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神経治療の際の穴
妻のことです。左上一番奥の神経をとりましたが、一向に痛みがひかず、(いつも痛いわけではなく、突然、ズキズキしたり、チリチリする)が続き、何度行っても変わらないので、歯科医を変えました。すると、「菌が入っている」といわれ、その処置をしましたが、「前の先生がキレイにしようとして、神経の先に穴が開いていて、それで痛いのだろう」と言われ、その治療もしていますが、痛みは変わりません。耳の付け根も痛いと言ってます。こんなことがあるのでしょうか?治るのかと落ち込んでいます。よろしくご助言下さい。
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- michael-m
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確かに感染した(菌が入っている)可能性はあります。しかし、その先生はどうして感染していると「診断」したのでしょうか。細菌培養には24時間ほど掛かります。 抜髄(神経を取る)は、生きている神経を切り取る処置です。切り取られた神経は当然痛みます。歯医者は痛みが出ないように処理しますが、「痛み」の感覚は個人差が大きく、多くの人が痛まない刺激でも痛む人が居ます。また、抜髄になるほど炎症が進んだ状態であれば、神経は過敏状態にあり、弱い刺激でも痛みを感じます。 つまり、もし感染による痛みで無ければ、確定すべき検査も無く断定して、劇薬である消毒剤を使えば、健康な神経は痛みを出してしまう可能性もあるのです。 ただし、感染したての状態では検査に出てこない事もあります。従って通常は、処置をしつつ、原因を消去法でつきとめていくのです。 感染のほかにも、根の中(根管)を処置する際に、器具が根から出てしまい、周囲の組織を傷つけた場合も痛みが出ます。通常はこれを防止するために、根管長測定器を使用します。(ピー等の音の出る機械を使いましたか?) 歯科治療の多くは変化の時間が早いので、詳細な検査を行わず、経験と知識によって治療法を見つけていきます。(また、詳細な検査のシステムもほとんどありません)従って診断を下すまでには数回の治療が必要ですし、早急に診断してしまい、それに囚われてしまうと処置を誤る危険性が高いのです。 あまり早急な診断を下す歯医者でなく、処置内容と経過の予想を説明し、次回の予定を治療経過に従って複数持っている(説明してくれる)歯医者を探しましょう。 ちなみに、耳の前の痛みは「関連痛」といって感覚神経が誤作動を起こして、一見関係の無い部分が、歯の痛みと連動して傷む場合と、感染によってリンパ節が炎症を起こしている場合があります。これもどちらであるか確定しなければなりません。 感染性であり、改善があまり見られない場合は抗生物質と消炎鎮痛剤、非感染性であれば消炎鎮痛剤のみの投与を補助的な治療として行う事も考えられますが、いずれにせよ、担当医が決める事です。数回の治療で結果を出して頂く以外にはありません。 それまでは、患部付近を冷やしたタオルか、アイスノン等にタオルを巻いて冷やし過ぎないように(冷やし過ぎるとかえって痛みが引き難くなる事があるので)、冷やして下さい。
お礼
michael-m 様、補足の方にお礼を書いたつもりなのですが、お礼はここだったのですね、申し訳ありません。妻は今日病院に行ったのですが、「去年の3月(歯に違和感を覚えたのはおととしの11月、転勤で歯科医に行けず)」からと痛みの期間が長いので、神経回路ができて、なおらないかも」と言われてきました。がっかりしています。
補足
早速のお答え有難うございます。ピーっという音はしたそうです。妻が、「その音は何ですか」と質問したところ、「根の深さを測ってます」と言われたそうです。菌については、塩酸系で消毒したところ、かなりの泡が出たので、菌が通常以上にあるとのことでした。現在、その歯科医に5回通ってます。妻はかなり落ち込んで、「このまま痛み続けるのか」とがっくりきています。図々しいのですが、またアドバイスをお願いいたします。何とかしてやりたいのです。