人のリビングウィルなどにより、延命措置を行わないことで起こる死である。これは本人がスパゲティ人間(延命装置を付けること)になることで尊厳が失われると思い、これを拒否するなどする場合に起こる。 どうでしょうか?

  • 医療
  • 回答数2
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ssmarugoo
  • ベストアンサー率47% (84/176)
回答No.2

安楽死については勘違いされているようです。 安楽死は、耐え難い苦痛がある。末期である。本人の意思表示がある。治療しても治る見込みがない。という4つの条件を満たしてはじめて、医師が患者に死を与えることです。(注射などで殺すのです) 4つ満たしていても基本的に殺人罪です。よくても自殺幇助という罪です。 >ただ、よく見極めたうえで延命装置を外す消極的なものの場合はよくあることである。(本人の意思がない場合が多い) この場合は、安楽死ではないです。尊厳死の考え方です。 その他の尊厳死に関しては、その解釈でOKだと思います。

その他の回答 (1)

  • gopal-z
  • ベストアンサー率40% (2/5)
回答No.1

とっても難しい質問ですね。生命倫理などの本を熟読して自分なりに「安楽な死に方とは」「自分にとっての尊厳のある死とは」と考えてみてはどうでしょう? 私の持っている本によると・・・ 「安楽死」とは「良い死」を意味するギリシャ語からきているそうです。安楽死には(1)消極的安楽死(延命処置を中止して死期を早める不作為型)(2)間接的安楽死(苦痛を除去・緩和するための処置をとるが、それが同時に死を早める可能性がある)(3)積極的安楽死(苦痛から免れさせるため意図的・積極的に死を招く措置をとる)があると記されています。 akira909さんの解釈のなかでの安楽死・尊厳死ともに(1)か(2)を指しているのではないですか?現在は末期癌患者に対しての緩和ケアについては無理な延命処置を行わず、麻薬などを死期を早めることを承知の上で使用して苦痛を和らげる「症状緩和」よ呼ばれる治療が一般的となりつつあります。これも(1)・(2)の考え方に基づいています。(3)は場合によっては自殺扶助などの問題から法的に許されていません。  さて、尊厳死についてですが、患者自身の死に対する自己決定権を重視した考え方ではないでしょうか。つまり、事前の意志表明がキーワードになっています。延命処置を望むか、一切の延命処置を拒否して安楽死を選ぶか・・・といったところでしょうか。日本尊厳死協会では「尊厳死の宣言書」という文書を打ち出しています。これが患者自身が安楽死(1)や(2)を望む時に事前に記しておくリビング・ウィルとなるものです。 現在の医療ではインフォームド・コンセントが重視されており、患者自身と家族に病名・予後について説明し、死期が迫った際に延命処置を行うかどうかの承諾を得ることが一般的になっています。事前に延命処置の中止を承諾されていない患者さんにおいては呼吸機や昇圧剤などの使用にて延命処置を行い、患者自身の選択能力が失われている場合は家族にその決定権が与えられている場合が多いです。私の答えられる範囲はこの程度ですがいかがでしょうか?

関連するQ&A

  • 尊厳死の法制化について

    こんばんは、「尊厳死」についてレポートを書いているため、判例や法案などを調査した上で、皆さんの意見をお聞きしたいと思い質問させて頂きました。 「尊厳死の法制化について賛成か・反対か、また法制化した場合に良い点、逆に危険性とはなにか」について回等をお願い致します。 ここでは「安楽死」を、死期を意図的に早めるために薬剤を用いる事、「尊厳死」を延命治療を差し控え・中止して間接的に死期を早めること、としまして、今回は「尊厳死」のみを扱いたいと思います。 また、現在把握している問題点は、「尊厳死の法制化は国が尊厳死を勧めていることになる」「人の死に国家が介入することになる」「終末期の定義が難しい」「過去に書いたリビングウィルが、現在の意思と言えるか」といったものです。この問題点に対して反論がありましたらそちらもお願い致します。 私個人としては、安楽死・尊厳死が認められているアメリカやオランダに比べ、日本ではまだ自分の意思を書面に残すというのもそこまで一般的ではないように感じているのですが…尊厳死はあくまで本人の意思を尊重した上での治療中止ですからリビングウィルが普及・周知されていないようでは法制化は性急かなと感じました。 長くなってしまいましたが、ご協力お願い致します。

  • 尊厳死に自殺は入るのか?

    自殺は尊厳死に入るのでしょうか? 尊厳死というのは延命措置や痛みの伴う治療を拒否して人間としての尊厳を保ったまま死を選ぶことだと思っています。 では、いじめによってそれこそ人間の尊厳などないような状況で周囲から助けてもらえない人が死を選ぶというのは尊厳死ではないのでしょうか? 皆様がどのように考え、どう思うのか沢山の考えや思いを教えて下さい。

  • 尊厳死って えっ!?

    尊厳死(安楽死)について ただ生かされているだけだから 人間として機会によって延命させられているのは苦痛だから 意識もないような人が心臓を動かされているだけ とか 色々ありますけど どんなに辛くても死ぬな 自殺だけはするなって 子供の時に大人から言われたじゃないですか。 だから おかしくないですか 生きる余地があるんだから 皆さんの意見ありがとうございます。 補足をさせていただきます。 本人が死なせてほしいという意思があったらそれを受け入れる意味が分からないです 若者の死にたいという自殺であんなに駄目だといっているのに

  • 地獄の苦しみから安楽死・尊厳死が選択可能な場合?

    今の法制では、安楽死は認められていません。 手の施しようが無く、地獄の苦しみが死ぬまで続くことがわかっていたとしても、延命措置を拒否するくらいで、他界するまで苦しみは続きます。 家族には延命はするなと言っていてもいざと言う時は、少しでも長く生きていて欲しいと延命措置をされてしまうこともあるようです。 がん治療も、余命何年ですと告知され、抗がん剤等の効かなくなった数年後、抗がん剤や放射線治療などの後遺症などが出始めて体の内外がカビだらけとなり、からだが腐り始めて気が狂うように地獄の痛みが永遠と続くような苦しみと闘病が続く中、地獄の苦しみから安楽死・尊厳死が選択可能な場合?あなたならどうしますか? まず無いと思いますが? 安楽死・尊厳死を議論し法制を変える機会があったとしたら、 安楽死・尊厳死 反対 安楽死・尊厳死 賛成 安楽死・尊厳死 条件付で賛成 どちらに票を入れますか?

  • 尊厳死と安楽死の違いについて

    上記2つの内容のちがいを教えてください。 ネットで調べてみたのですが、今一わかりません。 私は、尊厳死は、本人が意志のあるうちに延命処置はしないでほしい、というようなことを明言していた場合に本人の意思を尊重し意識がなくなったときに延命処置等を行わず、死させることで、 安楽死は、本人が意識がなく第3者的にみて回復の見込みがない場合いに安らかに逝かせることかと思っていましたが、今一何という言葉で表現したらよいのか教えてください。 また、この考え方が違ったら、違います。こうです。と教えてください。 よろしくのお願いいたします。

  • 一旦救命装置を装着したら、家族の同意があっても外せない?(尊厳死について)

    例えば脳死状等でおそらく回復が見込めないと判断された場合でも、一旦救命装置を装着したら、家族の同意があっても救命装置は外せない(尊厳死は認められない)のでしょうか? 本人の意思(健康なうちに「延命のみの治療は望まない」旨の意思表示をする生前遺言のようなもの)があってもダメなのでしょうか。 尊厳死について調べてみて自分なりの解釈では、 『一旦救命装置を装着した場合、死期が迫って避けられない状況でも、“耐えがたい肉体的苦痛がない(苦痛を除去・緩和する方法がありそれを行っている)”場合、例え本人の明確な意思と家族・医師、全員の同意があっても救命装置ははずせない』 ということのようなのですが、脳死状態は「肉体的苦痛」があるとみなされるのでしょうか。 あるいは脳死状態でなく、回復の見込みがなくて死期が迫っている場合でも、「肉体的苦痛」がなければ救命装置を外すのは本人の意思があってもダメなんでしょうか。 うまく説明できず申し訳ないのですが… ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いします。

  • 貴方は尊厳死を希望しますか?

    以下の状況に陥った時に、貴方は尊厳死を希望しますか? (1)医療的に回復の見込みがない (2)本人に耐え難い苦痛があり、緩和も出来ない (3)経済的・社会的な負担増で当人も家族も将来が見えない (4)尊厳死するに苦痛がない あわせて、家族の尊厳死が希望する場合では、どのような条件で認めるでしょうか? (1)から(4)以外の条件を補完した回答でも良いので、回答よろしくお願いします

  • 尊厳死について

    ちょっと疑問に思ったのですが、尊厳死とは、本人の希望により延命治療を行わないと言うことですよね?で、もし、家族とかも承知で「脳死状態での臓器移植を希望する」ようなカードを持っていたとすると、植物状態になってしまった時は、本人の意志確認はカードを持っていると言うことで確認されて、延命治療は行われないということでしょうか?ということは、そのカードは、「植物状態になった時は、延命治療を行わず、臓器を提供します。」というような遺書と言うことになりうるのでしょうか。 ちょっと、気になったものですから。お答えいただければ、嬉しく思います。

  • 尊厳死にかかわる法律について

     日本尊厳死協会で「リビングウィル」なる宣言書を作れるということを知ったのですが…。  その「リビングウィル」について質問です。  リビング・ウイルは、自然な死を求めるために自発的意思で明示した「生前発効 の遺言書」だそうです。  私自身まだ死を覚悟するには早すぎる年齢なのですが、なにかあったときのためにこの「生前発効の遺言書」を残したいと思っています  ただ、日本尊厳死協会では年会費をとっており、年間3000円というお金を何十年も払いつづけたくないので、自分でこの「生前発効の遺言書」を作って持っていたいのですが…(一応家族にもこの遺言書の存在については明らかにしておいて)、そういう遺言書だと法律的に効力はないものなのでしょうか?   もし、効力がないとしたら、どうやって自分の遺言書なるもの管理できるのでしょうか?    教えてください。

  • 消極的安楽死と尊厳死について医師としては賛成か反対か

    かなり重い質問ですので、医療関係者の意見を伺いたく思います。(またはそのことについて深く考えられた方もよろしくお願いします) 積極的安楽死は殺人罪ですので、ダメです。ですが、 尊厳死、消極的安楽死は殺人罪にはなりません。ですが、これは本当に妥当なのでしょうか? ・もし苦痛であっても、それに耐えられるかは患者の気持ち次第 ・もしその患者が耐えられたとしても、家族に迷惑と理由で死を早めてほしいと頼む などが考えられます。個人の立場としては患者の優先でいいじゃないかと思うのですが、生命を救う立場の医師からどうなのでしょうか?安易に患者の立場を尊重といって、死期を早めていいものなのでしょうか? さらに、極論、医師は安楽死に賛成の立場をとるべきなのでしょうか。少し違う尊厳死はどうでしょうか? 法律論ではなく、倫理的な観点から、ご意見・アドバイス、よろしくお願いします。