日本と中国が戦争になった場合。

質問

もし、今、日米同盟が無くなったとして
アメリカが全く日本を守ってくれなくなったと仮定します。
その状態で日本と中国がいきなり全面戦争になったとすれば
日本はどれぐらいで中国に制圧されますか？
ただし、中国は最後の最後まで核を使わないと言う条件で
お願いします。それとも核を使わずとも１ヶ月程度で
あっさり制圧されてしまいますか？

回答No.6

KITAIKKI · ベストアンサー

中国と日本との核戦力抜きでのタイマン全面戦争ですか。ちょっと長くなりますよ(^_^;)　ただしマニアックなスペックの羅列はなるべく避けますのでご安心を（笑）

まず中国と日本の戦力の比較ですが、戦闘はまず空で始まることは確実です。現在の戦争での必須条件は制空権の奪取ですからね。

まず日本ですが空自の作戦能力を持つ航空機、つまり戦闘機は３００機前後、中国は旧型機も含めて作戦可能な戦闘機および爆撃機（空自には爆撃機というカテゴリーは存在しません）は大雑把にいってその１０倍以上と考えて間違いはないはずです。

戦闘機自体の能力は当然空自が勝っていますが、いかんせん数が桁違いに差がありすぎます。ただ航空機の場合行動半径というものがあり、これを過ぎると航空機は自分の基地に戻ることは出来なくなりますが、なにせ中国のことです。いったん飛び上がれば帰還することなど考えることもなく、思う存分空自の戦闘機と戦うはずです。

そして彼ら中国のパイロットには朗報があります。それは日本全国各県にほぼ一つずつといってもいい地方飛行場の存在です。燃料がなくなればその辺の飛行場に強硬着陸して、後はＡＫ７４Ｓの中国版を持ってコクピットを飛び出しゲリラになります（笑）
そしてそれらのパイロットをかくまったり、支援したりするのは日本全土に散らばっている数万の中国人留学生があたります。

さて肝心の航空機戦ですが、多勢に無勢という言葉を頭に浮かべてください。空自１機あたり１０機以上の中国人民解放軍空軍機は損耗を恐れもせず、空自機を１機また１機と落としていき、いつのまにか日本の空は中国機が乱舞しているはずです。
これが開戦１週間目。

え？日本にはパトリオットを初めとする地対空ミサイルがあるじゃないかって？お客さんいいところに目を付けましたね（笑）

でも残念ながらそれはあまり期待はできません。なぜなら中国はこれまで短射程の巡航ミサイルしか開発できていませんでしたが、近年になってイスラエルの技術供与を受け（平たく言えば札束で顔を撫でてあげたんですが）、２５００キロから３０００キロほどの射程を持つ地上発射および空中発射型の戦略巡航ミサイルを開発済みなんです。しかも今に至るまで量産を続けているので、もうゲップが出るほどの数を所有しています。

つまり、日本の空の守りであるナイキやパトリオットなどの地対空ミサイル基地は、航空攻撃が始まる前にほとんどが壊滅されているということです。しかもご丁寧なことに、それらの基地はすべて番地まではっきりと情報開示されているので、巡航ミサイルのＧＰＳに攻撃ポイントをインプットするのはさぞかし楽なことだろうと思いますよ。

さて空は制圧されました。次は海です。人民解放軍海軍はこれまでブラウンウォータネイビー（自国の沿岸あたりをうろつくだけの海軍）でしたが、ここ数年の経済成長に力を得て、これまで旧ソ連のお下がり駆逐艦などで構成されていた海軍艦艇が急ピッチで新鋭ミサイル駆逐艦やディーゼル潜水艦などに更新されています。数量的には海自の護衛艦の総数とほぼ拮抗する程度と考えていいと思いますが、ここに思わぬ伏兵がいました。
それは２００隻以上のミサイル艇です。小粒ながらもこれだけのミサイル艇が東シナ海の荒波にもまれながらも海自の護衛艦と対峙すればかなりの脅威となり、兄貴分のミサイル駆逐艦や魚雷や短射程の巡航ミサイルで武装した潜水艦などと協力してさらなる脅威となって、海自の護衛艦を襲うはずです。

もちろん海自の護衛艦や潜水艦も黙ってはいませんが、姿を隠しようのない護衛艦の場合は相打ちがいいところでしょうし、潜水艦もいったん攻撃をすればその存在を知られ、次第に姿を消していくはずです。

こうして空と海をなんとか制圧した中国軍は、手足をもがれた日本にじわじわと襲い掛かります。
これで開戦３週間目。

一番問題なのは人民解放軍（これが中国軍での陸軍の正式呼称で、本来なら人民解放軍陸軍とはいいません）の輸送です。現在１０隻程度の戦車揚陸艦と４０隻前後の中型揚陸艦を所有しているとされていますが、とうぜんこれだけでは戦力の逐次投入という戦術的にはもっとも避けるべき作戦しか出来ません。

ではどうするか？考えられるのは稼動できるあらゆる輸送機、民間旅客機、大型輸送船、貨物船などなどを一挙に動員することです。
海自の生き残りの攻撃を受け多少の損害もうけるでしょうが、ここでも多勢に無勢。人民解放軍は続々と日本本土へ上陸します。

予想上陸地点に陸自の誇る９０式主力戦車や対舟艇ロケットを配備しようにも、上陸地点が多岐にわたれば戦力は当然薄く配備せざるを得なくなり、その上陸阻止能力は期待できないものとなります。
なにより日本がオタワ条約に批准し、対人地雷を全廃したのが痛い！これだけでもあれば、多少の戦力不足もカバーできたのに(T_T)
これが５週間目。

あとは単発のゲリラ的な攻撃を排除しつつ、中国軍が日本をその手中に収めていくのにそれほどの時間は必要とせず、程なく日本は降伏文書にサインするしかないというわけで、多く見積もっても２ヶ月はかからないと思いますよ。

多少おふざけ的な書き方をしましたが、中国が本気になって日本を侵攻しようとすれば、あながちこんなストーリーも荒唐無稽ではないと実際思います。
なんといっても日本の自衛隊の最大の問題は予備役兵力が皆無に近いことと、備蓄弾薬の少なさです。

大きな部隊が対峙して戦うとき、それを「会戦」という単位で呼びますが、自衛隊の場合それが２から３会戦程度と言うのが常識です。

つまり単純に言えばとめどなく戦闘が続けば、日本は現実的には３日しか戦えないということになります。多少は乱暴な計算かもしれませんが、大して違いはないはずです。

備えあれば憂いなしです！
現状の世界情勢を考えれば、日本も軍事的な自縛からそろそろ抜け出し、本気で国を守るという気概を世界に示し、その準備を怠らないようにして欲しいものです。以前にほかの質問に回答したときに書いたことですが、あの国にちょっかいを出せば痛い目に遭うという軍事的戦力と政府の姿勢を見せることが一番の戦争回避の手段だと思います。

さいごに、自衛隊ファンのみなさん、ごめんなさい。
あくまでもこれはフィクションですので、気を悪くしないでくださいね。

お礼

改めて回答ありがとうございます。

回答No.12

coco1701

＞中国は最後の最後まで核を使わないと言う条件で
　弾道ミサイルは使用可ですか、この場合すでに回答が出ていますが、もって数ヶ月（3ヶ月以内？、もっと早い？）でしょう

弾道ミサイルも不可で、現自衛隊の全能力を発揮するとしても、3ヶ月が限度（長くても半年？）ではないかと思います
1.自衛隊の武器の補給が続かない（一応ストックは3か月分？）
2.武器の生産、部品の補充面で不安要素大（すぐ供給出来ない）
2.シーレーンが遮断される、東シナ海方面からの輸入が止まる、国内の物資不足が発生
　国内から、戦争終結の声が出る（必ずあるでしょう）物資不足が賛同者を増やしてゆく

結局、中国に有利な停戦になるのではないでしょうか

お礼

皆様、回答ありがとうございました。
このお礼欄にまとめてお礼する事をご容赦ください。

皆様の想像力と理解力、先を見る目を駆使した
回答の数々、大変参考になりました。
私は、現在の人々は平和ボケし、責任転嫁、現実逃避
ナショナリズムのない自己愛主義、無宗教と思いこんでる
人々等で溢れかえった現代において、仮に国が戦争したくとも
もはや戦争が出来る国ではないと思っています。
だからと言って米国の防衛力だけに甘えて居るだけでは
そのうち大きなしっぺ返しが来るときが来るでしょう。
戦争の二文字を聞いただけで拒絶反応による思考停止から
抜けだし皆で本当の平和を考えられる世の中になれば良いですね。

今回して頂いた回答はレベルが高い物が多く甲乙つけがたく
良回答を付けるのが本当に難しいです。
凄く悩んだ末に良回答を決めましたが付いていない人も
同等の感謝を致しております。ありがとうございました。

回答No.11

sudacyu

この１年以内に米軍基地がなくなるものとして、　日本はアメリカからの圧力を無視して米中貿易を遮断することができ、北朝鮮情勢は無視、本当に核無しで戦ったと仮定すれば、非常に奇妙な戦争になります。

　中国が日本の自衛隊を制圧して日本に上陸攻撃をかけることはできませんし、日本も中国を攻めることができなでしょう。どちらも相手の本土を少しも占領できないまま、戦争が膠着状態になります。

　結局、まともな政治家同士が政権を持っていれば、戦争が起こっても勝ち負けを決めずに、早期停戦になるでしょう。

＜もし、戦争が長期化すれば＞

　中国は、日本の半分以下の経済規模で、貿易額は日本並みに近い。つまり、日本による経済封鎖で貿易依存による経済成長路線が日常化した国内経済は、壊滅します。国内は戦争早期終結の圧力が膨れ上がります。

　日本国内も、中国のミサイル攻撃で、早期終結論議が一気に高まります。
　経済に対する戦争のダメージは、中国より小さいでしょう。

　日本・中国、どちらの国の国民も「戦争が速く終わって欲しい」という気持ちが盛り上がる中で、政府がどれだけそれを無視できるかという状況になります。

　日本の経済の方が、戦争に耐えられるが、日本国民の戦争終結の意思を政府は、なかなか抑えきれない。その結果、選挙による政権交代の可能性もあります。

　中国は、言論を封じることで国民の戦争終結の意思を当初は押さえられますが、その戦争終結圧力は日本よりも大きく膨れ上がるでしょう。
　磐石に見えた政府が、国内の暴動である日いきなり崩壊寸前になり、日中戦争続行どころではなくな可能性が大きいです。（日露戦争でも、戦争による経済負担の増加で、ロシア帝国に革命が起こって戦争が終結しました。）

　このような状況になりますから、本当にまともな政治家同士が政権を担当していれば、そもそも戦争はおこらないと言えます。

お礼

改めて回答ありがとうございます。

回答No.10

thisaway

現在の自衛隊の弾薬のストックは、敵上陸部隊の第一波を撃滅できる分はありますが、第二波、第三波の攻撃には対処不能です。あっという間に「弾尽き、矢折れる」状態となり、制空権、制海権を奪われ敵大部隊の上陸を許してしまうでしょう。
制空権の無い状態では3ヶ月待たずに全土が制圧されることだと思います。
ゲリラ戦による抵抗は、全国的な地下組織網が整備されなければ有効なゲリラ活動は出来ませんので、制圧を阻止するには間に合わないでしょう。

お礼

改めて回答ありがとうございます。

回答No.9

iserlone

みなさんの卓見には舌を巻くばかりですが、１つ肝心な事を忘れています。

なぜ支那事変で日本が勝てなかったか。米国による裏援助もありましたが、
帝国陸軍が一番恐れ、苦しまされたのは便衣兵、つまりゲリラの存在でした。
そう。一番恐ろしいのは人民解放軍でも漢型原潜でもなく、
日本国内に潜む便衣兵候補生なのです。
何しろ横浜、神戸、長崎にチャイナタウンがあり、
中国人による犯罪はダントツでNo.1。歌舞伎町や六本木には
中国系マフィアがウヨウヨしており、しかも彼らは我々と
大して変わらない顔つきや服装をしています。
武器は大量にあるでしょうし、そうなったら丸腰の我々は
どうしようもありません。

そんなわけで、実際に日支戦争になったら、人民解放軍に負ける事はなくても
内地において意外なほど早く敗ける、というのが私の予想です。
だからこそ、その候補生最右翼たる犯罪者は厳しく取り締まらなければならないのです。

お礼

改めて回答ありがとうございます。

回答No.8

IXTYS

今から２０年前、ある英語通訳学校の教材です。　それは、アメリカ国防省（ペンタゴン）の幹部が、横田基地の幹部との会議の録音テープでした。　議題はソ連が攻めて来て、日本軍だけで戦ったら、どれくらい抵抗できるか。

(1) 数時間で制空権は支配される
(2) 一週間で海軍は壊滅し、ソ連軍の上陸を許す
(3) 内地ゲリラ戦で、三ヶ月抵抗できる

こんなものでした。　但し、この場合も核兵器は使わないという前提です。

お礼

改めて回答ありがとうございます。

回答No.7

rikukoro

自分は決着が付かないと思いますよ。
まず制空権ですが
　これは当初日本の圧勝です。
>No6で中国は数で勝利すると発言していますが
中国はそんなことする必要はないのです。
　自衛隊に武器弾薬は１週間分しかありません

１週間粘れば中国は日本の制空権を確保できます

ただ中国は　海兵隊の数も少なく上陸作戦には数がすくなすぎます。
　つまり戦争をしかけて中国が勝っても、その後は如何しようもありません

ただコレは今の話です。
　日本の防衛費は年々縮小
それに対し中国の場合２桁増の軍事費増です

このままじゃいつか抜かれますね。

あと日本の防衛費は中国よりかなり低いですよ
日本人の自衛隊の給料と
　安月給の中国の人件費を考えてください

お礼

改めて回答ありがとうございます。

回答No.5

masa-t

こんだけ防衛費とっといて負けるなんて許せん

お礼

改めて回答ありがとうございます。

回答No.4

takeshi12

今の段階では中国の空軍、海軍では空自、海自の敵ではありません。
いくら膨大な陸軍力を持っていても海を渡れなければ
意味がありません。
逆に海上封鎖されれば中国の継戦能力が著しく低下します。
ミサイルを100基持っていても通常弾頭ではほとんど脅威にはなりません。

お礼

改めて回答ありがとうございます。

回答No.3

cse_ri2

海上自衛隊と航空自衛隊で、第一列島線を完全封鎖。
一方、中国は、核を使わないとしても弾道ミサイルはあるので、それを日本の大都市に向けて連続発射。

民間人の被害が続出して国内世論が悲鳴を上げ、日本が音を上げるのと、第一列島線を封鎖することでエネルギーや資源を輸入できなくなり、中国経済が音をあげるのでどちらが先になるかですが、中国は国内にも油田を持っているので、中国政府が国内に戒厳令を敷けば中国はおそらく持ちこたえるでしょう。

一方の日本は、国民の大半が平和ボケとなっているので、数百～数千人くらいの被害が出れば、その時点でマスコミが大騒ぎして中国に頭を下げろの大合唱となる可能性が非常に高いです。

よって現状では、残念ながら日本が中国に頭を下げて、負けを認めるのが先でしょう。
日本にＭＤが実戦配備され、中国からのミサイル攻撃に対する防備が調えば、ひょっとしたら日本が勝つ可能性もあるかもしれません。

お礼

改めて回答ありがとうございます。

回答No.2

a5506t

日本の発展即ち、専守防衛が基本なのです。

アジアの中立が日本、その様な基本を皆さん忘れ過ぎてます。

頭が悪すぎです。

お礼

＞頭が悪すぎです。

うーん。私の事でしょうか？何か誤解していませんか？
私は戦争したくて仕方のない人間ではありませんし
この日本にそんな人は、そうそう居ないでしょうね。
戦争とは外交の最終手段であり日本がしたくなくても、
追い込まれる事や一方的に責められる可能性と
危険性は常に考えるべきでしょう。
少なくともこの日本を平和に維持したいなら
避けて通れない事だと思います。
軍事（防衛力）を知ることも日本の平和に繋がると考えます。

ともあれ回答ありがとうございました。