• 締切済み

論理学について

次の問題についての解答または関連の参考文献、参考HPを教えてください。 「論的演繹概念は、我々の世界におけるある事実を確認しようとする時どのように使用する事ができるか」 宜しくお願いします。

みんなの回答

  • starflora
  • ベストアンサー率61% (647/1050)
回答No.1

    どういうことを尋ねられたいのか、これだけではよく分からないのです。「論的演繹概念」という言葉は、これは何を意味するのかが不明です。「論理的演繹」または「理論的演繹」ならありそうに思います。     「論理的演繹」だとしても、「世界におけるある事実の確認」というような行為・企図とどういう関係を持つかを尋ねると、これはカントの問いか、ヘーゲルの問いか、つまり、ドイツ観念論哲学での話なのか、あるいはフッサールなどの現象学でも、こういうことが問題になりますし、マルクス主義でも問題になるようです。また、論理学での問題でもあり、形式論理学(現代論理学)のテーマ・問題のようにも思えます。     そう言ったことについて何かを知っているという訳ではありませんが、これだけでは、どの分野のどの論のことか、ほとんど分かりません。     例えば、以下のURLに、現象学と関係して、「理論的演繹」が出てきますが、こういう問題ではないような気もします:   http://www.nice.st/book/2-2-1.htm     以上の前提で、素朴に考えると、「演繹概念」とは何かというと、「帰納概念」の逆で、理性的原理乃至定理的命題から、論理規則などで、定理的命題を導出する作業についての概念だということになります。     事実は存在するもので、論理規則が必ずしも事実に適用できるとは限りません。それは論理的演繹法が、事実の存在の確認にとって、必ずしも有効ではないと云うことです。しかし、必ず有効とは限りませんが、事実の命題主張に対し、他の事実命題との整合を演繹的に示して、そのような事実命題の主張は、論理的に他の事実と整合しない、言い換えれば、論理的演繹として出てこないと主張することは可能ではないかと思います。     経験的に、カラスは黒い訳で、例外が一応認められていないのです(アルビノのカラスとかは、また話が違って来ます)。そこから論理的演繹で、「世界には、黒いカラスがいる、白いカラスはいない」という命題が出てきます。これは、世界には、「白いカラスはいない」という「事実命題」の確認において、意味を持ちます。     従って、問いについて、このように素朴なレベルで考えれば、事実の命題の集合が、その事実の内容が十分に単純で、論理的な規則で扱える場合、論理的演繹の概念は、ある事実の確認について、有効性を持つと云えます。しかし、これは最初に述べているように保留があるので、事実の命題が複雑で、論理的関連が形式化できないような複雑なものには、論理的演繹概念を適用するのは、詭弁を容認することになる可能性があるということになります。     形式論理自体が完全ではないのですから、事実の命題的構造は、形式論理の演繹概念で扱える場合もあれば、扱うのが不適切な場合もあり、通常は、大きな枠で事実の確認に使用はできても、それで、すべてが分かるということにはならないし、むしろ、誤謬や詭弁への道を開いてしまうということでしょう。     十分に単純で形式化でき、見通しのよい、事実の命題については、形式論理あるいは古典論理の論理演繹の概念は有効であろうということです。また、こういう場合に限って使用すべきだろうということは云えると思います。  

関連するQ&A

  • 論理学、正しい演繹かどうか分かりません

    野矢茂樹先生の新版論理トレーニングの課題演習で次のような問題がありました。 次の推論は、演繹として正しいか、誤っているか。誤っている場合はどうして誤りなのか説明せよ、というものです。番号は私がふりました。 あるクラスの学生について調べたところ、(1)倫理学をとっている学生は誰も論理学をとっていなかった。また、(2)哲学をとっている学生は全員論理学をとっていた。このことから、(3)倫理学をとっていない学生だけが哲学をとっている、と結論できる。 私の考えは、以下の通りで正しい演繹ではないとなりましたが、ベン図を書くと結論は正しいようです。書籍に解答が無く困っています。どなたかご教授お願いします。 倫理学をとっているをA、倫理学をとっていないをa、 論理学をとっているをB、論理学をとっていないをb、 哲学をとっているをC、哲学をとっていないをcとする。 (1)はA→b、(2)はC→B、これらを前提として(3)a→Cと結論できるかが問題となっている。(1)の対偶はB→aであるから、(2)と併せてC→aは成り立つ。a→CはC→aの逆であるため、正しい演繹とはいえない。

  • 「抽象化、具体化」と「帰納法、演繹法」について

    ロジカルシンキングについて教えてください。 「抽象化、具体化」と「帰納法、演繹法」はどういう関係なのでしょうか。 WEB上にある情報や書籍化された情報は混乱しています。「抽象化=帰納法、具体化=演繹法」と解説している方もいらっしゃれば、「論理展開は帰納法、演繹法のみ」としている方もいらっしゃいます。 私の認識では、「抽象化≒帰納法」です。抽象化は無駄を排除する思考法である一方で、帰納法は一般化の方法であり、これらを同義とするのは間違っていると思います。 また「具体化≠演繹法」であると認識しています。具体化は端的に言えば大カテゴリを小カテゴリに分けることで、演繹法は大カテゴリを前提としてそれに当てはまる事象を論理的に思考する方法論であり、それらは似て非なるものだと思います。。 どちらもロジックツリーで表現されることが多いですが、、ピラミッド構造化してしまうから混乱を招いているように思います。 どちらも思考の方法論ではありますが、ピラミッドの構成法は異なるものなのでないかと思います。 論理的であることにおいて「抽象化、具体化」と「帰納法、演繹法」は外せない概念だと思うのですが、それらの違いを簡単に説明してくれいてる文献がないので、どなたか分かりやすく説明いただけないでしょうか。

  • 確率論の範囲の中での決定論について

    タイトルが抽象的なのですが、数理物理の様々な論考において確率・統計的で帰納的なアプローチ(データ解析など)と決定論や演繹的なアプローチ(シミュレーションとか)に大別できると思います。しかし、確率論の範囲において演繹的な論考も可能だと思います。例えば、ある量は正の無限大方向への可能性があるけれども、負値は存在しない、ということになると、確率分布が左右非対称になりますね。その量の性質を考えてレイリー分布になることが示せた(演繹された)というような場合です。 そのような演繹の事例が解説されている文献などあるでしょうか。私が持っている書籍にはそのようなものがありません。”〇〇という物理現象は××という確率分布に従う”と書いてあり、そのことを承認した上で、それを使って演習するという流れになっていきます。”なぜ?”を一旦停止して演習を進めるということなのです。このようなことが解説されているサイトでも文献でもいいですが、ご紹介頂けると助かります。そのような事例を見ると理解の参考になると思います。よろしくお願いします。

  • 抽象化-具体化と帰納法-演繹法の概念について

    論理的思考について教えてください。 「抽象化、具体化」と「帰納法、演繹法」はどういう関係なのでしょうか。 WEB上にある情報や書籍化された情報は混乱しています。「抽象化=帰納法、具体化=演繹法」と解説している方もいらっしゃれば、「論理展開は帰納法、演繹法のみ」としている方もいらっしゃいます。 私の認識では、「抽象化≒帰納法」です。抽象化は無駄を排除する思考法である一方で、帰納法は一般化の方法であり、これらを同義とするのは間違っていると思います。 また「具体化≠演繹法」であると認識しています。具体化は端的に言えば大カテゴリを小カテゴリに分けることで、演繹法は大カテゴリを前提としてそれに当てはまる事象を論理的に思考する方法論であり、それらは似て非なるものだと思います。。 どちらもロジックツリーで表現されることが多いですが、、ピラミッド構造化してしまうから混乱を招いているように思います。 どちらも思考の方法論ではありますが、ピラミッドの構成法は異なるものなのでないかと思います。 論理的であることにおいて「抽象化、具体化」と「帰納法、演繹法」は外せない概念だと思うのですが、それらの違いを簡単に説明してくれいてる文献がないので、どなたか分かりやすくご教示いただけませんでしょうか。

  • サッセンの世界都市論

    サッセンの世界都市論について教えて下さい or参考になる文献やURLを教えて下さい。

  • 英国の民族の概念

    イギリス人、イングランド人、スコットランド人、アングロ・サクソン人の4つの概念をそれぞれ分かりやすく区別して教えて下さい。その際、その概念を知るのに使用した参考文献を挙げて下さると助かります。よろしくお願いします。

  • リサージュ図形

    リサージュ図形が得られる原理について教えてください。 また関連HPや参考になる文献も教えてください。

  • 著作権はどこに帰属するのですか?

    過去問の解説ページを開設していて、選択式の問題に対し、この問題の解答はこれであるという説明をHPでしたとします。 また、オリジナル問題と称し、参考書の内容が問題形式に変形され出されたりもしていました。 ただ、この解説については明らかに複数の参考書から引っ張って作られたもの(HP内に明記されているし、参考書で読んだものも確かに存在する)で、作者が考えて導いた回答ではありません。 このページの作者は引用元や参考文献はホームページに載せていますが、この"解説"の著作権はこのHPの作者に帰属するのでしょうか。 それとも、引用元や参考文献の作者に帰属するのでしょうか。 一応、このサイトには本ページの全ての文章の無断転載、転用を禁止しますと書かれていて、著作権を保護されていると明記されていました。 私は法律には余り詳しくなく、このページの作者に対して含むところはありません。 ただ、こういうページを見つけたので、著作権ってそういうものなのだろうかと気になったので、参考までに教えてください。

  • 今からでも論理的思考力(国語力)を高めれますか?

    当方大学3回生(21)の者です。 昔からそうだったのですが、よく人の話や文章を聞いたり読んだりしている時に、 「今の話や言葉は一体何を意味しているのだろう」と、すぐに理解できない時があり、良く分からない時は適当に聞き流したり、読み飛ばしたりしていました。 実際、話や文章の中にはきっちり道筋があり、しっかりとその筋をたどれば絶対にそれらが意味している事というのは理解できるものばかりなのですが、私には出来ない事が時折ありました。 そして最近やっとそれが「国語力」が原因だと気付いたのです。 (私がここで言う「国語力」とは、特に漢字の知識や、熟語力などではなく論理的思考能力と考えてください 思い返せば、今までろくに本等も読んだことが無いし、今の大学(偏差値50程度)には指定校推薦で入ったため受験で国語の勉強を一切していません。 つまり、今まで自分は「論理的思考力」を鍛える訓練をまったくと言っていいほどしていないのです。 もちろん中には勉強など一度もした事が無くても国語力が高い人は何人もいるとは思いますが、私はそうではありませんでした。 なので今からでも間に合うのでは、と思い受験用の参考書を用い読解問題を解き、自分の論理的思考能力をみました。 参考書として使った教材は、 「出口の国語レベル別問題集」中学生版-難関編- というもので、まずは試しに中学生が使う高校受験用の教材を使ったのですが、正直ナメてました。半分も正解出来ませんでした。 解答を見ると大半は「なるほど」と理解する事が出来ましたが、いくら解説をよんでも「何故こうなるんだろう」といつまでたっても理解出来ない問題もあり、本来ならば中学生が解く問題を21歳の自分が半分も解けない事実を知って正直自分は今まで何してたんだろうと後悔と悔しさで一杯です。 もうこの年からでは論理的思考力を高める事は出来ないのでしょうか? 私の今の論理的思考力では恐らく、将来会議やプレゼン等でかなり支障が出てくると思います。 (資料に書かれている文章の内容がいまいち理解出来ない、または理解に時間がかかる等) なのでどうしても論理的に物事を考える力を付けたいのですが、何かいい方法と言うのはなのでしょうか? 結果は散々だったと言え、やはり一番の方法は筋道の解説が載っている受験用の参考書を使うのがベストだと思います。 私が使った参考書がたまたま「今」の私にとって難しかっただけで、難易度を下げ、段階的にしていけば論理力を鍛えることは出来るでしょうか? 何かアドバイスお待ちしております。

  • 各種文献・特許情報入手の仕方について

    最近ある種の開発を志していますが、参考文献(全世界の学会誌)、及び関連特許(全世界の物)を調べるにはどうしたらよいのでしょうか?詳しい方教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。 調査時間は3日以上で可です。