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梅雨前線の「活発化」「弱まる」「末期」という言葉。
今年は梅雨にどっぷりつかって、いまだに関東地方も明けませんが、昨日今日になって、天気予報でも梅雨明けの言葉が聞かれるようになりましたね。今日の朝の予報番組の中で、梅雨前線は末期的とか、だいぶ弱まってきているというような言葉を耳にします。日本各地で多くの死者を出しているこの雨ですが、前線が強いとか弱いというのはどうしてわかるのでしょうか?
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前線が弱まる:前線というのは暖気と寒気がぶつかり合ってできるものです。これが弱くなるというのは接触により、暖気が冷やされ、寒気が暖められて寒気と暖気の温度差が小さくなることです。 末期的:梅雨前線は停滞前線と言い、勢力が拮抗していて押合いの勝負がつかない情況なのですが、真夏に近づくにつれて太平洋高気圧は強まり、オホーツク気圧は弱まります。ですから前線が温暖前線に変って動き始める兆候が現れたときに、末期と判断するのです。 前線が強い、つまり温度差が大きいと前線付近での風雨が強まるのです。これはラジオゾンデを上げるなどの方法で地表から上空の温度分布を測定することで分かります。
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- Swordline
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まず、梅雨前線なるものが発生するメカニズムをごく簡単に説明すると 春から夏に季節が移り変わる頃、冷たい高気圧を暖かい高気圧が押し上げようとする。 性質の違う二つの空気がぶつかる所は大気の状態が不安定になり、雨が降りやすくなる。 これが日本列島を覆うと、梅雨前線となるわけ。 では、梅雨が終わる、すなわち梅雨前線が弱まるとは、どういうことかというと 夏になると、暖かい高気圧の勢力が強くなってくる。 そうなると、前線の活動が弱くなったり、前線が日本海側に押し上げられて 陸地で雨が降らなくなる。こうなると梅雨明け。 よって、暖かい高気圧(太平洋高気圧)の活動がどれくらい強まっているかを 調べれば、梅雨前線がどんな調子だか、ある程度分かる、らしいです。
お礼
どうもありがとうございました。
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