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無水トリフルオロメタンスルホン酸の保存法

有機合成で、水酸基にトリフラートを導入するため無水トリフルオロメタンスルホン酸を使用します。10gのアンプル(和光で購入しました!)を購入したんですが、全量使用しないため、余ったのは茶褐色のサンプル瓶に移し、水分が入らぬようパラフィルム等で巻いて、冷蔵庫に保存しておいて大丈夫でしょうか?(試薬の説明見ると水分を吸うと分解すると記載があったため!) 使用したことがある方いらっしゃいましたら、臭い、危険性等含めよろしく回答の程よろしくお願い致します。

  • 化学
  • 回答数2
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みんなの回答

  • BOB-RooK
  • ベストアンサー率24% (63/261)
回答No.2

 化学系の研究室ならMerkIndexとかあると思いますが、ウェブ上でもCAS No.=358-23-6 で情報は記述してありますので参考にして下さい。  強酸の無水物ですので皮膚刺激性があり、ゴム手袋の使用が推奨されてます。また、保存法はNo.1で回答されているrei00 さんのおっしゃる通りで、湿気と激しく反応して分解して強酸を生成しますので、あとは加速度的に分解します。  私も良くやってしまいますが、また封管するのが面倒でパラフィルムくらいで密栓したつもりで冷蔵庫保管するのですが、これは駄目でしょうね。あと、冷蔵庫から取り出してすぐに蓋を開けようとする人がいますが、あれでは瓶の中で露結して下さい、と言わんばかりのやり方ですので、その後の試薬の寿命は当然短くなります。  姑息な手ですが、バイアルに詰めてゴム付きの口栓をかしめて蓋をして、後はシリンジで抜いて使う、という手は如何でしょう。これも長期には保管しないことが前提ですが・・・  ちなみにトリフルオロ酢酸無水物の場合は毎回トリフルオロ酢酸と五酸化リンで無水化して使う量だけ作ってました。沸点が40度で保管が大変なのと、買うと高かった(学生時代のこと)のが理由でしたが。実験結果をうまく出したいのなら、もったいないようですが、使い切りの使用が正しいと思います。

ty-net
質問者

お礼

ありがとうございます。MerkIndexは研究室あいにくありませんし、CASもWEBで検索できるということのようですが、方法教えていただけると幸いです。 さて、試薬のことについてですが、やはり使い切りが一番よさそうですね。10gといえども、密度は1.320で7.5mlしか入ってませんので・・・。類似の化合物も同時にトリフラートにしようと思ってますので、一回でやはり使い切るのが無難ですね。(まだこの試薬を用いて合成法が確立できるわけではありませんので・・・。) ところで、トリフルオロメタンスルホン酸無水もこの方法で作ることできるんでしょうか。(参考文献ご存知でしたら、酢酸の方でもいいです。よろしくお願いします。)

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.1

 「無水トリフルオロメタンスルホン酸」は使用経験がありませんが,他のアンプル入り試薬の使用経験に基づく回答です。  まづ第一に,指導教官の方あるいは先輩の方にはお尋ねになりましたか? 以下は一般論ですが,あなたの研究室での習慣があるかも知れません。具体的には,それらの方に聞くのが一番の方法です。 以下は一般論です。  試薬はキチンと口を閉じて保存するべきものです。  アンプルの場合は・・・。何のためにアンプルに入れて売っているのでしょうか? そうする必要があるから(今の場合は,水を吸って分解するから)ですね。でしたら,当然,使用する度に封じるべきですね。

ty-net
質問者

お礼

いつもお返事ありがとうございます。以前かなり前に求核置換で投稿したものです。その後いろいろと試しているんですが、ここの部分の合成法を確立していません。プレニルブロミドをグリニヤーや銅試薬で極性転換させ、脱離基による求核置換を何とか達成できればとおもっています。TSで検討していたんですが、やはり高次クプラートを用いると反応は何か起こっているんですが、プレニル基はNMRでは、ピークがはっきりしなくて、(もしかしたら転位が起こっている可能性もあります。)以前グリニヤーで塩化トリメチルシリルの求核置換ではプレニル基入っていることが確認できたので、グリニヤ経由を用いようと思い、その場合脱離能の高いトリフラートと思い、1級アルコールですがグリニヤ臭化銅で反応している文献があるので、その方法でやってみようと思い今回質問した次第です。試薬は、少量なので、一度に使い切ってしまうほうが無難なので相しようとおもっています。 求核置換は結論でるのに時間かかりそうですね! 進展あれば、返信しますのでよろしくお願いしますね。

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