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ABO式血液型不適合妊娠について

様々な文献にはRh式血液型不適合妊娠のことは記載されているのですが、ABO式の方は少し記載されている程度で、あまり詳しく書かれていません。 このように、Rh式よりABO式のほうがあまり問題視されていない?のは、なぜなのでしょうか? 症状がRhに比べて軽いのでしょうか?確率が低いからでしょうか? もしよろしかったら、ABO式血液型不適合妊娠の発生機序も教えてください。

みんなの回答

回答No.2

ABO式も命に関わる程、大切ですが、不適合妊娠に関して言えば 、ABO式は関係ありません(稀に問題を起こす事がある) 簡単に言うと 「Rh(-)の血液型の女性がRh(+)の胎児を妊娠した場合に何らかの原因により胎児血が母体側に紛れ込んでしまう事」です。 >症状がRhに比べて軽いのでしょうか?確率が低いからでしょうか? RHに比べると低いです 詳しくは下記サイト http://www.ladys-home.ne.jp/faqsite/ans-files/FAQ-I/FAQ-I5.html

回答No.1

Rhの方はIgG抗体で胎盤を通過するのに対し、ABOの方はIgMで胎盤を通過しないためです。 ・Rh式血液型不適合妊娠 Rh型に対する抗原はタンパク抗原であり、輸血や出産で他人の赤血球が体内に侵入してはじめて抗体が造られる。 この抗体はIgGに属するため、胎盤を通過しうる。したがって母児間でRh型が異なると分娩時に母体が胎児血で感 作され、二児目の妊娠時に胎盤を通過して胎児に溶血性貧血や胎児水腫をもたらす。 ・ABO式血液型不適合妊娠 一方でABO型抗原に対する抗体は通常ではIgM抗体に属する。この抗体は胎盤を通過しないので通常では 問題を生じない。 しかし稀にAB型抗原に対してIgG抗体を産生する母体があり、この場合は胎盤を通過して胎児に血管内 溶血をもたらす。

panama-unnga
質問者

お礼

教えていただいてありがとうございました。とっても解りやすかったです。IgMとIgGの違いですね★ でもなぜ、まれにAB型抗原に対してIgG抗体を産生してしまうのでしょうか?? 確率的な問題なのでしょうか?

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