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JR東海・名松線でディーゼルカーの無人走行

ディーゼルカーが無人走行するという事件、車止めを怠ったということですが、バスのようにサイドブレーキを掛けて置けばディーゼルカーは走行しないと思いますが、ディーゼルカーはサイドブレーキはないのでしょうか?

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回答No.3

車両のブレーキは、圧縮空気でブレーキシリンダーを動かし、シューを車輪に当てて停めています。 車両は1両あたり30t以上するものです。自動車でいうサイドブレーキでは、あってもいささか心もとないです。 列車を長い期間停めているケースや、今回の様に圧縮空気の圧力が低くなると、当然ながら車輪を押さえているシューの圧力は弱くなります。 通常、乗務員は車両留置する際、その様なケースを想定してハンドスコッチ(輪止め)を車輪に噛ましているのですが、今回はその列車の担当乗務員は忘れてしまった様です。 通常、列車には、 ○ 常用ブレーキ、 ○ 非常ブレーキ、 ○ 保安ブレーキ(直通予備ブレーキ) ・・・・の3種あります。(箱根登山鉄道など特殊なものを除く) 一つが破損しても列車が止められる構造ではありますが、肝心要の圧縮空気が無ければ、ブレーキはかかりません。 通常は圧縮空気が無いと加速出来ない構造にはなっていますが、今回の様に惰性で転がってはそのような安全機構は効果がありません。 ニュースに詳細が記されていないのですが、 ○ 元々、車両の元空気溜の圧縮空気が少なかった。 ○ 保安ブレーキ(別の空気系統を持つ)をも掛けていなかった。 ○ ハンドスコッチを噛まし忘れていた。 ・・・上記3点と、下り勾配だった事が発生原因だったと思われます。 なお、踏切はレールに電流が流れており、列車の車輪で短絡させる事によって位置を確認し、それによって作動させています。 従って、今回の様に無人列車でも踏切は作動したのです。

yumetarou
質問者

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皆さん早速のご回答有難うございます。

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  • B-rapid
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回答No.4

ほかの人もかかれていますけど、鉄道車両には保安ブレーキと呼ばれる留置中にかけるブレーキの設置が義務付けられていますけど、あれだけの重量のある鉄道車両(今回の車両はそれでも軽いほうの部類)では、保安ブレーキだけではゆるい下り勾配の場合は完全に止め切れません。 そのため、車止めで万全を喫するわけです。 ちなみに自動車でもハンドブレーキをきっちりかけても、低速ギアなどを使いますとブレーキが動作したまま動かすことは可能だったりします(車は痛みます)ので、ハンド/駐車ブレーキは万能ではありません。バスなどの大型車両ですと、ハンドブレーキの上に車止めをして留置することは当たり前の光景でして、バス会社の中には義務付けているところも少なくありません。

yumetarou
質問者

お礼

皆さん早速のご回答有難うございます。

回答No.2

「サイドブレーキ」は少なくともないですね。同じディーゼルエンジンで動いていると言っても、鉄道とバスでは運転席の構造、運転手のやるべきこと、まったく違いますから。 鉄道は、進む方向はレールが決めてくれるわけですから、バスと違って方向を決めるハンドルはありません。また、エンジンの回転をそのまま車輪にギアで伝える、という構造は普通はとりませんから、シフトレバーもありません。 大まかに言えば、鉄道は、運転台にアクセルとブレーキのレバーがそれぞれひとつづつあるだけなのです。アクセルのレバー(本当は「マスターコントローラ」略して「マスコン」と言います)は、ばね式で手を離せばゼロ位置に戻るのが普通ですが、ブレーキは勝手にゼロになってしまっては困るので、手を離した位置で止まるようになっています。 今回の事故は、車両のブレーキがゼロ位置になっていた上に、入庫するときは本来レールの上につけておくべき車止めがついてなかったために起こったようですね。マスコンはゼロ位置だったはずですが、オートマ車のクリープ現象のようなもので、ゼロ位置でも少しづつ動くのでしょうか。この辺は私にも詳しくはわかりません。 いずれにせよ、日本鉄道史に残る珍事件ではあると思います。

yumetarou
質問者

お礼

皆さん早速のご回答有難うございます。

  • goodpro
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回答No.1

一応は、「非常用ブレーキ」と「列車進行方向のギア」の2本で組み合わせてとめますが、確実な方法ではありません。 地方鉄道では、手動式の「非常ブレーキ」を備えている車両もありますが、ご質問のように たとえ、路線バスであっても、サイドブレーキが甘かったり、整備が不十分だったりなど他の原因でも、無人(坂道)走行はします。  冬場(-5℃以下のところ)にマニュアル車がサイドブレーキをかけたのにもかかわらず、凍っていたせいで、故障し、坂道無人走行をして事故を起こすケースも有りうることですから、人災には間違えはありません。  今回の事故は、踏切道が確実に作動し、線路周辺で危険な行動を取った方もいらっしゃらなかったことだけが幸いですが、一歩間違えれば第三次だったでしょうね。 ちなみに http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E5%BC%8F%E9%89%84%E9%81%93

yumetarou
質問者

お礼

早速のご回答皆さん有難うございます。

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