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骨髄移植・提供者側のリスク

ronaldoの回答

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  • ronaldo
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回答No.3

 骨髄を採取するということは、血液疾患で入院する患者さんはほとんどされていることで、血液内科のある病院ではごくありふれた手技です.白血病とかだと、1週間おきに3回連続とか.で、痛いです.胸の真ん中の骨(胸骨)や腰の骨(腸骨)に穴をあけるので.でも、一応麻酔をします.我慢できないことはないけど、2回も3回もいやだなあっていう感想を持つと思います.(僕は患者さんにやったことはあるけど、されたことはない.)時間は1時間ぐらい.骨髄移植の場合、複数箇所から採取するので2時間ぐらいかかるかもしれません.  リスクは、まず、麻酔のリスク.麻酔でアレルギーがでる人がいる.アレルギーがでるとひどい場合は死にます.もちろん、蘇生の措置がとられ、救命できるとされています.また、命に関わるようなアレルギー反応に至るなんてことは滅多にはないと思います.他には、感染.体に穴をあけるから、菌がついて繁殖すると化膿します.菌が全身にまわるかもしれません.予防策は清潔操作.あとは、痛みそのものからくるショック症状.血圧が下がって意識が遠のく.これも、一応、救命の措置が執られて助けられるとされています.  骨髄移植については、いい治療だと思います.骨髄移植が必要な状況っていうのはだいたいにおいて死が目前に迫っている状態.薬物療法では助けられない状態です.でも、骨髄移植がうまくいけば、完治にちかい状態が得られることもあります.そう考えると、骨髄移植はとてもすてきなことだと思います.他の臓器移植と違って提供者側もほとんどの場合、無傷に戻りますし.  ただ、僕は血液内科ではないので想像の部分や僕の私見も含まれますのでその辺を考慮してください.

adelaide
質問者

お礼

ronaldoさん、専門家のお立場での詳しいご回答をありがとうございました。 >でも、骨髄移植がうまくいけば、完治にちかい状態が得られることもあります. ああ、そうかぁ・・・殆どの患者さんが必ず完治するという訳ではないのですね? >そう考えると、骨髄移植はとてもすてきなことだと思います.他の臓器移植と違って提供者側もほとんどの場合、無傷に戻りますし. 「ほとんどの場合、無傷」な訳で、限りなく100%に近いという訳ではない=それが「リスク」という訳ですよね? やはり熟慮したいと思います。 気楽に登録をして、提供の申し出があった時に驚いて断るような、いい加減な事はしたくないと思っています。 大変参考になりました。

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