- ベストアンサー
プリント時のピンぼけ
ネガを同時プリントに出したところ、まるでピントを外したような、いわゆる眠い絵のプリントが返ってきました。 ところが別の店で焼き増しを依頼すると、非常にシャープな、カリカリの絵のプリントに仕上がりました。 ネガを見ると、ピントは確実に合っており、「最初に同時プリントした店はどんなプリントの仕方をしたのだろう?」と疑問に感じました。 同一のネガを使用してプリントしているのに、どうしてこのような仕上がりの差が生じるのでしょうか?また、今後このようなトラブルを避けるためにはどのようにプリント依頼すれば良いでしょうか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ネガプリントの場合、薄い金属製の2枚の板の間にフィルムを挟み込んで、機械(プリンター)でプリントします。 この時にフィルム位置がずれないように先の金属(キャリアといいますが)に溝やガイドがあってその位置からずれないように装填します。 最近はほぼ自動で装填されますので一度設定すれば、ピントがずれてしまう事はあまり無いのですが、人間のやることですからどこかに間違いはあります、この位置合わせの時にガイドや溝にフィルムの一部が掛かってフィルムが傾いて装着されることで、プリント面でのピンボケが発生する時もあります。 またフィルムの厚さから逆(裏表)に装填した場合もピンボケプリントが出来あがる場合があります。 なぜこのような事が起こるか?ですが、物理的な原因は色々ありますが、最終的にフィルムを見る、仕上がりのプリントを見るという最低限の行為を怠っているからです。 作業者として熟練さえすれば、ネガフィルムの状態を見てプリントの仕上がりが想像できますし、プリントした物に対して機械的なピンボケなのかネガその物がピンボケなのかが判りますので、間違いがあればすぐに気がつきます。 しかしながら小さな店舗など、一連の作業を一人もしくは少数の人間でやっている所であれば、作業と仕上がりの両方を確認することができますが 大きな現像所になると、プリントの作業と仕上がったプリントを見比べて確認というのが出来ませんので、気がつくのが遅れてお客様からの指摘が無い限り気がつかない物なのです。 大きな現像所であれば1日に数回、小さな店であれば1日1回(週に1回なんて所もありますが)テスト用のフィルムを現像して、テストプリントを作って作業毎の変化が無いよう勤めていますが、どうしても見落としがあるのです。 トラブルがあったようですが、再プリントを申し出るのは可能です、プリントに対してお金を払っているのですから、納得が行くまで何度でもプリントしなおすように伝えてください、素人だからと言いくるめられる場合がありますので、他社でのプリントを見本に付けてこのようにピントがあった良好なプリントが得られるのだから、あなたの所もできるはずだ、と指摘してください。 今後は、下手な所には出さないことですね。一度あることは2度3度またありますから(^^;
その他の回答 (5)
- puyo-n
- ベストアンサー率13% (13/93)
プリントの作業をしている者です。 私見を言わせて戴きますが、最初に同時プリントを出された店は、光学系のプリンター(昔から有る、光学レンズを使用して、ネガフイルムからレンズを通して紙焼きする方法)で、レンズのメンテナンスが余り良くない(清掃が行き届いていない)のでは無いでしょうか。 また、焼き増しを依頼された店は、デジタル系のプリンター(フイルムだけでなく、デジカメプリントも同じプリンターでプリントする機械で、ネガフイルムをデジタルデータに変換して、紙焼きする方法)を使用しているのでは? デジタル系のプリンターは、プリント時シャープにプリントされる様に、デジタル的に補正されています。 hosseinさんが、カリカリのシャープな写真が好みなら、焼き増しされた店に持って行かれた方が良いでしょう。 眠い絵の写真だとの事ですが、失礼ですが露出アンダーと言う事は無いですか? 海外旅行の写真なら、X線かぶりも考えられます。 デジタルプリントなら、その様な原版でも見られる様に補正されます。しかし、何でもカンでも補正されるので、嫌いな方もいらっしゃいます。 色々な店に出して、自分の好みの店を見つけて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 恐らく、ご想像のとおりだと思います。 最初に同時プリントしたラボの責任者と会話した際、アナログ機(ロッキー?)を使用しているような話を聞きました。また、焼き増しを行った店はデジタル機(フロンティア)を使っているようです。 ラボの、機械のメンテナンスが不十分だったとしても、そして仮にアナログ機がデジタル機に比べて解像度の点で劣るとしても、それにしても出来上がった写真は散々な出来でした(笑)。
- 2525seven
- ベストアンサー率14% (1/7)
はじめまして。(^_^) やはり店舗ごとに仕上がり具合は変わってくると思います。人が操作するので、色調やかたさなども違うと思います。そこで、見本写真などを一緒に出して「こんな風に仕上げてください。」とか「少し硬調で。(シャープに、とか、くっきりに。」と付け加えたりしたらいいと思います。私は、プロラボ現像所で働いていましたので、スタジオやお客様ごとに個別に仕上げて対応していました。好みはありますからね。(^_^)いくつかの店舗を回って、仕上がりがいいお店を見つけてはどうでしょうか?よりよい関係がよい写真を生むカギかもしれませんね。(^_^)
お礼
ご回答ありがとうございます。 >>スタジオやお客様ごとに個別に仕上げて対応していました。 さすがはプロラボですね。 ユーザーの要求水準に合わせて、作業者も意識やレベルを上げているんですね。というか、上げざるを得ませんね。 現像はプロラボ、CD-Rの焼き付けは融通の効くミニラボ、というような具合に使い分けようかと思っているところです・・・。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
プリントのピントがずれているのでしょうか? もし、プリントのピントがずれている(ネガフィルムには写っている細い線が、プリントでは潰れて判別できない)場合には、プリンタのメンテナンス不良のような気がします。 プリントに細い線は出ているのだけど、絵柄の濃淡や色のメリハリが弱い場合 人物撮影をする写真館を併設しているような写真店だと、色彩のコントラストが(最近の異常に鮮やかなデジタルプリントと比べて)抑え目になっていることもあります。 (写真店によっては、別の理由で薄い色に仕上げて来るところもあるようです。) このような場合には、(写真店で使われている機械や写真店にもよりますが)「もう少し鮮やかなプリントにして欲しい」旨伝えると、鮮やかなプリントにできることもあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ネガのピントは確実に合っています。 が、ピント固定、f値固定の「写るんです」で撮ったような眠い仕上がりになっています。ポートレートならともかく、眠い風景写真は見ていて悲しくなります(笑)。
- sc16
- ベストアンサー率33% (257/775)
多分機械の操作の熟練度の違いではないでしょうか。かなり自動化されていますが、やはり一部は人間の手による調整が必要です。それか機械自体の不具合かもしれませんね。ネガの破損があったとのことですから。けっこうミニラボは整備をせず放りっぱなしの店が多いので不具合がでてもおかしくありません。間違いないのはフィルムメーカーのラボに出すことですね。ここで不具合などが出たことは聞いたことありません。あと、フィルムメーカーのラボでも微妙に色彩が異なります。逆にそれを利用して自分好みの写真を作る方法もあります。過去に私はF社のラボで普通の写真は地元のラボに出し、人物は京都のラボに出したりしていましたよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 色に関しては作業者のセンスやスキルも大きく影響してきますから、仕上がりの出来、不出来は運次第なのかもしれませんね。
- polklklk
- ベストアンサー率0% (0/36)
そのシャープな写真、もしくはネガを見せて説明すれば プロとしてのプライドがある店なら必ず焼きなおすし 侘びとして2Lサイズ程度の写真も焼いてくれるはず。
補足
アドバイスありがとうございます。 実は、このプリントの件もそうですが、ネガの破損事故も発生しました。ネガの破損トラブルに関して担当者と直に話し合いの場を持ち、示談しました。従って今更プリントの不具合の対処を依頼することはできない状態です。 ということで、「同一のネガを使用してプリントしているのに、どうしてこのような仕上がりの差が生じるのでしょうか?また、今後このようなトラブルを避けるためにはどのようにプリント依頼すれば良いでしょうか?」というのが今回の質問の要旨です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 フイルムの需要がめっきり少なくなったせいでしょうか、現像・プリントで失望することが多くなりました。 夕景を撮ったコマなのに、極端にマイナス補正をして、暗部がザラザラになるまで色補正されてプリントされることも珍しくありません。下手に補正せず、無補正でプリントすれば良いと思うのですが。こちらとしてはカメラ、レンズ、フィルム等に気を配り、そして最終的に現像・プリントを依頼している訳ですが、その最終段階でチョンボされると、かなり凹んでしまいます・・・。 よくレンズの発色や解像度の話が話題に上りますが、いくら発色の良いレンズを使って、解像度の高いレンズを使っても、プリントの際にカラーバランスを崩されて、ピントを外されたら、レンズに拘る意味が無くなるのでは?と思います。