1980年代のボクシングファンの方におききしたいです

質問

公式には日本人の歴代世界チャンピオンとしては認められていない、IBF世界バンタム級チャンピオン（たしか初代）の新垣諭選手はどのような選手だったのでしょうか？あのジェフ・フェネックとも対戦（２度）していますよね。今の時代でもチャンピオンになれましたか？詳しい方よろしくお願いいたします。

回答No.1

koko49 · ベストアンサー

無理でしょう。状況からして、とても世界というようなレベルではないですが。
あまり話すほどクリーンなイメージも無いですしね。
ＩＢＦが出来たときに、加盟国を増やしたかったＩＢＦと世界のチャンスを求めていた新垣選手のジムとの利害関係が一致し、ＪＢＣから外れてＩＢＦの日本の協会を作った上で、世界戦を行ったものです。
当然、ＩＢＦ初期の段階ですので、選手層も薄く、軽量級は環太平洋の一部のジムしか参加していません。レベル的には東洋太平洋よりも低い位置ですので、今で言えば日本チャンピオン（＝東洋太平洋：ボクシング界での評価、ファイトマネーは日本と同レベル）よりレベルは低いと思います。
アメリカの大物プロモーターが盛り上げて、現在ではある程度アメリカでは高い地位になりつつありますので、中量級～重量級では重みがありますが、とても当時の地位が現在のように世界４大タイトルというようなものではありませんでした。
ちなみに、日本ＩＢＦは有名な暴力団が絡んで作った組織です。当時は暴力団も表立って興行に絡んでいこうとしていた時代です。今はお金にもならないので、良いのか悪いのか暴力団も手を出さない世界になってしまっていますが。
ＪＢＣからジムが脱退してまで行ったとはいえ、新垣選手がこあたりの裏事情を知らなかったと信じたいですね。
本人に聞いたら、また言い分とかはあるのでしょうが。
本人の目論見通りかわかりませんが、新垣選手もここまで名前が売れてよかったのではないでしょうか？

お礼

詳しい解説ありがとうございます。なるほど。当時私は小学生だったのですが、渡嘉敷選手が同じメキシコの選手と何度も再戦をしているときに挑戦を待っているのが新垣選手だったと聞いたような記憶があります。アマ時代にレパード玉熊に勝っているのだし、あのままJBCでいっていたら…と思ったりしますが…。たしかにIBFの初代アジアコミッショナーは柳川氏とありますね。その道で名を売った方のようですね…。