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ブルース、演歌は感情表現が得意?

演歌、ブルースには、使われる音が少ないという共通点があるように認識しています。ヨナ抜き音程みたいのでしょうか。だから西洋の演歌がブルースといえるかもしれないと思います。 それで、この音が少ない曲というのは、感情表現が大げさにできるという特徴があるように思われます。例えばサンバやらボサノバは音的にゴージャスだけど、表現はクールですよね。 音が少ないことが、「叫び」的表現に適しているのは、なんでなんでしょうか?

みんなの回答

  • jklm324
  • ベストアンサー率46% (137/292)
回答No.1

必ずしも使える音が少ないことが「叫び」表現に適しているとは思いませんが、演歌の「こぶし」は使える音が少ない中で表現力を増すためのものだと思います。ブルースはブルーノートがあるので単純なペンタトニックとは違うと思います。ブルーノートは、元来は半音下げではなく1/4音程度下げるところを、西洋音楽の楽器を用いるために半音下げになったものです。したがって、メージャーコードの伴奏の上にマイナー3度のブルーノートを乗せるとか、マイナー3度とメージャー3度が共存するとかありますので、決して単純なペンタトニックではありません。しかし、このブルーノートをこぶし的なものと捉えれば、確かに似てないことはないと思います。 感情表現についてですが、Bossambaさんはブラジルの音楽は「クール」と思っているようですが、私はそうは思いません。(「クール」が単に「イカス」と意味であれば、ブラジルの音楽は「クール」ですが、ここでは「抑制された」の意味が含まれていると解釈しています)例えば、MPBの女王エリス・レジーナはかなり感情表現が激しいと思います。MPBはサンバ、ボサノバ直系の音楽で音的にもハーモニー的に豊かですが、それでもエリスの感情表現はものすごく熱いです。「唐辛子」とか「台風」とか言われた激しい性格の人ですから当然と言えば当然ですが、ブラジル音楽は「クール」と思っている人には意外かもしれません。でもエリスが例外という訳ではありません。MPBの大御所ガル・コスタも感情表現が豊かな歌手です。ジョビンの曲集(ライブ)では、ジョビンをここまで熱くしてしまうかいう感じです。(それがまた素晴らしいのです)エリス・レジーナにも曲を提供している歌手/作曲家ジョアン・ボスコのライブも熱いです。もう「叫び」まくるという感じです。 という訳で、感情表現が「クール」かどうかは、歌手の持ち味であり、音楽の種類にはよらないと思います。(ブラジル音楽とか大枠での分類です。かなり細かく分類した場合は、その音楽特有の感情表現があるので、歌手の個性とかの問題ではなくなると思います)ただし、使える音が少ない音楽の方が、感情表現に依存する度合いが高くなりがち、したがって大袈裟な感情表現になりがちということであれば、事実かもしれません。

noname#32495
質問者

お礼

ブラジル系で暑いのがあるとは知りませんでした。お好きなんですね。いろいろ聞いていないで判断するのはよくないと思うのですが、一般的な今まで受けた印象がそんなところなので。 ブルースの定義もいろいろ勉強になりました。しかしやはり、音が少ないと感情表現に依存する率が高くなるのはあると思います。

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