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ぬれ張力試薬を使用した金属表面のぬれ性測定
エチレングリコールモノエチルエーテル=ホルムアミド系のぬれ張力試薬を使用してステンレス表面のぬれ性を測定しているのですが、(1)この場合ぬれ性を左右するステンレス表面の影響因子は一般的にどういうものが挙げられますでしょうか?(2)ぬれ性を高くする方法はありますでしょうか?(3)大気中にステンレスをしばらく放置しておくことでぬれ性が変化することは考えられますでしょうか?以上、質問項目が多いですががご存知の方いらっしゃればご教示頂きたくお願い致します。
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>(1)この場合ぬれ性を左右するステンレス表面の影響因子は一般的にどういうものが挙げられますでしょうか? もっとも端的に効くのは汚れです.逆にいうと,評価前にどのような前処理で表面をきれいにしているのかは重要です.エッチングのような処理をしているのか,脱脂程度なのか,等. 次は,表面の水酸基化でしょうか.これは熱処理したりすると変わってきますが,長期間ふつうの空気中に置いてあったのならほぼ問題ないかもしれません. >(2)ぬれ性を高くする方法はありますでしょうか? 何に対する濡れ性でしょうか.評価試薬に何を使っているかはともかくとして,結局何を知りたいのか,という話です. >(3)大気中にステンレスをしばらく放置しておくことでぬれ性が変化することは考えられますでしょうか? 汚れ以外だと,最初のステンレスがどういう状態だったかによるでしょう.
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- c80s3xxx
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重なっているところが変化が小さいとなると,一番に疑われるのは汚れです. 空気中にはかなりの量の汚れがあり,たとえば油滴のようなものもかなりあります. きれいな表面にこういうのが付くと,水に対する濡れ性はかなり変わります. 再脱脂すると濡れ性が回復したりしませんか?
お礼
ご回答有難うございました。ご指摘のとおり、汚れの可能性が高いようです。
補足
ご回答有難うございます。質問について補足致します。ステンレス板を脱脂後に熱処理しているのですが、熱処理後に重ねて2、3日放置しておくと、どういうわけかぬれ性の値が低くなっていくため、ぬれ性の値を高い状態で維持するには、どうしたらよいかという内容です。(どういうわけか、板同士重なり合った部分は比較的ぬれ性の値が低下しないようです)