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ボルタンメトリーの測定により得られる還元波
常温溶融塩の論文を読んでいるのですが、 その中で常温溶融塩中の不純物であるHClの還元波が ガラス状炭素やタングステン電極では見られないが、 白金電極上では見られるという記述がありました。 なぜこのようなことが起こるのでしょうか? 教えてくださればありがたいです。
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溶融塩のことは知らないのですが、誰も回答を書いていないので、わたしの推論を書いておきます。 たぶん、HClの還元の過電圧の大小によるものでしょう。 つまり、白金極上では、過電圧が小さく、還元波が見られるけれど、ガラス状炭素やタングステン電極では過電圧が大きく、溶融塩の還元が起こる頃になって起きるので、区別が付かないのだと思います。 あるいは、HClの還元の過電は同じ程度でも、溶融塩の還元過電圧が異なれば、HClの還元波が見られる場合もあり得ます。 たぶん、こちらではないでしょうけれど、溶融塩の還元電位の違いを測定すれば分かることですね。
お礼
回答ありがとうございます。 参考文献などを調べてみたら、やはり過電圧が 関係していることがわかりました。 正直誰も答えてくれてなかったので本当に助かりました。 mataoyuさん、本当にありがとうございました!