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投機: 為替の短資取引やデイトレなどの意義

投機は取引の安定に繋がる。 つまり、値が下がった時に買って、値が上がった時に売らないと損をするのだから、優秀な投機家は市場を安定させるという理屈は分かります。 では空売りはどうなのでしょうか?空売りは結果として値が下がるし、値が下がれば儲かるわけで、この理屈が通じないと思います。 空売りの社会的意義は何なのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • daisyan
  • ベストアンサー率46% (64/137)
回答No.3

[考えてみれば空売りとは反対の事を買いで、やれなくも無いわけですか。] 空売りの反対は「信用買い」でしょう。 株が上がると思ったら、カネがない人は証券会社から(担保を入れて)借金して、株を買います。予想と通り上がったら、株を売って借金を返します。 ライブドアの事件のように、株が紙屑になるかも知れないと皆が考えるときは、売り一色で、買い手がつかず、売買が成立しない状態が続きます。このときは空売りもなかなか買い手がいないので成立しません。 できるだけ高く売って儲けようと考えるのが空売りですが、相手になる買い手(将来上がると予想する)がいる時にのみ売買が成立します。

gootttt
質問者

お礼

なるほど、となるとフリードマンの理論はちょっと怪しくなってきますね。 ライブドアの時は、買い手が現れず買い手が現れる値段にまで急降下したのだと思いますが、空売りはそれでようやく現れた奇特な買い手を飲み込んでしまう効果があるのではないでしょうか? つまり下落気配の時に空売りをして市場を更に下落させ儲けたり、上昇気配の時に信用買いを更に上昇させて儲けるなど、市場の振幅を増幅し不安定にして、儲ける事が出来てしまうのではないかと思うわけです。 しかし市場を不安定にした反社会的な人間が儲かるという制度は欠陥がありますよね。 投機が投資の付属的な規模であった時ならともかく、これだけ大きくなってしまった投機を一概に問題なしと決め付けるのも問題ありということなのでしょうか? それとも何かまた見落としがあるのでしょうか?

その他の回答 (4)

回答No.5

はじめまして、通りすがりのものです。 ご質問からずいぶんお時間がたっていますが、 理想論的なことについての議論が中心のようで、 実際に売買をしている者として、 現実が抜け落ちているように感じたため、一言申し上げます。 空売りは元々、ヘッジ、保険のために存在しているものです。 自分の保有している持ち株が値下がりしそうだが、 何かの事情で売却したくないときに、損失の埋め合わせのために、 空売りしておく(ツナギ売り)、または、別のケースとしては、 将来入手する予定の株を現時点での損益確定のため、 先に空売りしておいて、現物が手に入った時点で、品渡しで決済など。 まあ、後者の方法は先物市場が発達した今はあまり行われないケースですが。 現在は、その保険機能としての空売りだけでなく、 参加者の中には、利益追求のため、純粋に割高な銘柄や、 これから株価がさがるだろうという見込みで、空売りだけをされる参加者も多数存在するというだけです。 私は別回答に出てきたフリードマンとか難しい理論については 何も存じていません。 議論も苦手なので、これ以上は説明はできませんが、もし疑問点がございましたら、どうして証券取引所という物が作られたのか、その成り立ちを調べていけば、私の言わんとしていることがご理解いただけると思います。以上、失礼しました。

gootttt
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 締め切るのを忘れていたのですが、このようなお話しを聞けて締め切ら無くてよかったなと不謹慎ながら思ってしまいました。 矢張り現場のお方の話は何時聞いても生々しくて面白いです。 保険のように使われる事もあると言う話は聞いたことがあったのですが、そのように具体的な話を聞くとなるほどと思いました。 それが結果として資本の流動性を高めて最適な資本配分に近づくと言うわけですね。 ありがとうございます。参考になりました。 質問の経緯は全くの理想論です。 現在の風潮を見て疑問に思ったのと、空売りによって相場を操作出来てしまうのでは?とそうするとフリードマンの意見は筋が通らなくなるのでは?と思ったわけです。 アレから回答者さんの話を聞いて本も読んで、そしてNo5さんの話も聞いて矢張り空売り信用買いも必要だと考えは改まりました。 行政も完全な自作自演の確信犯を『捕まえる』だけではなく、怪しい取引は『注意する』くらいの監視は強化するべきだと思いますが…。 お話ありがとうございました。 何か私の話に至らぬ事があれば追加でレスしてください。無ければ近いうちに締め切らせてもらいます。 それでは

  • 333mol
  • ベストアンサー率18% (53/281)
回答No.4

値が高いときに売って値が安いときに買う投資家が市場の安定に寄与するのだから、売りから入ろうが買いから入ろうが違いはありません。 信用売り残は買い圧力と見ることもできます。 一時的に値を下げつつ、将来的に値を上げる要因が増えていることにも注意してください。 もっとも信用売買は証券会社に資金が流れるので ゼロサムゲームですらなくなる危険を伴います。

gootttt
質問者

お礼

ども、皆さんの話を聞いて、何冊か本などを読んでみて出した自分的結論は、投機は危険で野放しできない存在だけど、しかし必要って感じですかね。 フリードマンの説は安易に鵜呑みは出来ないというのは歴史が証明しているようで、投機が市場を狂わせた事は何度もあるようですが、それでもなお必要というところでしょうか。 理論的にはフリードマンが正しいはずなのに、現実では、みんな得をしようとして、結局皆損をしてしまうという事もある。 ほんと経済って面白いですね。 お蔭様でバブルの仕組みと、バブルを抑える、もしくはバブルを納める為にすべきだったこと、それが無理だったのならバブル崩壊後にするべきだった事などが分かりました。 それにしても、コレだけの政策ミスを重ね続けても、まだコレだけの国際的地位にいるなんて日本の経済恐るべしって感じです(w いやまあ借金を返さなければいけない、コレからが大変という説もありますが(汗

  • daisyan
  • ベストアンサー率46% (64/137)
回答No.2

現物株を持ってる人は何故株を売るのですか? 株は高くなりすぎていると考えるからでしょう。これからは下がるなら、今のうちに売っておこうと考えるからでしょう。 空売りをする人も、考えは同じです。 現物にしろ、空売りにしろ、売る人がいなければ、株は上がりぱなっしで相場不安定になるというのが、フリードマンの説です。 空売りをした人が買い戻せば、下落を下支えするので振幅を小さくするとは考えられませんか。 フリードマンは正しく相場を予想できるなら、投機は相場を安定化させると言っております。 下がると思って空売りをしたのに、予想が外れて上がったら損を覚悟で買い戻さなければなりません。これは株の世界では踏み上げと言いますが、株を暴騰させる原因にもなるので、株を買っている人は大儲け出来ます。フリードマンはこんな間違った予想をする人は相場を混乱させるが、いずれ大損して消えていかざるをえないと考えているでしょう。

gootttt
質問者

お礼

なるほど、市場に売り→買いの空売りがないと、市場は買い→売りだけになってしまうのでバランスが悪いという事ですか。 考えてみれば空売りとは反対の事を買いで、やれなくも無いわけですか。 個人的に空売りは上がり過ぎた時のブレーキというより、落ちていくときの加速剤のように感じていたのですが、確かにそういわれればそうですね。 ただライブドアのような事件が起こったときに空売りによって市場がより急高下する恐れがあると思うのですが、そういうときの対策は何かあるのでしょうか?

  • daisyan
  • ベストアンサー率46% (64/137)
回答No.1

 質問者はM.フリードマンの投機擁護論を認めておられるようにおもいます。  ところで空売りと現物株の売りの違いは、後者が自分の所有する株を売るのに対し、空売りは人から株を借りて売るということだけですから、相場に与える影響ということでは、両者に差異はありません。

gootttt
質問者

補足

普通に株を売る場合、その前に株を仕入れる必要があり、そして儲ける為には仕入れ値より、高い値段で売る必要がありますよね。 つまり儲ける為には、値が下がった時に買う=値が下がりを抑える。そして、その株を値が上がった時に売る=値上がりを抑える。 結果、儲ける為には市場を安定せざるおえない、つまり設ける目的と市場の安定が一致しているというフリードマンの理論は分かります。 しかし、空売りは、まず借りた株を売り、しばらくして同じだけ株数を買い直すのだから。 売りには値を下げる効果があるのに、空売りは株の値が下がった方が儲かるわけです。 つまり、空売りで儲ける為の行動は市場を不安定にさせると思うわけです。

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