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123…321*45
1からはじまり連続した数が隣り合い1で終わる自然数に45をかけると答えが5と4のみで表された数になります。 121*45=5445 12321*45=554445 12323432321*45=554554454445 これはなぜでしょうか。ずっと考えているのですが糸口が見つかりません。
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証明で書くと長いので具体例で解説します。一般も同様です。 最初に与えたれた式が12121だったとします。これは以下のように分割できます。 +11111 + 1111 - 111 + 11 - 1 一般の場合符号+、-の順番はわかりませんが、1の位が1なので数としては+が-より1個多いことになります。これに5*9をかけるのですが先に9をかけます。 +99999(=+100000-1) + 9999(=+ 10000-1) - 999(=- 1000+1) + 99(=+ 100-1) - 9(=- 10+1) +が-より1個多いので端数+1,-1,・・・,+1の合計は+1となります。さらに5をかけると、 +500000 + 50000 - 5000 + 500 - 50 + 5(←端数の+1*5) あとは+,+-,+-,+に区切って考えると500000+45000+450+5=545455となりますから、結局4と5がならぶことになるのです。(一般のときの区切り方は+,+-,+--,+---というふうに『「+」一個とその後連続する限りの「-」』を一区切りにします。-の数がm個なら4がm個ならんで最後が5という数字になります。)
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- endlessriver
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{a1}{a2}...{an}*(100-10)/2 =[{a1}{a2}...{an}{0}{0}]/2-[{a1}{a2}...{a(n-1)}{0}{0}]/2-an*10/2 =[{a1/2}{(a2-a1)/2}{(a3-a2)/2}...{(an-a(n-1))/2}{0}{0}]-5 ここで上から1桁目の{a1/2}は0.5ですから下の桁へ5が渡されます。 つぎの2桁目の(a2-a1)/2は「0.5」。次の桁へ「5」が下ります。すなわち、始めの桁はかならず「5」です。 一般の桁は(ai-a(i-1))/2は「+0.5」か「-0.5」。 すなわち、上の桁から5が下り来るので、「5.5」か「4.5」になります。いずれでも必ず、次の桁へ「5」が下ります。 下から3桁目は{(an-a(n-1))/2=-0.5となります。したがってここは必ず「4」です。下から2桁目へは5が下がっていますから外の「-5」を加えて下からの2桁は「45」になります。 すなわち、必ず「5....445」のような数になります。
お礼
わかりやすい証明です。簡潔にまとまっていますね。 ありがとうございました。
- ringohatimitu
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No1です。補足に対する回答ですが99999のように9が連続した数に4と5をランダムに並べた数を足すわけですが一つ注意することはこの場合5桁の9に対して455455のように最初4で始まり5で終わる「一桁多い」数を足さなければならないということです。これは下の証明を見ればわかると思います。そこでなぜまた4,5だけから成る数になるかというと4、5を9に足すと必ず繰り上げがあり4,5どちらを足しても繰り上げの後4または5になることは明らかです。
- Tofu-Yo
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たびたびですみません・・・・(><)。No.2にケアレスミスがありましたので訂正します。端数の合計は-1が1より一個多いため式 +500000+・・・ の最後の項は-5でしたね。考え方は一緒で、最後の区切り方は+,+-,+--になります。なのでこの場合の答えは545445です。失礼しました。
- Tofu-Yo
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ひとつ補足です。念のため最後の()内の説明もしておきますね。直観的には簡単な話なんですが500000-55555=444445みたいなことがどんな桁でも成り立つかということ説明します。500000を499999+1に分割し、(499999-55555)+1と計算順序を変えると()内では各桁で9-5を行ってますから444444+1=444445。この手順なら一般的にも証明できます。 ちなみに今回質問者の方が提供してくださった数の性質は私も知りませんでした。ありがとうございました。数学って奥深いですね・・・
- ringohatimitu
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なかなか面白い性質で今まで知りませんでした。有名なんですかね。とりあえず帰納法で示すことができますがその場合キーポイントは4と5をランダムに並べた数に99999のように9が連続した数をたしてもひいても得られる数は再び4と5から成るということです。さて3桁の場合は質問にあるように実際計算から明らかです。そこで例として次に5桁を考えます。最初両端以外に1は含まない数を考えます(中に1が入ってる場合は後で同じように示します)。中に1が無いと仮定してますからその数から11111をひくと右端0、それ以降はもとの数より二桁少ない1から始まり1で終わる連続した数となっています。ここに帰納法の仮定を使って45をかけて得られる数は4と5だけから成ることがわかります(下一桁目は0)。この数をA(下一桁目は0です)としましょう。さて11111に45をかけると最初4、中がすべて9、最後が5という数になります。これにAを足すわけですが最初の4というところの桁には繰上げで足される場合5になり繰上げされない場合でもそのまま4です。あと中は実際計算すれば明らかなように4と5だけから成ります。これで元の5桁の数に45をかけたら4と5から成る数になることが証明されました。一般のn桁の場合も(ただし1で始まり1で終わることから必ず奇数桁になることに注意してください)全く同じように示せます。さて次に中に1がある場合ですが基本的に同じで今度は11111をひく代わりに「その5桁の数の最後に0をつけたものに」1111111という2桁多い数を足してやります。そうすると得られる数は1で始まり、中に1がなく、1で終わる数です。これに45をかけると先程証明したように4と5だけから成る数になります。これから今度は1111111×45をひかなければなりませんが先程と同じく最初4、最後5で中がすべて9の数をひくと4と5が並び最後の下一桁0という数になることが簡単にわかります。ここで下一桁の0をとれば証明終わりです(例えば1232321-121210=1111111)。説明が上手くないですがやろうとしてることは非常にシンプルなものです。多分もっとよい方法があるとは思いますがとりあえず一つの方法を書いてみました。
補足
なるほど、帰納法を使うのですね。 "4と5をランダムに並べた数に99999のように9が連続した数をたしてもひいても得られる数は再び4と5から成る" この部分はどのように証明されますか? "「その5桁の数の最後に0をつけたものに」1111111という2桁多い数を足してやります。" これはgood ideaですね。
お礼
エレガント!ありがとうございます。理解できました。