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濃度計算方法がわからなく、困っています。
JISの通りに試験を行いたいのですが、標準溶液の濃度計算がよくわかりません。どなたか教えてください。 JISH8625でクロメート皮膜の6価クロムの定量試験ですが、 「0.05モル重クロム酸カリウム(二クロム酸カリウム)標準溶液2mlを1Lに純水で希釈する。この溶液1mlはクロム3.47μgを含む」 とあります。 同様の標準溶液を作成したいのですが、 0.05モル二クロム酸カリウムは何Lで調整すればよいのでしょうか?
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ANo.2を拝見してふと思いました。 「この溶液1mlはクロム3.47μgを含む」から計算すれば、1lに3.47mgを含むことになり、クロム(原子)の濃度は3.47/52=0.0667 mmol/lになります。 その一方で、「0.05モル重クロム酸カリウム(二クロム酸カリウム)標準溶液2mlを1Lに純水で希釈」した時のクロムの濃度は、(0.05x2/1000)x2=2.0x10^-4 mol/l = 0.200 mmolとなります。 ということは、ANo.2のご指摘のとおり、前者は後者の3倍になっています。 この3から連想されることは、酸化還元反応において、クロムの酸化数は+6から+3に変化するということです。 つまり、「0.05モル重クロム酸カリウム(二クロム酸カリウム)標準溶液」ではなく、「0.05規定重クロム酸カリウム(二クロム酸カリウム)標準溶液」を用いれば両者が一致することになります。 規定度は曖昧なので、最近では使わないのですが、その辺りで混乱が起こっているのだと思います。 ちなみに、重クロム酸塩の場合、1molが3x2=6グラム当量になりますので、1mol/lが6規定になります。また、重クロム酸塩に2個のクロム原子が含まれるのややこしいですね。 なお、面倒なので回答の有効数字がでたらめです。ご容赦下さい。
- anthracene
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最後の「クロム3.47 microgram」が正しいのなら、最初の溶液濃度を1/3に下げれば良い事にはなりますが、それだと「0.05モル重クロム酸標準溶液」という言い方が良く分からないことになりますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。
劇物ですから保護具を使用するなど注意が必要です。 K_2Cr_2O_7の式量は、39.1*2+52.0*2+16.0*7=294だから、 0.05モルの質量は、 294*0.05=14.7g 濃度が0.05モルというのは0.05mol/1Lのことだから、 14.7gを量りとって、少量の純粋に溶かしたあと、メスフラスコにいれて1Lに希釈すればよい。(水に対する溶解度12.7g/100gなので十分に溶ける) 廃液処理も考えなくてはならないので、少量調整するのだったら、1/10の 1.47gを量りとって、100mlメスフラスコで調整すればいいと思います。だけど精度が悪くなる。 14.7*(2/1000)*(1/1000)*((52*2)/294)=10.4μg あれ、おかしいな。分かりません。ごめんなさい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私も計算の堂々巡り中です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 このJISは1993年制定ですので、ご指摘の通り規定度なのかもしれません。ご意見を参考に、もう少し勉強してみます。