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枝豆 と 茶豆 の違いは?
最近 枝豆 の高級版っぽい物として 茶豆 と呼ばれるものが出回っています。この 茶豆 について ・枝豆と茶豆の違いは何か ・どんなところで茶豆は枝豆より勝っているのか ・茶豆の名前の由来 をご存知の方、教えてください (庄内地区名産だたちゃ豆は「「だだっちゃ」の豆」であり、「だだ「茶豆」」ではないという前提での答えをお願いします) 個人的には、枝豆を高く売ろうとしている人が、他のものと大して変わらないのに高級っぽい名前をつけて、ボッタくろうとでもしているのでは、なんて考えてしまうのですが、実際のところどうなんでしょうか?
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えだまめはだいずを未成熟のときに収穫されされたもので統計上は未成育大豆といいます。ですから統計上はすべて枝豆です。枝豆には多くの品種があり種の色も違います。緑に近いもの黄色に近いもの、茶色のもの、黒いもの、がありますますが茶色といっても薄いいるですが種が茶色なので茶豆になった説と枝豆の鞘には細かい毛がついていますがその毛が茶色なので茶豆になった説がありますが私は後者だと思います。 茶豆は私の地域(千葉県野田市)では茶毛といっていました白毛の品種より早生で甘みがありました。が収穫がおくれると黒いしみが映えるのと成熟が早く収穫期間も、短く鮮度の落ちが早いという欠点がありますから今は自家用を除き殆ど作られなくなりましたが最近湯上り娘という茶豆系の品種が直売用に作られるようになりました甘みは強いし暑さにも強いなどでこれから作付けが増えるかもしれません。今は予冷といって収穫されるとすぐ冷蔵庫に入れられ市場出すまで冷蔵されるので鮮度も落ちません。えだまめの流通は市場で価格が決まるので個人では直売を除き無理でしょう。わたしの住む千葉県野田市は山形県鶴岡市に次面積では第2位、生産量は1位です。私も生産者の一人です。野田市産は東京大田市場で5月、6月は周辺の市町村より単価が高いようです。よく野田市産は野田では売っていないといわれます。鶴岡市でえだまめの栽培が増えてきたのは米の生産調整で米の代替作物の大豆の栽培の代わりにえだまめが増えたという発表が昨年野田市で開かれたえだまめサミットで発表がありましたが大豆で売るのとえだまめで売るのでは10倍の開きがあり増加したの発表でした。
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- azuki24
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枝豆も茶豆も植物学的には同じダイズです。ダイズの未熟果を野菜として食べるのが枝豆で、完熟果は穀物として利用されます。枝豆をいつまでも収穫せずに完熟させると大豆になりますし、どんな大豆も未熟なうちに収穫すれば枝豆として食べられます。 枝豆用も穀物用も、それぞれの用途や気候風土にあったものが歳月をかけて選抜、改良され、地方ごとに味や香りやうぶ毛の色の異なる独自の栽培品種が多数あります。一説には枝豆用の品種だけでも400種以上もあるとか。 枝豆用の品種を大別すると、 ・中粒で毛が褐色の極早生種 ・中~大粒で毛が褐色の早生種 ・やや大粒で毛が白い晩生種 の3系統に分かれます。 これらは栽培適期の違いであって、同じ品種を早く収穫するか遅く収穫するかではありません。 そのなかで、茶豆と呼ばれるのは莢のうぶ毛が褐色の品種です。新潟の「いうなよ(旨いのでよそ者に言うなよの意)」「よなよ」「五葉豆」や、「かおりまめ」「においまめ」など各地に色々な名前の枝豆があります。庄内のだだちゃまめもその地方品種のひとつ言えます。「だだちゃ豆」であって「だだ茶豆」ではないとうのは、そこらの茶豆とは違うという地元のこだわり(良い意味での)だと思いますが、だだちゃ豆が茶豆の系統ではないとはいえないでしょう。ちなみに、「だだちゃ豆」はJA鶴岡の登録商標なので、他の生産者が「だだちゃ豆」という商品名を使用することはできません。 はっきりしているのは、その他の産地の茶豆の系統が決してニセモノというわけでないこと。庄内のだだちゃ豆が有名になったせいで、香りの良い茶豆系統の人気が高まり、流通が増えたという副次的効果はあるかもしれません。しかし、たとえば新潟の茶豆は昔から有名だったし、首都圏にもけっこう流通していました。外観が茶色っぽいので鮮度が悪いと勘違いしたり見たが良くないと敬遠されるむきもあったようですが、今はそういうことはないと思います。 庄内のだだちゃ豆は門外不出の貴重品のように扱われて、地元でしか食べられなかったものですが、数年前から首都圏にも流通するようになりました。産地で栽培規模が増えたかどうかはわかりませんが、鮮度を保つためのプラスチックフィルム包装や低温流通などの技術が進んだことも要因だと思います。 だだちゃ豆 http://www.dadacha.jp/dadacya/index.html 新潟茶豆 http://www.nt.zennoh.or.jp/beans/beans4.html
お礼
品種の説明をありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 >「だだちゃ豆」であって「だだ茶豆」ではないとう >のは、そこらの茶豆とは違うという地元のこだわ >り(良い意味での)だと思いますが、だだちゃ豆が >茶豆の系統ではないとはいえないでしょう。 とのことですが、「茶豆」が認識(区別)され始めたのは何時ごろなのでしょうか? 「だだちゃ豆」は(名前の由来が正しいものであれば)殿様がいた頃から呼ばれてたということになると思いますが、それより前なのでしょうか後なのでしょうか?
- kirari-tenntyo
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寿司屋です。 まあ皆さんがおっしゃったとおりです。 実際は香りが強くうまみも枝豆よりいいとされ、枝豆の高級版として料亭などで重宝されますが、結局供給量が少ないので良質のものに出会える事自体が奇跡です。 それよりも枝豆のフレッシュなもの(採れたてのもの)を調理した方がはるかにおいしいですし、簡単です。(スーパーでの入手はほぼ不可能ですが・・・) 他のものと大して変わらないというのはいい過ぎだと思いますが経験からして決して間違いでもないかと思います。 なんでもそうですが特に穀物系は(豆系)は鮮度が命です。
お礼
どうもありがとうございました。
- A300
- ベストアンサー率20% (31/150)
茶豆の歴史 山形鶴岡地方から新潟県黒埼村小平方(こひらがた)(現在新潟市)に伝わった「だだちゃ豆」を品種改良、昭和40年頃村長により「くろさき茶豆」と命名された。薄皮が茶色(見方によっては黒)なことと黒埼と黒崎が間違われるのでひらがなにしたという説があります。平成13年発売の「ぴかり茶豆」とともに新潟県を代表する枝豆です。 枝豆の大別 早生(わせ)6月~7月いわゆる一般的な枝豆 茶豆(ちゃまめ)8月 畦豆(あぜまめ)8月下旬~9月上旬 茶豆より畦豆の方が美味しいという人もいますが、畦豆は出荷時期が9月のほんの少しの期間しかないので、食べたことのない方が多いですね。畦豆のブランドは新潟県刈羽地区の「みかずき姫」や「肴豆」(さかなまめ)が有名です。 朝取りの枝豆が一番美味しいのですが、市場には出荷されない美味しい枝豆が地元にはあります。 それは 朝取った枝豆を農家の方がその場で、枝豆を育てている水を使って茹でた枝豆です。 茹でたてをリヤカーに積んで近くのお得意さんの家庭に販売に行きます。 (新潟市、旧白根地区、旧黒埼地区、旧巻地区にリヤカーおばさんが出没します)
お礼
どうもありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 >枝豆の大別 >早生(わせ)6月~7月いわゆる一般的な枝豆 >茶豆(ちゃまめ)8月 >畦豆(あぜまめ)8月下旬~9月上旬 とのことですが、これは、同じ品種の大豆でも、7月ごろまでに収穫されたものは枝豆で、8月に収穫されると茶豆となるのでしょうか?
- fatpigs
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茶豆も枝豆の一種ですよ。黒豆と同じように。ようは大豆ですから。 おいしいですよね、枝豆。家庭菜園で栽培してますけど、採れ立ては話にならないくらいおいしいです。 しかし、この枝豆には大敵が... そう、にっくきカメ虫ども...最低です...
お礼
どうもありがとうございました。
- rc13
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枝豆大好きです、夏の主食といっても過言でない位食べてます。 茶豆は中の薄皮が茶色っぽいので茶豆って言うのではないかな? 採れる時期も普通の枝豆よりちょっと遅い気がします、これからが旬です。 枝豆は鮮度が命ですね、採りたての茶豆を自分で茹でてみてください、香りが全然ちがって旨いですよ~、普通の味覚と嗅覚があれば違いはハッキリわかります。
お礼
どうもありがとうございました。
・サヤから出した時の豆の色が若干茶色い。 小平方茶豆,黒埼茶豆など品種が違う。 ・香りが強めでアミノ酸、糖分が一般の枝豆より多い。 ・福島の伊達地方からもってきて栽培したので「伊達の茶豆」がなまって "だだ茶豆"となった説やお父さん("だだちゃ")がビールのお供によく食べる ので"だだっちゃの豆"がなまったものなど。 以前は一部地域でしか栽培されていなかったので、その地方に出向かなければ 食べられませんでしたが、今ではいろんなところで栽培されて少しは値段も 下がってきているのではないでしょうか? 値段が高かったのは枝豆の値段というよりは運搬費だったり、希少価値が あったからだと思います。
お礼
どうもありがとうございます。 「・香りが強めでアミノ酸、糖分が一般の枝豆より多い。」 のが茶豆なのですね
補足
「小平方茶豆」,「黒埼茶豆」などのブランド豆(?)だとある程度わかるのですが、最近は単に「茶豆」として売られているものもあります。 こちらの方は何か基準があって言い分けているのでしょうか?
庄内地方で「だだちゃ」は「父親」の意味です。庄内藩の殿様が大変な枝豆好きで、毎日食事時になると「今日は何処のだだちゃの枝豆か?」と聞いていた事から「だだちゃ豆」と呼ばれるようになったと言う説が一般的かと思います。 肝心の味の件ですが・・・ 私自身は「だだっちゃ豆」の方が香りが強く(時に鼻をつく感じで嫌な時も・・)、甘みが強い様に感じます。 普通の枝豆の方が甘みは薄くても、香りがすっきりしていて食べやすいと思う場合もありますし、人それぞれの好みと言うところではないでしょうか?
お礼
どうもありがとうございます。 だだちゃ豆はおいしいですよね。
補足
ただ、最近だだちゃ豆でない「茶豆」というものが売られています。これは一体何者?と思って質問しました。
お礼
生産されている方よりご回答いただきありがとうございました。
補足
まとめて見ますと ・大豆の中で種・毛が茶色である特色を持つ品種がある ・それは、香り風味などが他と比べて良いという特徴がある ・ただし、それは、いたみやすいため産地だけで食べられていたが、近年の物流技術の進化により各地へ流通されるようになった。(=近年急によくその名前を見かけるようになった) ・「だだちゃ豆」は「茶豆」の範疇に含まれる ・「茶豆」の名前が、その色の特徴からつけられたのか、「だだちゃ豆」人気に便乗してつけられたのか(その両方か?)は少なくとも、今回いただきました回答からはわかりませんでした。 という感じでしょうか。茶豆の特徴につきましては、皆様より説明を受けまして理解できました。ありがとうございました。 名前の由来については、残念ながらまだはっきりと理解はできませんでした。