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「短調」の「III度」の「度数表記」と「コード表記」について
Cm調では、 「度数表記」IIIb 「コード表記」Eb です。どちらにも、bが両方ついてます。 では Am調では、 「度数表記」IIIb 「コード表記」C と、ゆうことらしいのですが、なぜ、bがIIIにつくんですか? III ではいけないのでしょうか? ----------------------------------- 関連して。 VIb=F VIIb=G も、bが、「度数表記」と「コード表記」の両方についてませんが・・・ また、その解説をしているサイトなどがあれば、教えてください。
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こんにちは。 ポピュラー系のコード理論にはそれほど詳しくないのですが・・・。 こちらのサイトが参考になると思います http://www2s.biglobe.ne.jp/~hongo/2.htm 真ん中よりやや下,「ローマ数字表記 (=コード進行の相対表現)」の部分です。 この「b」は,メジャースケールのIII度(ミ),VI度(ラ),VII度(シ)よりも半音低い音がルートである,という事を示しているのであって,ルートの音が「○b」の音である,という意味ではありません。 ご質問の例ですと,AメジャースケールのIII度,VI度,VII度はそれぞれC#,F#,G#であるのに対して,Am調のIIIb,VIb,VIIbの和音は,それらよりも半音低い音であるC,F,Gがルートになっている,という意味です。 注:クラシック系では,ローマ数字表記の場合bはつけず,イ短調のIIIの和音と言えば,C-E-Gの和音のことを示します。 クラシックも含めて,という事ならばこちらも参考になると思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E5%A3%B0
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- pyon1956
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IIIだと、マイナースケールの3度の音、つまり短3度の音が基音になったコードだと理解されないからです。 コード理論においてCm調であるというのは和声進行が全体としてCmスケールをもとに作られているから、ということなのですが、ポピュラー音楽においても転調とかは普通にありますから(Cm→Cなんて普通にあります)、この曲全体がCmスケールの音楽だよ、というふうには記譜されていないのです。Cm調なら♭3つですが、それだけなので、たとえばEの和音を使いたければどうするか、という場合これがIIIになります。 マイナースケールは三種類あるので、この区別もないと困りますから、その点から言うとVIとVI♭との区別なども重要になります。 要するにIII♭はIの基音(調の基音でもあるからみて、短3度(全音1つと半音1つ)の音が基音になった三和音だよ、という意味で、CmからみたIII♭の音はE♭だから「どちらにも♭がついています」。 しかし、Amスケールでの基音Aから短3度(全音1つと半音1つ)の音はCなので、III♭はCです。ですからこの場合Cにフラットをつけては長2度の音になり、IIm7-5の和音になってしまいます。 つあり、III♭のフラットを♭はその調の基音から見ての、そこの部分の和音の基音の音程で、一方E♭の♭は音名の一部、つまりE♭の音が基音になっている、という意味です。
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■こんにちは (^^; なるほど・・・そうだったんですか どのように、解釈するのか。 また、なにか、特別な意味、読み方があるのか・・・ と思ってましたが、納得です。(^^; 再度、そのような観点で、復習してみたいと思います。 どうも、ありがとう ございました。 とても、勉強になりました。<(_ _)>
お礼
この「b」は,メジャースケールのIII度(ミ),VI度(ラ),VII度(シ)よりも半音低い音がルートである,という事を示しているのであって,ルートの音が「○b」の音である,という意味ではありません。 ご質問の例ですと,AメジャースケールのIII度,VI度,VII度はそれぞれC#,F#,G#であるのに対して,Am調のIIIb,VIb,VIIbの和音は,それらよりも半音低い音であるC,F,Gがルートになっている,という意味です。 ------------------------------------- ■こんにちは (^^; 最近まで、錯覚していたようです。 上記のように、考えるといいんですね。 わかってきました。ありがとう ございます。<(_ _)>