• 締切済み

現在の中国の行政システムについて

現在の中国の行政システムについて、皆さんにお聞きします。経済は周知の通り、問答は不要なんですが。政治の面において、感想をお聞かせ下さい。僕の意見は、「今の中国の政治制度は自国の国民性に合っているではないか」、と思っています。別に他の国の「民主主義国家」を真似ることがなくてもいいのでは?

  • zKANz
  • お礼率66% (14/21)
  • 政治
  • 回答数1
  • ありがとう数4

みんなの回答

  • chien
  • ベストアンサー率59% (72/121)
回答No.1

 中国は、表面的には民主国家です。つまり、国民の選挙によって、議員が選出されているからです。  それは1953年、新中国建国後に初の総選挙が行われ、それを基礎として、地方の各級人民代表大会が開催され、現在に至っています。  そして1954年9月、「中華人民共和国第一期全国人民代表大会第一回会議」が北京で開催されました。それが全人代といわれる国家会議です。こうした制度と会議があることから、民主国家と自負しています。  また、中国は一党独裁ではない、とも表明しています。つまり、「共産党」以外にも、国民党、民盟、民建、民促、農工、致公党、九三学社、台盟、などの政党が林立しているからです。  しかし、現実の政治は「共産党」が掌握をしています。共産党党員でなくては、政治的な活動は全くできません。地方の村長レベルであれば、村長選挙で共産党党員以外が立候補して、選挙に勝つことも多々あります。しかし、省レベルや国家レベルとなると、共産党党員以外がその役職につくことは困難です。  現在の江沢民中華人民共和国主席、胡錦涛中華人民共和国副主席、国務院の朱鎔基中華人民共和国国務院総理、中国人民代表大会の李鵬全国人大常委会委員長、全国政治協商会議の李瑞環全国政治協商会議主席、といった主要ポストは、すべて共産党指導者と決まっています。  つまり、議員の選出・人事も政策の審議・決定も、すべて共産党1党のみで行っています。したがって、国民の少数意見はまったく国会〈全人代〉には届きません。いや、国民の多数意見であっても、こうした制度下では届きません。  これは、日本において考えれば、自民党が国会議席のほぼ100%を占め、司法・立法・行政のすべては一元的に行っている、とすれば極めて非民主的だと思います。  またzKANzさんの「今の中国の政治制度は自国の国民性に合っているではないか」というご意見ですが、実際に中国国民は、現在の政治制度に対して一切の発言権を有していないのと同様なのです。また、共産党の政治に異を唱えれば、政治犯として逮捕されてしまいます。つまり「国民性に合っている」のではなく、「国民に選択の余地がない」のです。  当然、国民は「お上のすることには、口を出さない」という態度をとります。江戸時代や軍国主義時代の日本のようにです。  どのような国家であっても「民主主義国家は真似る」ものではなく、「創造し、育て、保護すべき」大切なものです。いまの中国に、後者の思考はないのが現状です。  私は、中国が好きですし、いまの中国の政治家の方たちも精一杯に活動されていると思います。ただし、その政治体制や行政システムに問題があることを無視し続けてはいけないと思います。

関連するQ&A

  • 中国は破綻すると言っている経済学者は、中国を日本と

    中国は破綻すると言っている経済学者は、中国を日本と同じ資本主義国家だと思っていないか?中国は共産主義国家で、お金は国が管理しているので、破綻することがないと言うか破綻するという言葉自体が存在しないと思う。国が国民からお金を没収すればいいだけの話で、中国が破綻すると言っている日本人の経済学者は馬鹿すぎると思う。自国の資本主義、民主主義国家のルールをそのまま中国には適用出来ないだろう。

  • 民主主義、資本主義国家は中国に勝てない!?

    巧みに民主主義、資本主義国家の弱点を突いてくる中国。 中国には元々、人権などという概念もないので天災、人災などで国民が何人死のうが関係ない。 北朝鮮もその点では同じなわけで、このような国が一番、手強い。 国際的な非難もどこ吹く風・・・。外国への内政干渉もお手の元。 資本主義国家は中国から政治的、軍事的、経済的に敵対行為を受けても、今まで積み上げてきた富を失いたくない為、ほとんど何もできない。 民主主義、資本主義国家が出来ることと言えば、同じ価値観を持つ国同士で連携し、中国に圧力をかけて行くしかない。 しかし、この方法をとったとしても、どこか一国でも抜ければ効力は薄れて行く。 日本などはまっ先に抜け出しそうな国です。 アメリカもわがままな国ですが、中国よりは遥かにましな国です。 どうすれば私達は中国の横暴に対抗することができるのでしょうか?

  • 中国人は自国でどのようにして政治家になるのか

    中国人が自国でどのようにして政治家になるのか知りたいのですが調べてもいまいち理解できなかったので誰かわかりやすく解説してください。 1.中国は社会主義国家ですので日本のように選挙に立候補して当選すれば政治家なれるような仕組みはない。あっていますか? 2.中国共産党員になれば政治家になれるのですか? 3.決めれた家系の出身者でなければ政治家になれないのか? 4.胡錦濤国家主席の両親は一般人のようですので特に貴族が代々政治の実権を握っているわけではない。あっていますか? 5.もし一中国人が国を変えたいと思って政治の道に進んで変えられるのか?民主化やクーデターとかをしなくても言論の自由はえられるのか? よろしくお願いします。

  • なぜ中国社会主義市場経済だと国家破綻するのか理由を

    なぜ中国社会主義市場経済だと国家破綻するのか理由を教えて下さい。 資本主義者は,中国共産党一党独裁+市場経済では国家運営は長続きしないと見ています。 それはなぜですか? 政治は社会主義。経済は市場経済の資本主義でなぜ国家が成り立たないと言うのでしょう? 資本主義者は政治は民主主義。経済は資本主義経済でないと国家が長続きしないと言いますが,なぜ政治は社会主義。経済は市場経済の資本主義では長続きしないのか説得力に欠けます。 なぜ中国社会主義市場経済だと国家破綻するのか理由を教えて下さい。

  • 民主主義は政治家に都合が良い

    だって何かあっても 「そんな奴を選んだ国民が悪い」 「良質な政治家を育ててこなかった国民のせい」 って国民に責任転嫁出来るんだし。 独裁だと国民の怒りは全部政治家に向かうけど、民主主義国家だと支持政党が違う国民同士で勝手に争ってくれる。 民主主義って政治家にとって実に都合の良い制度じゃないですか?

  • 中国の資本主義体制確立と台湾問題について教えてください!ヘルプミ~

    Q:中国における資本主義の定着・強化は、現行の台湾問題を解決する助けとなるか? 上記の題目でレポートを提出しなくてはなりません。。。 政治制度がそのまま(民主化はせず)の状態で、台湾独立を公に承認することはまず無いと思うので、台湾の実質的(経済的)「併合」が「解決」ってことになるのかな~と思うのですが、専門的な知識も無いためよく分かりません。。。同問題で共通見解のようなものってあるのでしょうか? また、同問題に関連して、下記の質問にも回答をもらえるとありがたいです。 ○ 中国経済にべったりの台湾と資本主義国・中国との間の経済関係強化は軍事的緊張緩和に繋がりますか?また中国経済にべったりとなった米国は今後(長期的には)台湾への武器売却という切り札の使用が難しくなりますか? ○ 三通の自由化などを通して、台湾経済が中国に過度に依存するようになり、中国抜きでは経済が立ち行かなくなった時、台湾が中国に政治的に歩み寄り、最終的に中国内の自治国家となるようなシナリオは考えられますか? ○ 中国が台湾を経済的に完全に影響下に入れたとして、中国は台湾の領土的「併合」を志向しますか?(民主主義的思想を持つ人民を国内に大量に抱えることはデメリット?) ○ 資本主義の国は必然的に民主主義に近づきますか?(他国の例など) 上記質問のうち、どれか1つだけでも良いので、回答をいただけると有り難いです! m(__)m

  • 【日本は究極の理想である民主主義国家に近付いていっ

    【日本は究極の理想である民主主義国家に近付いていっている?】 本当の民主主義国家ほど国民の支持率が低いです。ロシアや中国は国民を抑制して支持率が高い。支持しないと投獄されるから。だから、本当の民主主義国家は国民の支持率が低い国ほど本物の民主主義国家に成熟していっている証拠なのだ。 日本の岸田政権の国民の支持率は物凄く低い。40%を切って38%くらいだろう。不支持者が支持者を上回るというのは民主主義国家として完成形に近付いている証ではないでしょうか。

  • アメリカが中国から台湾を守ろうとするのはなぜ?

    建前では民主主義国家を守るというのはわかるのですが。 アメリカにとっては台湾はそれほど重要性のある国だとは思えないのですが、なぜ中国との関係悪化というリスクを背負ってでも守ろうとするのですか?

  • 憲法 正誤問題

    憲法についての正誤問題です。どれが誤っているのか教えてください。(理由もつけていただけると嬉しいです) 1.権力分立は、国家権力を集中せず、分離し、異なる機関に担当させ、相互の抑制均衡をはかる制度であり、それは国民の政治参加を促す民主主義に基づく制度である。 2.現代国家では、行政権が肥大化し、行政府が国の政策決定において事実上中心的な役割を果たすようになっており、行政権優位の実態が目立っている。 3.政党の発達とともに、議会と政府との対立という構造から、政府・与党と野党との対立という構造へ変化している。 4.裁判所による違憲審査制は、憲法の最高法規性を担保し、立法権による侵害から人権を保障する制度として、とくに第二次世界大戦後、多くの国で導入された。

  • 民主主義は、今後どうなる?

    これからも民主主義は広まり、進化していくでしょうか? アメリカがイラクに、インストールしようとして嫌がられたり。 サウジなどのイスラム国家には、不向きであったり。 かといって中国のような共産主義は、 経済発展のためにも、民主主義、法による支配・・・が結局は大切であったり。 ミャンマーよ、早く民主化しろと、つつかれたり。 「民主主義」という政治の仕組みは、 これからどうなっていくでしょうか? ○ より広まるでしょうか? ○ その形を変えるでしょうか? ○ 変わるとしたら、どういう形になるでしょうか? ずいぶん漠然としていますが、 なにかご意見・アイディアがありましたら、お願いいたします。