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回線インピーダンスとは
どのような物なのでしょうか? インピーダンスとは違うのですか?
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電気的には同じものです。しかし使い方(使われ方が違います。 インピーダンス 「ある負荷」に「ある電圧」をかけると「ある電流」が流れます。このとき、 「ある電圧」÷「ある電流」=インピーダンス ですね。(逆算でも同じ)。 複素表現が面倒なので「ある」としていますが。 回線インピーダンス 回線とは、電気信号を遠方に運ぶとき、送信端と受信端を結ぶ媒体をいいます。 上の例に準じてで言えば、 「送信端電圧」÷「送信端流入電流」=回線インピーダンス です。 このとき、受信負荷が影響するなら、負荷条件は整合している必要があります。 使い方としては、 送信電圧源は、回線インピーダンスに等しいインピーダンスを持って供給すること(整合)。 受信負荷インピーダンスは受信側回線インピーダンスに等しいインピーダンスとすること(これも整合)。 こうすることによって効率の良い伝送が実現されます。 余談ですが、音響/スタジオ機器では、低インピーダンス出力、高インピーダンス入力の回路が多く使われており、音響屋さんと回線を扱う伝送屋さんが話しをしたり、音響回路と伝送回線を接続するとレベルが会わなかったり、問題多発です。文化が違うので中々たがいが理解できないのですね。
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- ymmasayan
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特性インピーダンスのことだと思いますが。 無限の長さの線路に交流電圧をかけたときに有る電流が流れます。 このとき電圧/電流を線路の特性インピーダンスと言います。 特性インピーダンスは線経、間隔、絶縁材によるL,Cによって決まります。 特性インピーダンスの違う線路をつなぐとその境界で反射が起こります。 送信側の装置の出力インピーダンスと線路の特性インピーダンスと 受信側の装置の入力インピーダンスを合わせることを インピーダンス整合(マッチング)と言います。 テレビの同軸ケーブルが75オームというのは特性インピーダンスのことです。