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電線の選定
内線規定で、過電流遮断機の35%以下は3Mまでとか書いてありますけど例えばメインが100Aのブレーカー分岐が20Aのブレーカー電線サイズは2,0MMで3M以下なら大丈夫と言うことですよね。これが、電線の長さが50Mになると 内規違反ですけど、何か電線に不具合が発生しますか? おしえてください
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一応確認しますけど、メイン~分岐間が50mってことで良いんですよね? まず、下記を読んで「50mでも良いや」とは決して思わないようにだけ お願いしておきます。 電線が50mになっても通常の状態であれば何も問題はありません。 これはメインや分岐のブレーカーも同じで短絡や過負荷といった状態にさえ ならなければ無くても問題は発生しないということです。ですが、それを 担保しているのがブレーカーですので、無くてよいとはならないと。 では、末端で短絡事故がおきた場合を考えてみます。まずVVF2.0mm の導体がもつ抵抗値は大体5Ω/km位です。敷設長50mとすると単2で 往復100mですので0.5Ω。100Vをこれで割ると200A。 ここで、メインのブレーカーの動作時間はどうだというとJISで定められ ているのは定格100Aの200%で6分以内に遮断とかなわけです。どう なるかというと 1.2.0mm線の被覆は燃える 2.ショートによるアーク状態が続いた場合は芯線も燃え続ける 3.これらはショート状態が解消されるか、メインがトリップするまで続く 300A位のブレーカなんかから3.5sq位の電線で分岐したりとか、Trからブレー カなしで幹線敷設とか、私は本当に止めた方が良いと思ってます。被覆だけが 燃えるときでも、正に「火が走る」という感じです。芯線が燃えるときなんて、 金属だから火薬と同じようなもんです。
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- sentakuya
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分岐電線長が50mという事例があまりなさそうですが、内線規定によると8m以上なら100A×55%以上の電線を使用すれば問題なしと判断します。 問題があるとすれば主幹MCCB~分岐MCCBで短絡事故(発生の可能性は少ない)があった場合に電線がヒューズ代りになる(燃えて切れる)かもわかりません。これは過電流~完全短絡領域までの保護協調特性図を作ってみないと一概に言えません。