私はこのユニークなシステム「デビットカード」をよく使いますよ。 実のところ、デビットカードの前身である「バンクPOSシステム」から使っていました。
しかし、はっきり言って余り便利だとは思いません。
あえて便利だと思える点は2つ。
1つは現金を忘れた或いは何らかの事情で使えない場合の急場しのぎになること。 もう1つは、クレジットカードと違って、残高を超えることがないので、借金になる危険がないこと。(裏を返せば、これが不便な点でもありますが^^;)
デメリットとしては、現金より若干時間がかかること。
現金が直接動かないので、お金の把握や管理が煩雑になり、肝心なところで残高不足を招きかねないこと。
セキュリティの問題・・・と挙げればきりありません。
で、私が思うに、一番普及しない点は、店舗側で導入コストや決済コストが生じるからだと思います。
特に、カード決済の歴史がとても浅い「いつもニコニコ現金払い」がモットーの日本人の場合、無理してこのような機器を導入したとしても、大して販売促進につながらないでしょう。
一部の大手ストアやデパートが導入しているのも、管轄機関がキャンペーンやバックアップなどで、試験的な試みとしている場合が多いようです。
今、一部で実験されているICカード式決済システムにもモニターとして参加しましたが、早期の普及は見込めそうにありません。
普及が見込めない最大の理由としては、国の歴史や文化が欧米諸国と異なるからだと思います。
私が積極的にこのようなモニターに加わったり、利用しているわけですが、単なる「好奇心」からです。