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山内一豊ってどんな人ですか?
歴史上の人物だということはわかりますが、一体なにをして有名なんですか?大河ドラマを見ていてもいまいちわかりません。奥さんが内助の功で有名ってききましたが、どうして旦那は有名なんですか? すいません。全くの素人で。
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「土佐20万石」を拝領して、凄い出世のチャンピオンみたいなことを言われていますが、ようするに、秀吉から家康に寝返った裏切り者ですから、江戸の近くになんか置いておけないわけで、かつての上役の長宗我部氏の領土に乗り込まなければならなかった悲劇の晩年の人だと思っています。 長宗我部氏の残党が当然血の気をたぎらせてぎらぎらしているなかに赴任して、血で血をあらうような凄惨な日々がかなり続いたようです。 まあ、それが家康の作戦でもあるわけで、敗者の所に裏切り者をほおりこめば、ほっといても両者の力はそがれていくと見越していたのでしょう。 たしか、「土佐20万石」を拝領して4年後くらいに亡くなっています。 子供のない千代は、未亡人になるとすぐさっさと一人で、若かりし頃にすみなれた京都に帰ってしまって、坊さんになっていた養子と、古い友だちなどと結構長寿になるまで悠々自適に暮らしたみたいです。 やはり女は強いと思っています。
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歴史的見地からすれば「それなりの功績」はあったのですが、「それなり」程度で、一般に広く知られている訳ではありません。 そんな人が有名になったのは、簡単に言ってしまえば、有名人の夫だからです。 実は、奥さん本人の正確な名前は伝わっていないのです。 大河ドラマでは原作の小説にしたがって「千代」という名前になっていますが、本当かどうかは不明。 出家後の「見性院」という院号は伝わっていますが。 奥さんは出自自体も不明なため、「だれそれの娘」とすることもできず、後に大名となり官位を持っている夫の名前を出して「山内一豊の妻」とせざるを得なかったのです。 だから『「山内一豊の妻」の夫』として、「山内一豊」の名前が知られるようになった…といったところではないでしょうか。 内助の功も、実際はドコまでが本当のことかは分かりません。
- jk7
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たいして能力の高い人ではありませんね。 でも、それを上手く利用した人ですね。 愚鈍を装いながら、冷静に先を読み、他人の智慧を盗んで出世したのですから…。 いや、そう考えると、ある意味「天才」なのかもしれません。 それについては、堀尾忠氏とのやりとりが有名です。 関ヶ原の戦い前の野州小山での軍議において、一豊は、自分の城である掛川城を徳川家康に差し出しています。 これで徳川軍は、何の障害もなく東海道を西進できたのですが、実はこの提案は、堀尾忠氏のものでした。 徳川家康と石田三成の対立が表面化する中で、才気走った堀尾忠氏に接近した背景には、彼の智慧を利用する意図があったのです。 そのために日頃から堀尾をおだてておいて、自分にだけは、大切な話をべらべらしゃべらせるようにしたのです。 ある意味、老獪ですね。 山内一豊は、関ヶ原の合戦場では何の功績もありません。 しかし戦後、土佐一国を与えられた背景には、こんな事があったのです。
- alpha123
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だんなは尾張(愛知県)近畿(京都)のお侍(大名)です。関が原の功績で土佐藩主に。 四国ではもともと土佐の長宗我部氏がほぼ四国制定していたが、翌年秀吉に屈服(降伏した)、土佐のみに縮小没落。西軍についたので徳川体制下ではいびられました。山内側は弾圧したので幕末には幕府体制そのものへの疑問が出てきやすいわけです。 山内体制下の土佐では長宗我部系は郷士として差別受けますが(山内系は上士)、郷士の坂本竜馬なども下級ではあっても武士で地域の支配者です(働く必要はなかった)。 幕末の土佐藩では優秀でも郷士ということで迫害されたり意見出して投獄切腹でしたけど。 内助の功は奥さんのへそくりで馬買った話でしょう。へそくりでなく実家から持ち込んだ持参金らしいけど。いまでいうなら自費参加の軍隊みたいなものだからトラック(名馬)持っている兵士は役立つわけですね(^^) 有名なのは「山内一豊の妻」の方です。 一豊の読みについては2つの意見あります。 やまうちかつとよ やまのうち、かずとよ と読んでも意味は通じます http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%86%85%E4%B8%80%E8%B1%8A http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%AE%97%E6%88%91%E9%83%A8%E6%B0%8F
- miyabi884
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暇な時に読んでください