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「ゆとり」教育論

naoppeの回答

  • naoppe
  • ベストアンサー率37% (77/203)
回答No.1

『ゆったり』と話す能力に欠けていますので、私の意見の要点のみ書かせていただきます。 『ゆとりの教育』を肯定される方々は、将来の日本が今のように豊かであると勘違いされているのではないでしょうか。 どこに今の日本の豊かさを将来にまで保障してくれるところがあるでしょう。 今の日本の経済的豊かさはひとえに科学技術によるもので、観光や天然資源などの輸出における外貨獲得によるものでは決してありません。 農業大国であるアメリカやフランスやドイツなどよりもはるかに科学技術に頼らざるを得ない日本の子供たちの理科や数学の学力は、既に先進国の中でかなり低いレベルまで落ちてきています。 中国や台湾や韓国にかなり離されてしまったのです。 このまま行けば100年も経たないうちに中国や韓国の『下請け』的技術しか持ち得ない国になってしまいます。 言い換えれば収入が下がり満足に輸入もできなくなり、かと言って自国で農産物を増産する条件にも恵まれておらず八方ふさがりになってしまうということです。 既に半導体技術などでは日本では追いつけない分野もあるのです。 日本の経済力は経済学者や商社が作り出した物ではないのです。 経済学者や商社がどんなに知恵を絞っても、国際競争力の無い商品は全く売れないのです。 その競争力の一番の要因が『技術力』です。 そしてその『技術力』を支えるのが数学や理科の学力だということを理解できない人の見識を疑います。 学力は若いうちに高める必要があり、30歳になってから勉強しても追いつくのは至難の業です。 どうして落ちこぼれを無くすために学習内容のレベルを下げるのか理解できません。 既に数十年にわたり数学などの学習レベルを落としてきた弊害が顕著に現れているにも関らず、また大幅に下げるのですから何をか謂わんやです。 なぜ高いレベルの学習を望む生徒の機会を奪うのでしょうか。(高いといっても世界的に見れば普通のレベルですが) 今までの教育で足りないところは、トップを走る生徒が他の生徒と対等であることを教えないことと、どうしてもできない学習を回避して個々の生徒に合った学習を選択する機会が無いことです。 トップを走ってきた生徒がそのスピードを緩めることなく、他の生徒と対等であることを教えることを怠ってきたのです。 対等や平等を重んじるが故にトップの生徒のスピードを落とすことが、本末転倒であることに気付かない人がいることに驚きを隠せません。 トップを走る生徒はその分野で才能を伸ばし、その才能で国や世界の発展に貢献する広い意味での責務を負っているのだし、他の生徒も自分でできる範囲での社会貢献をするためにさまざまな勉強を続ければいいのです。 横並びにレベルを落とすことの愚かさに、文部科学省が早く気付いてくれることを祈るばかりです。

noname#1753
質問者

お礼

こんばんは。 僕は子供の頃、数学の勉強をコツコツやってました。 中学の時には周りから一歩抜けた感じがしましたが、その事で未来が明るくなったわけではありませんでした。 トップを走るのは肩に力が入ったロボットのように思えてきたのです。 それで高校は数学は辞めて朝から晩まで野球の練習です。 浪人して今度は文系の受験勉強です。 数学は大人になってから学び直しました。 僕は数学への愛着を持ち続けていたのです。 この時、数学は初めて僕に未来を見せてくれました。 この質問の主旨は、若い時は将来の職業に直接役に立たない事もやるべきではないかと言うことです。 今の子供達にはそういう「ゆとり」の発想から学ぶ楽しさが生まれてくるのではないかと思うのです。

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